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トップページ ブログ > 経営のこと > つまるところ、「経営と人生は永遠のドラクエである」というお話

2021年11月11日つまるところ、「経営と人生は永遠のドラクエである」というお話

■2013年8月。


 思い起こせば、この時が私の最後の
 税理士試験の受験でした。

 そして同年12月に合格発表があり、
 晴れて税理士試験に合格することが
 できたわけです。

 (気が付けば税理士を志し、
 14年の歳月が流れていましたが、
 そのおかげでかなりの知識が
 身につきました(笑))

 しかしながら、その時点では
 勤務をしていた身でありましたので、

 【税理士として開業する】

 というイメージが全くなく、
 そして、なんとなくの理想はあったものの、

 「明確なビジョンもないまま
 合格してしまったな…」

 という恐怖心もあったことを
 思い出します。


■そんな中で、


 2014年の4月に初めて申し込んだ
 コンサルティング。

 そのコンサルティングを通じて、
 私は少しずつ、
 牛歩のごとくではありますが、

 経営者としての道を
 歩んで来れたように思います。

 今になって思うと、あの時意を決して
 第三者であるコンサルタントの方に
 教えを乞うていなかったとしたら…

 と考えると本当にぞっとしますね(汗)。


■その当時の目標を最近目にしたのですが、


 【2年間で500人に会う】

 ということを掲げていたようです。

 (今見返してみても、当時の私にとっては
 かなりのハードルだと感じていたことを
 よく覚えてます。)

 これは単純に『人に会う』
 ということだけではなく、

 その時そのコンサルタントの方から
 教えをいただいたことによると、

 【まずは税理士として歩み始める
 というよりも、
 自分の常識を壊していくところから
 スタートしていくべきではないか】

 とのことだったんですね。

 そしてそのコンサルタントの方に
 紹介していただいた方数人とお会いし、

 そこからまたご縁が繋がり次に次にと、
 毎日のように人に会う生活が
 スタートしました。


■当時の私としては、


 人に会うのはもちろんのこと、

 知らない人に連絡をする
 などということは
 毛頭考えもできなかったのですが、

 少しずつその行動をするたびに、
 だんだんとフットワークが軽くなっていき、

 2017年に税理士事務所を開業する前には、
 自ら何かしらの会のようなものを開き、
 セミナーなどを主催するまでに
 なっていました。

 これは結果としてのお話なのですが、
 当時の私にとっては、この

 【500人と会う】

 という壮大な目標に向かっていくこと
 こそが、
 自らの常識や世界観を取り払う
 最も有効な手段だったんだろうな

 と思う次第。
 自分では考えもつかなかったことです。

 これが現在においてはどうでしょう。

 「これから500人の人に会いましょう!」
 と言われても正直ピンと来ませんし、

 【今は今の目標がある】

 というもの。


■長々と書いてはきましたが、


 私自身が経験したことを少なからず人は
 経験しているのではないでしょうか。

 というのも、まず目標設定をして
 その目標を見据えて前に進んでいくのは
 もちろん大切なのですが、

 【当初はその目標さえも見つけられない】

 ということが、そして

 【目標を見つけたとしても、
 それが後々には変わっていた】

 ということが少なからずあるのだろう
 と思うんですね。


■この、


 当初設定した目標に突き進んでいく
 という、いわゆる

 【キャリア・アンカー】

 の人は、日本人には少数である
 と言われています。

 逆に、日本人の多くは、
 私と同じような形で、
 
 私の場合でいくと、
 たまたまコンサルタントの方に
 アドバイスをいただいた
 
 『500人の人に会う』

 という目標が現れ、 
 その目標に突き進んでいく。

 そしてその後その目標を達成した後は、

 【どのような仕事をしていきたいか】

 だとか、

 【どういった料金設定をするべきか】

 だとか…

 そういった『次なる目標』が見えてくる
 ものではないかと思う次第。

 ドラクエのごとく、
 最初はスライムを倒し、
 自然とレベルが上がり、
 次なる小ボス、中ボス…という存在が
 目前に現れ、それを倒し、
 またレベルが上がり、
 もっと強いモンスターが現れ、
 それをまた倒していく…

 このようないわば

 【永遠に終わらないドラクエ】
 
 という状況が、 
 少なからぬ人にとっては
 当てはまるのではないかと思うところ
 なんですね。

   これは、上述したキャリア・アンカーに  対するものとして、  【目の前に起こってくる  出来事を乗り越えていくにつれ、  自らの成長が達成されていく】  という  【プランド・ハプンスタンス】  の理論と言われています。  ここにも分かりやすく  書かれているようです↓  https://www.katsuiku-academy.org/media/planned-happenstance/  私と同じ多くの人は、  意識無意識問わず、  その道を歩んでいるのではないか  と感じているところ。 ■何が言いたいかと言えば、  開業当初の方はもちろんのこと、  現在目標を見失っている人に  お伝えしたいのが、  【どうにかなる】  ということなんですね。  特に、上述した  『プランド・ハプンスタンス』  の考えでいくとすれば、  【目の前のことを一生懸命取り組む中で、  自然と次なる課題が生まれ、  その課題に向かって、  徒手空拳であっても  とりあえず突き進んでみる】  ということ。  その動きの中でいろいろな  『気付き』があり、  【さらなる動きに発展していく中で、  自分自身も成長していくものである】  ということ。  こんな風に私自身は感じている次第です。 ■私自身も、  その都度いろいろと  課題が満載なのですが…  一つひとつこの課題に  取り組んでいくことにより、  その時々で次なる大きな課題や  目標が見えてくるような状況。  究極の目標はブレてはいないものの、  そこまで達するまでの課題や  小さな目的や目標はどんどん変わって  いくものなんですよね。 ■というわけで、  行き詰まっている時にこそ  そのようなことを念頭において、  冷静に、少しずつでもいいので、  その経営の歩みを進めていきたいものです。  …大きな自戒を込めて。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・人のタイプには  【キャリア・アンカー型】、  そして【プランド・ハプンスタンス型】  の二通りがあると言われている。 ・特に日本人に多いのは後者の  【プランド・ハプンスタンス型】であり、  【目の前に起こってきたことを  やり抜くことにより  また新たなものが見えてきて、  それに向かってまた突き進む。  その繰り返しにより、  自然と自らのキャリアが形成されていく】  という考えがこれである。 ・どうしても経営を進めるにあたって、  自分自身はもちろんのこと  外的要因に左右され、  その進むべき方向を見失いがちであるが、  上述したような  【プランド・ハプンスタンス】  の考えに従えば、  そんなに焦ることなく、歩を進めることが  できるのではないだろうか。 ・「人生は永遠のドラクエだ!」  このように人生を定義すると、  意外と楽しいものかもしれない。  困難な時はレベルが上がるチャンス  でもあるため、  辛くもあるが楽しく、  経営も人生も前に前に進めていきたい  ものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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