2021年9月21日利益とともに生活費も見直すこともまた重要
こんにちは。 【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】 税理士の村田佑樹です。 ================== ■先日の記事の中で、 『経営においては 売上を伸ばすことも大事である一方、 利益を残すことの方が重要ですよ』 といったことを書かせていただきました。 https://everydayrunchange.hatenablog.com/entry/2021/09/17/114007 今日は、経営の枠を少し超えて、
『実際の生活においての出費』
について考えていくことにいたします。 ■サラリーマンの場合、 生活費の元となる収入と言えば、 勤務先からの『給料』ですよね。 これは法人の経営者においても 同じことが言えます。 法人の経営者においても、 自らの会社ではあるのですが、 基本的にその法人から、 自らに対する『役員報酬』 をもらうことにより、 その役員報酬が生活費となる という考えですね。 一方、個人事業主について言えば、 個人事業において売上から経費を引いた… さらには、そこから所得税や住民税、 国民健康保険料や、 国民年金などの広い意味での経費 を引いた金額が 生活費の元となる収入となる と言えます。 ■こういった給料の収入や、 個人事業主においての利益については 先日の記事の中で書かせていただいた 通りなのですが、 今回はその実際の生活に伴う 支出についての面から お話をしていきたいと思います。 結論として、これも 【売上を伸ばすよりも利益を重視せよ】 といった論点と同様に、 【収入は変えることができない】 という前提に立った際に、 【その支出をコントロールすることにより、 手元に残る現金を増やしていく】 という考えが得策かと思っている 次第です。
■具体的に言えば、 【生活に必要な支出を いったん全てピックアップしてみて、 その中からそれをまた細分化し、 削ることができる支出はないだろうか】 ということを考えると良いでしょう。 まさに、先日の外注の記事と同じですね(^^)。 https://everydayrunchange.hatenablog.com/entry/2021/09/17/114007 生活に必要な支出と言えば、 大きいものとしては
住宅ローンや住宅の賃料でしょうか。 そして、 ・生命保険料 ・自動車関係の経費 ・食費 ・洋服代 ・習い事や学校の費用… といった様々な支出の項目が 考えられます。 これをピックアップするというだけでも、 それが可視化でき、 その文字と数字を目にすることにより、 支出削減のアイディアが浮かんでくる というもの。 ■特に、 『自動車関係の経費』 について言えば、 これは意外な結果と なりがちなのですが、 (でももう結構知られていることでも あるかもしれませんね^^) 【マイカーを手放して、 タクシーを使うなどして移動した方が、 トータルすると支出が少なくて済む】 ということが往々にして考えられます。 とは言え、 「ステータスとして マイカーを持っている状態が良い」 ということも考えられますので、 そのあたりは
自分自身の『QOL』と『削減できる経費の金額』 を天秤にかけてその選択をしていく 必要があるのではないか というところ。 大切なのは、 【こういった支出を 削減できるかもしれない という問いを立てているかどうか】 ということなんですね。 何事も疑問を持たないと その問題を解決しようという気持ちすら 出てこないものであり、 何ら成長することがない と言えるでしょう。 ■ということで今回は、 【経営の結果生み出される利益から、 さらにそこから生活費として 必要な支出を見直してみてはいかがでしょうか】 という視点から 記事を認めさせていただきました。
こんな風に、経営の面と生活の面で 最終的な利益…つまり 【手元に残すべき現金をしっかりとイメージして、 お金をコントロールをしていく】 ということは案外重要であるように 思っている次第です。 【その浮いたをお金を、 自分のQOLに直結する投資に使ってみる】 という選択肢をとると、 さらに自分にとって魅力的な人生に 変わってくるのではないでしょうか。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・手元に多くの現金を残していこう という際には、 経営においての利益の その次の段階として、 【生活費においての支出を 上手に削減していく】 ということが有用な手段として 考えられる。 ・この【手元に多くの現金を残す】 ということは、 本当の手元の現金のみならず、 場合によっては 【将来においてもらえる現金を 見越しての資産運用なども含まれる】 と言える。 ・何はともあれ、将来のQOLに直結し、 また、将来において必要な最低限の 資金も見据え、 計画的にその現金を増やしていくこと が有用であると言える。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。