2024年5月18日対話の前にまずは【視座を揃える】こと
ここ最近は、かなりのマルチタスク状態に
なってしまっています。
その都度仕事はさばくようにしてはいるものの、
3月決算の業務も重なることから、
様々なものが積み重なっている感覚。
こんな時はやはり、つまみ食いをしながら
食べたいところを全力で食べる!という戦法が
功を奏するように感じています。
<2023年12月6日【つまみ食いの精神】
で仕事はうまく進む>
https://muratax.com/2023/12/06/7205/
先日娘より、
「好きなものは先に食べる?あとに食べる?」
と聞かれ、
これに即答できず、
その場から逃げ出してしまい、
父としての不甲斐なさを強く感じました。
先か後か・・かなり難しい問題なのですが、
今年はここを決めることを目標にしたい
と思います。
さて、そんなある意味哲学的なお話から、
今日の本題です。
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■私は以前の記事の中でよく
【対話が大切】
ということを、ことあるごとに書かせて
いただいています。
書かせていただいている通りで、
もちろん本当にそのように思っている
ところなのですが、
「どうしてもそんなにうまくは
いかないですよね」
と疑って聞かれるということも。
ただ、これもまた本当にその通り
ではないかと思うんですね。
■対話をするということを考えると、
十人十色どんな人とも対話をして
その意見を擦り合わせて
【みんなが納得していくような解を
目指していくことが最上級の解】
ではあるのですが、どうしても
【経営においてのことを考えると
そうも言っていられない】
ということもあるでしょう。
■と言うのも、そもそものその方が
置かれている環境や考え方、
価値観が許容度を越えて大きく
異なっているとしたら、
【そもそも対話をすること自体が難しい】
ということもあるかもしれません。
こういった点は致し方ないというもので、
【経営においては対話できる環境を
整えるということがまず大切】
なように思う次第です。
■そのようなことをつい先日顧問のお客様と
お話ししていたのですが、
『視座の違い』というお話になりました。
<参考-「視座」とは>
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%A6%96%E5%BA%A7
この『視座』が違っていると、
共通言語を持つこと自体が難しく、
対話をして価値観を擦り合わせ、
共に同じ方向に向かっていく
ということ自体が困難である
ということになってしまうというもの。
■とは言え、
時間をかけて対話をし合っていけば
場合によっては解決策が見い出せるのかも
しれませんが、
現に我々経営者は適時適切に経営を
していかなければなりませんので、
そういった視座の違いについてまで
【相手の視座に合わせていこう】
とすると、その対応に時間や労力を
奪われてしまい、
【経営においては本末転倒となってしまう】
こともあろうかと思います。
そのようなことから
【視座を揃えるということは
かなり重要である】
と言えそうです。
■かく言う私たちも、その視座を揃えるがために、
顧問契約の際に
【私たちはこのような理念で動いています】
ということを記載したパンフレットを
作っています。
(こちらがそのパンフレット。
スタッフ全員で対話をし合い、
その都度ブラッシュアップしています。)
村田佑樹税務会計事務所パンフレット
逆に言えば、
【このパンフレットに共感していただけない
方に関しては、顧問契約が難しい】
ということになるわけですね。
またこのパンフレットは我々の基本スタンス
を書いていますので、
これは顧問契約のみならず、
【我々がチームの一員として迎え入れる
スタッフにも言えること】
ということもあります。
■先日は顧問のお客様とこの『視座』のこと
についてお話をしてきたわけですが、
知らず知らずに我々もそのような視点を持ち、
【視座を揃えるということを徹底している】
ようなことに気が付きました。
どうしても対話をして十人十色の考えや
価値観を擦り合わせるのが重要とは言え、
そのような現実がありますので、
【まずは視座を揃えることは何より重要】
ということはこの記事の中で
申し添えておきたいと思います。
■そして視座を揃えるために
経営者として、また自社として
【どのような表現の仕方を心掛ければ良いか】
ということを考え、適切な人材に
アプローチしていくことを考えることは
【経営の根底部分で大切である】
と言えるでしょう。
ぜひ自社にとっての視座を明確に把握し、
【その同一の視座に立って考えることが
できる方とのご縁】
を大切にすべく、経営の一手を考えてみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・対話が大切であるということは
『言うは易く行うは難し』というもので、
【前提として視座が揃っている】
ということがまず大切であると言える。
・したがって、『視座があっての対話』
と考えた際、
【視座を揃えるためにはどのように
すれば良いか】
と考えることもまた重要であろう。
・そのような視座の揃った人と
出会うためには、
自社の理念などを明確に表現すること
が必須であるように感じるところ。
・そのように、
『視座を揃える』ということは
経営においての根幹部分で何より
重要なことであるため、
自社にとっての視座を明確に把握し、
【その視座に合う人との出会いを求めた際、
どのような一手を考えれば良いか】
ということを念頭に置いて、
実際の行動をとっていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。