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トップページ ブログ > 余談 > 【過去記⑤】一歩を踏み出した「人生の転機」

2025年10月12日【過去記⑤】一歩を踏み出した「人生の転機」

今日は久しぶりに家族水入らずでバーベキューに出かけてきました!

https://www.instagram.com/p/DPtPT8Ik-aO/?img_index=1

こうやって家族と過ごせる時間も、将来を考えると限られた時間になりますので、特に繁忙期に入る前のこの時期は、積極的にこういった時間を作っていきたいものです。

今日は恒例の(?)週末の「私の過去」について、人生の転機となった期間のことをお話ししていきたいと思います。

税理士試験合格、そして押し寄せた不安

先日の記事の中では、「ようやく税理士試験に合格した」というところまでを書かせていただきました。

<2025年10月4日過去記④~結婚そして税理士試験合格>
https://muratax.com/2025/10/04/9467/

以前の記事を見返してみると、税理士試験に合格したのは2013年の12月だったようです。

もう12年前のことになり、どうしても記憶は薄れていくものですね(滝汗)。

この合格発表と同時に、税理士になることが決まるわけですが、実際に税理士登録をしたのは翌年2014年の5月だったようです。

…と書くとなんだか他人事のようですが笑、税理士試験に合格したことで、ようやく14年にも及ぶ長い受験生活に終止符が打たれ、肩の荷が下りた一方で、それと同時に猛烈な不安が襲ってきたんですね。

動機は「年収3,000万円」?夢の空虚な理想と現実のギャップ

どういった不安かといえば、私自身、大学3年生の頃から「税理士になって独立開業する」という夢を描いて勉強していたのですが、その最初の動機というのが「一人で年収3,000万円」という、外部から入ってきた情報によるなんとなくのモチベーションに過ぎませんでした(汗)。

今でこそ、「世界中に幸せの『わ』を拡げ続ける」というミッションを打ち立てていますが、これは当時の私にはまったく頭にないことで、これからいろんな経験をしてからの後付け的に明確になったものなんですね。

そもそも、日本人の大半は、目標を予め定めてそこに向かって進んでいくというキャリアアンカー型ではなく、目の前に起こったことに対処していく中で、自身の在り方に気付くという「プランドハプンスタンス型」が大半であるようです。

(当時、500人の人と会う!という目標を立てていたようです。
そして、実際に500人は超える方と会ってきたと思います(しみじみ)。)

<2021年11月11日つまるところ、「経営と人生は永遠のドラクエである」というお話>
https://muratax.com/2021/11/11/4575/

東京でのコンサル受講、衝撃のひと言…

そのような状況でしたので、いざ税理士に合格し、この先「独立開業」を考えたときに、果たして自分は税理士として独り立ちできるのか、そもそもやっていけるのかという大きな不安を感じたわけです。

そんなとき、当時半年ほどメルマガを購読していたコンサルタントの方を思い出しました。

なんとか現状を打開しなければと思い立ち、「90分で12万円(!)」という、当時の私にとっては破格のコンサルティングを申し込み、東京まで行く決意をしたんですね。

その日が4月29日だったことも、今でもよく覚えています。(昭和の日ですね。)

東京ドーム近くのとあるカフェでコンサルティングをしていただくことになり、その緊張感たるや、「口から心臓が飛び出る」という表現がまさにぴったりの状況。

高額のコンサルティングであること、そしてメルマガをずっと購読していた憧れの先生にお会いできるということで、気持ちは高ぶりつつも緊張のピークだったことをよく覚えています。

思ってもいない方向に進んだコンサル・・・

私としては、「税理士として独立開業し、どのように事業を営んでいくか」という相談をするつもりで資料を整えて臨んだのですが、そのコンサルタントの方からは一言、「全然始まっとらんですね!」と言われることに…(大粒涙)。

相談内容を一蹴されたその瞬間、私の中では何かが崩れ落ちるような感覚でした。

実際には90分の予定が、120分ほどじっくりコンサルをしていただいたように記憶していますが、要約すると「私自身の常識を変えるところからすべてが始まる」ということを教えていただきました。

その時点で私の戦闘能力はゼロというよりマイナスまで退化していて、「もうダメだ…」という気持ちだけが脳内を支配していました。(この時は超絶なマイナス思考・・)

しかし、そのコンサルタントの方は私の状況を的確に見抜かれ、「福岡に住む4名の方を紹介します。その方々と順に会ってください」と言われたんです。

私は『いやいや、そんなのゼッタイ無理やし…』という気持ちしかありませんでした。

「絶対15万円を取り返す!!!」…決意がマインドを変えた

コンサル直後は不安と絶望の中で、自分が自分でないようなふわふわとした感覚だったのですが、

「12万円…宿泊費も入れて15万円も払ったんやもんな…。とんでもないことをしてしまった…」という想いが脳内を占拠していました。

しかし不思議なもので、それがマイナスの方向ではなく、福岡へ帰る飛行機の中で「15万円も払ったんだから、どうにかして取り返さないと!!!」という強い決意に変わったのです。

今から思えば、このときマインドがプラスに向いて、本当に良かったなと思います笑。
(お金を払って痛みを感じたの効果はスゴかった!!)

運命の出会い ― タカクラホテルでの奇跡

そして、意を決して子羊である村田青年は、身の毛を小刻みに震わせながら福岡に住む最初の一人の方に連絡を取ります。

その方は当時、とある企業の専務をされていた50代の女性の方。

当時、薬院に「タカクラホテル」というホテルがあり、そのラウンジでお会いしました。

(この思い出のタカクラホテルはもうなくなっていて、なんだかさみしいですね。)

私が先に着いて待っていると、「村田さんですか?」と温かい笑顔で声をかけてくださり、ゆっくりと私の方に歩み寄ってこられました。

そのオーラというか、エネルギーというか、そういったものが見えるような方で、人柄・人徳が近付いて来られるだけで見えるようでした。

この方とお会いしたことが、まさに私の人生の転機となりました。

「世の中にはこんな人がいるんだ」と心の底から感じたんです。

当時の私は、父との関係性の中で人間不信に陥っており、人を信用できなくなっていました。

しかしその方とお会いして、まるで大きな愛に包まれたような感覚を覚え、本当に救われたんです。

その方は、どこの馬の骨ともわからない私(私の気持ちは震える子羊でしたが…)の話を丁寧に聞いてくださり、温かい表情で全てに共感してくださいました。

まずこのお一人目の方に連絡して、実際にお会いできたという経験が、私にとって大きな自信につながったんですね。

出会いが思考を変え、未来を動かした

その後、紹介いただいた残りの3名の方ともお会いすることになるのですが、この最初の方との出会いが、私の思考や思い込みをパッと良い方向に転換してくださり、その後の3名の方とは割とスムーズに連絡を取らせていただき、お会いすることができました。

この方にお会いできた瞬間こそが、本当に私の人生の転機だったと今でも感じています。

ということで、今回は私の人生における大きな転機となった出来事についてお話しさせていただきました。

また来週も続けていきたいと思いますので、お付き合いいただけると嬉しく思います。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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