2019年9月17日あなた独自の物語こそ、最強のツール
「私は19の頃に上京し、3年間東京で頑張った後に、ここでは夢が叶えられないという想いから、福岡に戻ってきました。
東京にて出会えた恩師に申し訳ない気持ちでいっぱい…その恩師に対する想いを歌にしました。」
昨日は、知人を通じて知り合ったアーティストさんのワンマンライブの日。
こんにちは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.物語の偉大なる力
以前よりその方の曲が大好きで、CDを聴かせてもらっていたわけですが、
昨日、ライブ会場で冒頭のことを聞かせていただいた後に、ライブにてその曲を聴いたところ、すごくすごく臨場感がわき、
曲の歌詞と曲調、そしてその方の想いがそこに加わり、ズドン!と音楽が胸の中に入ってくるようでした。
ただ曲を聴くだけではなく、その曲を携えたアーティストさんの物語をそこに付加することにより、その曲にぐんと重みが増してくることに。
以前の記事でも書いてきたように、お客様は商品やサービスを買っているわけではなく、
その商品やサービスを利用することによって得られる未来を求めている
というのが実のところ。
であるとするならば、
その未来が手に取って見えるような物語を編んで、お客様にそのことを知らせて差し上げることこそが、真に重要なこと
と言えるでしょう。
ただ料理を提供するだけではなく、なぜ料理をしようと思ったのか、料理を通じてお客様に何を伝えたいのか。
ただ整体をするだけではなく、その先にあるお客様の健康な体…そのまた先にある明るい未来を伝えて差し上げることこそ、お客様にとっては極めて重要なことであると言えます。
2.差別化をはかるために、物語は必須
そして、商品やサービスを売っている同業他社はゴマンといるわけです。
とするならば、必然的に差別化をすることが求められるわけですし、このように物語を編んでいくということは、もはや必須のこととも言えるでしょう。
これも以前より書いている事ですが、一人ひとり例外なく、誰しもオンリーワンの人生を歩んできています。
オンリーワンの人生なので、あなたにしか語りえない物語がそこにあるはずで、
そのこととあなたの商品やサービスを結びつけることこそ、最も重要なことなのです。
お客様は、なぜあなたの商品やサービスを求めなければならないのでしょうか。
その解は、これまで歩んできた人生をベースに語られる、あなた独自の物語にあるはずです。
もし、あなたがビジネスに行き詰まりを感じているとしたならば、このようなことを見つめ直して、今一度再考してみてはいかがでしょうか。