2020年4月5日今大切なのは【感情】よりも【勘定】!
【本日の活動】
・日中は融資関係の仕事
・夕方からは家族との時間を
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■ここ数日で、
お客様からの融資関係の相談が急増。
どの業種においても
本当に良い窮地に立たされているようで、
今のこの時期をしっかりと
乗り越えていかないといけないところ。
かく言う私も例外ではなく、
これからしばらくの間は、
大幅な減収が見込まれます。
お客様の融資のことにも全力で
相談に乗らせていただきながら、
私自身の融資のことも、
早め早めに進めていかないといけないな
というところです。
資金繰りを見れば…極めて危険。
いろいろと手を尽くしていかないと、
本当に私自身も怖い状況ですね。
今日は少し、
そういった関係の融資についてのお話
をしていきたいと思います。
■今回の新型コロナウィルスの影響により、
本当に多くの業界が
窮地に立たされています。
主な要因としては、
売上の減少でしょう。
資金繰りが苦しくなる主因としては、
・売上が下がる
・経費が増える
ということが考えられるのですが、
今回は得意先の財布の紐が
きつくなっている状況からの
影響ということが多いでしょうから、
【売上が下がる】
ということが苦しくなっている要因
となりますね。
とは言え、
売上が下がると経費の支払いが
厳しくなるので、
経費の支払いという面でも、
絞っていかないといけないところ。
■そのような措置をしたところで、
さらに、今の時期を乗り越えるための
延命措置をしないといけない。
その考え得るべき大きな手法が、
今回の融資であると言えます。
『借金は気持ち的に嫌だ。』
『借金をすると返さないといけないので
なんか嫌だ。』
といった感情を持たれている
ケースもあるかと思うのですが、
結論から言えば、
【今はそのような感情論で
考えている段ではない】
ということ。
今の苦しい時期だからこそ、
この時期を乗り切らないといけない。
そのための延命措置として
資金繰りは必須の要素であり、
国の政策としての無金利ということが
打ち出されている、今回の
【新型コロナウィルス対策の融資】
をしっかりと取り付けておくべきである
と言えます。
■以前は、
【簡単に借りることができるものほど慎重に】
ということを申し上げた
わけでありますが、
ここ数週間、数日の
新型コロナウィルスの影響を見ていると、
本当にもうそういった段階ではないな
と思っている次第です。
資金繰りの圧迫は、
時に人の命を落としてしまいます。
何とか、今この時期だからこそ、
この状況乗り切るために
融資を受けるという
勇気のある選択をとって
資金繰りを改善していきましょう。
■そして、融資を取り付けることができたら、
しっかりと資金計画を考えていくことです。
借金ですので、
これは返さないといけないお金。
無計画に使っていては元も子もないわけで、
今回の融資は、
投資のための資金という位置づけではなく
【延命措置としての血液】
といった位置づけで
捉えておいた方が良いかな
と思っています。
もちろん、
その方々によって状況が異なるのでしょうが、
今は社会の状況考えると
そんな風に断言できる程である
ということです。
■未来に対しては
希望ある『感情』を持ち、
幸せを望むのが良いことなのでしょうが、
万一のことを考えると
ある程度悲観的に
未来の『勘定』を予測して、
お金のことに対する戦闘に臨む
という姿勢も極めて重要であることでしょう。
■最後に、今回の新型コロナウィルス関連の
日本政策金融公庫の必要書類のリンクを
参考までに紹介させていただきます。
・『新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要』
→https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html
・『お申込時にご提出いただく書類』
→https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/pdf/covid_19_info_a.pdf