2024年7月22日雇用でまず考えたい【前提や認識の擦り合わせ】について
昨日は7周年ということで、
ちょっとしたこれまでの振り返りを
していました。
今日からちょうど週明けですので、
また心機一転、8年目の幕開けの日を
有意義なものにしていきたいと思います。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で
マーケティングと求人の関係などについての
お話をさせていただきました。
<2024年7月20日マーケティングにも通ずる
【求人の際に心がけたいこと】>
https://muratax.com/2024/07/20/7954/
先日の記事の要旨としては、マーケティング
も求人も原理原則は同じものがあり、
それは、いかにして自社が求めているものを
相手に対して適切に伝えるかということ
なんですね。
そのことにより相手もそれを知り、
そのお相手の方ご自身がそれに適しているか
判断できるというものでしょう。
■こういったことを考える際は、
マーケティングから成約に繋がった段階で、
その成約の段階にも今一度双方の認識の
擦り合わせをすることが必要であるのでは
ないかと、私は考えます。
マーケティングの段階では、どのようにして
見込み客にアプローチをするのか
ということを考慮するわけですが、
いざ契約となると、自社が提供できる商品や
サービスと、
お客様が期待しているその内容の認識が
相違ないようにしないといけない
というところ。
■これをしない状態で
契約に進んでしまったとしたら、
双方にとって思ってもみない方向にことが
進んでしまい、
結果として不安や不満などが増した状態で
商品やサービスの提供が進むものでしょうし、
その延長線上には決して良い結果が
得られないものと考えられそうです。
こういったことを明確に擦り合わせて
進まないことには、
せっかく契約が決まったとしても、
双方にとって不幸な結果となることが
想定されますので、十分注意しなければ
ならないでしょう。
■そして、こういったことについては、
雇用についても同じことが
言えるのではないでしょうか。
雇用においては、実際の仕事をして
いただくにあたり、
どのような理念のもとに、
どのような仕事を、どのような手段で、
また、どういった納期でしていただくか
ということを双方に擦り合わせる必要があり、
このベースが整わない状況で仕事をして
しまっているようでは、
経営者側が期待していない成果物が
仕上がってしまうことが想定されます。
■そのことに対し、
「思った通りの仕事をしてくれない」
と嘆いてしまうようなことも
少なからずあるわけですが、
実のところ、それは本末転倒ではないか
と私は考えます。
要は、土壌がしっかりとしていない上に
建物を建てたとしても、
それは揺らいでしまう、または
崩壊してしまうというもので、
【双方にとって認識の相違がないように、
仕事の内容についての擦り合わせをすること】
は何より大切である、と言えるでしょう。
■どうしても経営者側と従業員側においては、
置かれている立場が異なるため、どうしても
考えの相違が出てしまうというもの。
こういった点において、
双方が歩み寄ったのちに、
そのように認識の擦り合わせをしていく
ことは、大変重要ではないかと
思う次第です。
■どうしてもこういった
前提の擦り合わせを蔑ろして経営や仕事を
進めてしまいがちなものなのですが、
本来的に大切なのはこういった
『原理原則の部分』であると言えます。
そのような点を念頭において、集客や成約、
そして雇用の関係について今一度考察し、
経営にとって最も有用な選択を心掛けて
いきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・雇用においてもマーケティングや
成約においても、
『前提の擦り合わせをすること』は
何より大切であると言える。
・その前提の擦り合わせをせずに
仕事や商品やサービスの提供を進めて
しまったとしても、
関係している人たちにとって良い結果
とならないものではないだろうか。
・大切なのは、双方にとって求めているもの、
そして求められているものを明確に認識して、
そのベース部分のズレがないように
仕事をしていくこと、または商品やサービスの
提供をしていくことであるため、
今一度そのような考えの原点に立ち、
本来的に取り組むべきことを思索して
いきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。