2025年3月13日【副業の確定申告】の「念押し」的な内容です
確定申告まであと4日ほど。
いよいよ繁忙期の最後の詰めに
突入しています。
このような時期であっても、
無機質な電話やメールがあるものですが、
集中しなければならない時期ですので、
決して惑わされることなく、
気を引き締めて進めていきます。
さて、本日の本題です。
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■今日のテーマはサラリーマンの
副業に関する注意点で、
念押し的な記事になります。
副業をしている方が増えていますが、
特に確定申告に関しては、
注意が必要です。
■副業バレの主因は、
会社に通知が来る『住民税』。
副業の事業所得での利益が
出ている場合、
もし会社にバレたくない場合は、
住民税の「自分で納付する」に
チェックを入れることを
忘れないようにしましょう。
確定申告書第二表に、
その欄があります。
<国税庁HP-確定申告書様式>
■チェックを入れないと、
副業の分の住民税が、本業の給与から
天引きされる住民税に上乗せされる
ことになり、
会社に知られるリスクが高くなります。
■一方、損失が出ている場合、
事業所得の損失と給与所得が相殺され、
所得税が還付され、
住民税は減額されます。
所得税の還付は自分にしかわからない
のですが、
住民税については、勘の良い経理担当者に
気づかれる可能性もありますので、
その点には注意が必要です。
■そのようなことから、
副業の利益が出ている場合、
住民税の「自分で納付する」に
チェックを入れないと
本業に副業がバレる可能性があります
ので、要注意です。
もし誤って確定申告をしてしまった場合は、
3月17日までであれば、『訂正申告』と
言って、
確定申告書を再提出することができますので、
もしもの場合は、そういった制度も
上手に知って、活用するようにしましょう。
過去の記事では、少し突っ込んだ話も
しているので、
よろしければ、ご参考ください。
<2023年3月9日サラリーマンの「副業バレ」
について、意外と知られていない事実>
https://muratax.com/2023/03/09/6237/
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《本日の微粒子企業の心構え》
・サラリーマンの副業は、
利益が出ている場合、
住民税の「自分で納付する」に
チェックを入れるべし。
・損失が出ている場合であっても、
リスクは少ないが注意すべし。
・副業について、確定申告の意味を理解し、
決して全体的に不利益が出ないように
注意するべし。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。