2019年7月30日祖母から教わった【愛】の在り方
私事ではありますが、
日曜日に祖母を亡くしました。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
一言で祖母のことを表現するならば、
【愛の人】
ということになるでしょうか。
父方の祖母は近くに住んでいたこともあり、
祖父と祖母とは定期的に会っていました(^^)
何も用事もなく訪ねて行くのですが、
そのたびに
「ゆうちゃん、よう来たね~!」
と満面の笑みで迎えてくれたことが、
昨日のことのように思い出されます。
時には近くのサンリブ(スーパー)に連れて行ってくれて
「お母さんと一緒に食べてね。」と、
自分の大好きな牛肉を山ほど買ってくれ、
時にはお小遣いを持たせてくれて、
「お母さんと美味しいものでも食べに行きぃね。」と。
学生時代に訳あって両親が離婚し、
形式的には、もう家族ではなくなった母のことを、
まるで我が子のように想ってくれていたものです。
一方の母も、
離婚した後も祖母にはすごく感謝をしていて、
母方の祖母が亡くなった時には、
この父方の祖母に報告に行きました。
その際は、二人で抱きしめ合い、
「辛かったね。寂しくなるね。」・・・などと、
まるで本当の親子のようにわんわん泣いて、
自分も母方の祖母の死はすごく悲しかった反面、
その二人の姿に気持ちは温かく、
嬉しい気持ちになったものです。
そして、社会人になり、
今度は祖父母孝行をしたいという想いが
以前から強くあったため、
数ヶ月に一度程度ではあったものの、
祖父と祖母を連れ出し、
食事をごちそうさせてもらったり・・・
小さなことですが、
そんなことを愛情表現をしていたなぁ
ということを思い出します(^^)
当時の自分は本当に引っ込み思案で、
食事に行っても
ほとんど何も話していなかった気がするのですが、
祖父も祖母もすごく喜んでくれていたことは
よく伝わってきていました。
まだまだエピソードはたくさんあるのですが、
そんな祖母が
「もう危ないかも・・・」
ということをおばさんから聞き、
土曜日に会いに行ってきました。
数日前から食事がとれなくなり、
本当に骨と皮だけとも言える
痛々しい姿だったのですが、
すやすやと気持ちよさそうに
眠っていました。
長女も一緒に、ひいおばあちゃんに会いに行きました。
「ばあちゃん、ゆうきよ。ひまごも連れてきたよ。」
と顔をさすり、手を握らせてもらった・・・
あの温かさは、
きっと一生忘れることはないでしょう。
かすかに、
「ゆうちゃん、よう来たね~」
と言わんばかりの反応が。
他の人には決してわからないことでしょうが、
孫として、確かに感じました。
そして、明くる日に、
祖母は天国へ旅立ちました。
自分たちを待っててくれたんだろうな。
「ゆうちゃん、よう来たね~。…またね~(^^)」
・・・って。
本当の最後の最後でしたが、
ばあちゃんに会えて本当に良かった。
自分自身も、
こんな【愛のある人】になりたいな
と、心より感じた時間・・・
祖母が、自分の死を通じて、
【愛】という本当の意味と在り方を
教えてくれた気がしてならないのです。
明日から仕事に復帰します。
そして明日は偶然にも7月の最後。
そしてまたまた偶然にも、
その次の日の
8月1日は今の自分がある原点である
師匠との3年振りの再開できる日。
今一度、
根幹に立ち返り、
今の自分の在り方を見つめていきたいと思います。
ばあちゃん、
89年間、本当にお疲れ様。
そして、心から本当にありがとう。
あなたの無償の愛を、
これからしっかりと伝えていきます。