2024年12月13日【理念・価値観】をベースにしての経営判断
今日は思いの外早く目が覚めてしまい、
睡眠不足気味です。
体調のこともあるので、適度に仮眠を
取りながら、上手に進んでいきたいところ。
スタートは良くない状況ではあるのですが、
ここから挽回できるかどうかは
気持ちによることが多いので、
前向きな心構えで楽しく動いていきたい
と思います!
さて、本題です。
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■私は税理士としての仕事以外でも、
多くの経営者の方とお会いする機会が
あります。
そのような中で、私自身が起業して8年目に
入ったということもあり、
もはや起業当初の新人というところからは
少々脱してしているのかなという感覚です。
■というのも、これから起業しようという方や、
起業間もない方からの相談も少なくなく
なってきており、そういった相談については、
経験値で語ることができるようになって
きたのかなという感覚があるからという
ことなんですね。
■どうしても起業当初は、売上がゼロからの
スタートですので、
「どうやって売上を作っていくか」
ということから考えるものでしょう。
実のところ、そのようなご相談が大変多く
あるという状況で、そのような際に、
私自身の起業当初のことを振り返って、
その方に応じてお話を伺いながら、
アドバイスをさせていただく
機会があります。
■振り返ってみれば、起業当初はとにかく
がむしゃらに動き回っていたような
感覚ですね。
毎晩毎晩人に会い、その一度会った人で、
またお会いしたいなという人にはもれなく
その後にコンタクトを取り、
一対一で食事をする機会を多く設けて
きたような感覚です。
最初の出会いは一回きりなのですが、
それを2回、3回と回を重ねるごとに、
その方との関係性も次第に深くなり、
そこから信頼が生まれてくるような感覚
なんですね。
■ただ、そのような良い出会いばかりではなく、
中には、常識を疑ってしまうような人との
出会いもまた少なからずあったかな
という感覚です。
私自身、起業当初は人に会うということに
かなり抵抗があったということもあり、
また、そういった自分にとって合わない人
への耐性がなかったということもあって、
そのような出会いがあった際は、
どうしてもマイナスの思考に入ってしまい、
全てが真っ暗に見えてしまうような感覚
でした。
■しかしながら、
そのような機会も多く踏んでいくことにより、
次第にそのような人に対する耐性も
ついてきて、
さらには、自分にとって心地の良い方と
一緒に居続けることにより、
そういったいわゆる負のオーラをまとった
方は自然と遠ざかっていったような感覚が
あります。
■そして、これは実際に契約をしてからも
同じことが言えるところで、
どうしても、契約当初において見えて
いなかった部分が、
契約後に想定していなかったような価値観
の違いが見られたりするということも、
時にはあります。
そのような中で最も大切なのは、自らの
掲げている経営理念や価値観に沿って
行動できているかということなんですよね。
■そのような観点から考えると、
たとえ契約後で、その方がお客様に
なっていたとしても、
その契約後にそういった理念や価値観に
そぐわないということが明確になった際は、
勇気を持ってその仕事を断ち切るという
こともまた大切なのかなという感覚です。
■逆に、そのような状況の中で無理に
仕事をしてしまうと、
自らがどんどん蝕まれていって、
その余波は周りの人にまで及んでしまう
ということが少なくありません。
契約であれ、仕事であれ、
【まずは人と人との信頼関係】
ではないでしょうか。
■その人との信頼関係が欠損した状態では、
できる仕事もできなくなるというもの
でしょう。
そういった自らの判断基準を明確に設けて、
まずは自分が幸せでいることにより
周りの人も幸せになれるものですので、
そのような視点を持ち、経営の判断を
その都度的確にしていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・起業当初は、とにかく人に会い、
人に会うことの耐性をつけて、
どんな人であろうと状況に応じて対応
できるようになることが求められるかな
というところ。
・専門職に経験と学びが必要なのと同じく、
人と会うことについても、その場数を踏む
ことにより、どんどん人に対する耐性が
ついてくるというところ。
・そのような中で、仕事に関しては、
自らの価値観や理念に照らして、
その価値観や理念にそぐわない人が
現れた際、
勇気を持って仕事やその人との付き合いを
断ち切るということもまた重要であろう。
・まずは自分が幸せになることにより初めて、
周りも幸せになっていくことから、
上述したような理念や価値観にそぐわない
ものは極力即座に切り捨てて、
経営者としてより良い未来に向かえるよう、
経営判断をその都度的確にしていきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。