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トップページ ブログ > 経営のこと > 微粒子企業こそ「昭和の商売」に着目すべし!

2025年12月6日微粒子企業こそ「昭和の商売」に着目すべし!

突然ですが、あなたは商品やサービスを受ける際に不満を感じたことはないでしょうか。

私の場合、飲食店に入って間もないのに、
あからさまに「早く帰ってください」と言わんばかりの態度を取られたことがあります。

また、とある通販サイトで書籍を2冊購入した際、
縦に一列で並べられ、それぞれ個別梱包されることなく無造作に詰めて発送されており、
上下の表紙が破れていたことがありました。

さらに、ある場面で謝罪を受けた際、その声のトーンが完全に棒読みで、
何の感情も誠意も感じられなかったという経験もあります。

小さな「不」が顧客離れにつながる

こうした不満はその瞬間のみのものですが、

念のため申し添えておくと、私はその後も「不」を感じ続けることはありません。

しかし、次の瞬間には「その企業の商品やサービスはもう利用しない」と心の中で決めています笑。

ただそれだけなんですよね。

経営者にとって、時間や労力、そして精神は何より大切にすべきものです。

負の感情に認知を奪われることは、大きな弊害につながるものですので。

微粒子企業が持つ「強み」

さて、話が逸れてしまいましたが、

大企業の場合は、従業員数が多い分、
商品やサービスの本質が浸透しにくいことがあるのかなと、私は感じるところ。

それに対して我々微粒子企業は、こうした顧客の「不」を解消し、

さらにその先へと踏み込んだ「かゆいところに手が届く存在」になることが求められると考えます。

<2020年1月5日マーケティング戦略で、お客様に【不】の感情を抱かせてしまうことの恐怖>
https://muratax.com/2020/01/05/2014/

信頼を深める最短ルートは「接触頻度」

では、それをどう実現するかというと、

ひとつの解として、「お客様との接触頻度を増やし、心の距離を縮めること」が考えられるかなというところ。

実際、税理士の顧問契約においても、
契約当初は双方が緊張感を持っているものですが、

数回の面談や、TEAM MURATAX(お客様の会)のような交流の場を通じて対話を重ねることで、

距離が一気に縮まり、双方にとって存在が大きく感じられるようになります。
(少なくとも私はそう思っています笑。)


<TEAM MURATAXの様子の一部>

触れ合いが生む信頼の強さ

また、整体師や美容師さんのように、
「お客様に直接触れる機会のある職業」では、

特にこの効果が顕著でしょう。

直接触れることで信頼関係はグッと深まり、
そこからさらなるサービス提供の機会が自然に生まれることがあるかなというところ。

もちろん、直接触れるかどうかに関わらず、
どの業種でも接触頻度を増やすことで信頼が強まりやすいという事実は変わりません。

接触頻度を増やすには「引く発想」が必要

しかしながら、この接触頻度を増やすには、

従来の業務時間を短縮して時間を生み出す必要があります。

この時に時間を「足す」という発想で残業を増やしてしまうと、

スタッフの負担を増加させ、かえってスタッフの「不」が爆発してしまい、

経営にとっては大きなマイナスを招く可能性があります。

そうではなく、時間を「引く」という発想が大切であり、

無駄な業務を洗い出し、ときには思い切って業務そのものを削るという考え方が必要です。

<2024年12月3日足すのではなく【引く経営】を考えてみる>
https://muratax.com/2024/12/03/8426/

商売の本質に立ち返る

業務に追われていると、商売の本質を見失いがちですが、

大切なのは昭和の商店街や八百屋さんのように、
お客様と顔を合わせ、触れ合い、信頼関係を築いていく姿勢だと感じています。

そのようなことから、今一度自社の経営を見直し、

お客様との信頼をより強いものにし、
商品やサービスの質を高めるための取り組みができないかを検討してみてはいかがでしょうか。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・商売の本質は、【お客様の「不」を解消すること】にある。

・お客様との接触頻度を増やすことで信頼関係が強まり、顧客の「不」を解消するきっかけとなり得るところ。

・微粒子企業は、かゆいところに手が届くサービスを提供できる存在であるため、無駄な業務を減らし、顧客と直接関わる機会を積極的に生み出したいところである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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