2025年10月29日【顧客対応が後手になる】恐ろしさ
今日はほぼ終日面談となっている日になります。
しっかりと時間管理を怠らないように、上手に仕事を進めていきたいものです。
さて、本日の本題です。
経営者に共通する悩み「時間がない」
先日の記事の中で、たびたび経営者の時間管理やタスク管理についてのお話をさせていただいています。
今日もそれに続けます。
私は税理士として、経営者の方とお話しする機会は多くあるのですが、その中で圧倒的に多い経営課題が「自分の時間がない」ということなんですよね。
どうしても時間は1日24時間と限られているものですので、それをどう使うかによって、その経営の進度は大きく変わると言えるでしょう。
当然のことながら、健康がないことには経営は成り立ちませんので、睡眠や運動といった時間はまず天引きするべきでしょう。
その天引き後の可処分時間の中で、いかに生産性や効率性を高めて仕事をすることが大切かということですよね。
タスクが溜まるのは当たり前。問題は「どう処理するか」
どうしても経営は日々動いていくものですので、その都度仕事やタスクが溜まっていくということが通常です。
重要なのはその溜まってきたタスクを、どのようにこなしていくかということですよね。
これについては、私自身が実際にやっており、以前の記事でも度々書かせていただいている、「溜まっているタスクをつまみ食いするが如くに少しずつ手をつけてみる」ということが、解決策として大変オススメ。
<2024年2月20日仕事は【つまみ食い&一気食い】で進める!>
https://muratax.com/2024/02/20/7463/
重いタスクこそ5分だけ触れてみる
一つひとつのタスクが軽ければ良いのですが、どうしてもタスクそのものが重い状況であれば、まずそのタスクがどのようなもので、どのような構成になっていて、そしてどのくらいの時間がかかるかということを推測する必要があるというものです。
そして、こういった状況把握については、「まず5分ほど手をつけてみる」ということが大切だと私は思うところ。

5分手をつけることによって全体像が見えて、どういう手を打っていけば良いかということが見えてくるわけです。
そのように考えると、溜まっているタスクに5分ずつ手をつけることにより、溜まっているタスク全体が見えて、どのタスクにどの程度の時間がかかりそうかということや、どの順番でタスクをこなしていけば良いかということがある程度明確になることに。
顧客対応タスクを後回しにしていないか
経営において大切なのが、「お客様に対しての動きを早くする」ということなんですね。
メールの返信であったり、質問への回答であったりということが代表的なところなのでしょうが、こういったものに対してタスクを立てているものの、そのタスク全体のボリュームが大きくなりすぎて、そういった顧客対応というタスクがないがしろにされているということは案外多いのではないでしょうか。
レスポンスの遅さは信頼の損失に直結する
こういった際に知っておきたいのが、「レスポンスの遅さは顧客が離れていってしまう原因になりかねない」ということなんですよね。
こういったことについては、自分自身がお客様として他のサービスを受けようとする際を考えるとわかるものですが、問い合わせをしているにもかかわらず、数日間返事がないなどということになれば、もうそのサービスを利用する気がなくなってしまうということがあるのではないでしょうか。
それと同じようなことを経営者としてお客様にやってしまっているということですので、それは結果として大きな信頼毀損につながりかねないわけですね。
「5分つまみ食い」で全体を俯瞰せよ
そういったレスポンスなどを含めたすべてのタスクにおいて全体を見渡すために、5分程度つまみ食いをするが如く仕事をしてみるということは大変オススメです。
どうしてもタスクが積み重なってくるとどうしたらいいか分からずに、結果として何もできないままその日が終わってしまっているということがあるかもしれません。
そのような際、つまみ食いで5分ほどタスクをこなしてみるということは大変有用です。
経営者として、真の商品やサービスの提供をするために、そのようなことを念頭において仕事の進め方を今一度再考したいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・タスクが積み重なった際は、まず5分つまみ食いして全体像を把握すべし。
・レスポンスの遅さは、顧客からの信頼毀損に直結するものと心得ておくべし。
・木を見て森を見ずにならぬよう、全体を俯瞰したタスク管理を心がけたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






