2019年9月12日経費の減少=儲けの増大
【売上−経費=利益】
以前の記事では、この経費の部分をマイナス化することができ、
売上高を上回る利益を生むことが可能であることをお伝えいたしました。
今日もこれに話を続けていきます。
こんにちは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.経費こそ、着目すべき
ビジネスを考えていく上で、売上を上げていくのは目標としてもちろん重要なことなのですが、
算式を見てお分かりの通り、経費を極限まで減らすことができたとするならば、その分利益が増えることに。
利益が増えるということはつまり、手元に残るお金がより多くなるということ。
今日はこの経費について。
あなたは、毎月あるいは毎年使っている経費を、キチンと把握していますか?
私は税理士という立場上、すべてのお客様の経費を把握しています。
ご面談の中でお話をしていて気付くのが、「必要のない経費」を支出しているケースが少なからずあるということ。
この必要のない経費については、自分で認識できていないということが往々にしてあります。
2.塵も積もれば・・・となるサブスクリプション経費
最も着目すべきは、継続課金型のもの。
いわゆるサブスクリプションモデルであるわけですが、サブスクリプションは売上を上げる際に、魅力的なものとして注目されるもの。
その一方で、支払う側がこのサブスクリプションにはまっているということもあるわけです。
継続課金の例で言うと、
新聞購読料、ドメイン代、定期購入の雑誌、メルマガ。
意外と見落としなのが、携帯電話を購入する際に契約している、万一壊れても保証がついてくるというプラン。
これは月々300円程度でしょうか。
壊れた際に、新モデルのスマホがあればそれに買い換える可能性は高いわけですし、
定額とは言えこの300円をダラダラと払い続けると言うことも、固定費の増大につながるわけです。
1年で3,600円、3年で10,800円。これに消費税がついてくるわけですからまぁまぁの支出ですよね。
また、新聞購読に関しても、自分で情報を取りに行くようにすれば、インターネットに情報が転がっています。
これは私の話なのですが、オフィスにおいてはガスの契約はしていません。
特に暖かい時期は、ガスを使う事はありませんよね。(もちろん、ガスコンロなどを使っているというケースはあるでしょうが。)
ガスの基本料金を考えても、結構な金額になるはずです。
場合によっては冬場だけ契約して、半年間でいったん解約などということも、考えられうる手段ではないでしょうか。
FAXに関しては、インターネットのFAXもありますし、
毎月払っている生命保険についても、従来から長い間見直していないため、今の現状に合ってない保障に対する生命保険料を払い続けている
ということが、やはり多く見受けられます。
いろいろな例を挙げましたが、経費を見つめ直すと、意外と見直せるものが多くあるはず。
そしてこれは、売上を上げることより、改善するのがたやすいと言えるでしょう。
いろいろ述べてきましたが、私の主観が多く入っているため、必ずしも内容に納得がいかないものもあるかもしれませんが、
真実として言えることは、経費についてはやはり着目すべきであるということ。
まずは、この経費の見直しを行ってみませんか?
月々はそこまで変わらないように見えて、年間にすると結構変わってくるもの。
儲かっている会社ほど、この経費という点では突き詰めて考えているものです。
ぜひ経費の洗い出しをしてみましょう。