2021年11月26日経営は【他力本願】であるべし
■「そんなにもらえる
お金があったんですね。」
いろいろな経営者の方と
お話をしていると、
本当にその方々の性格が
見てとれるものです。
お金に対して
相当な執着を持っている方、
逆に極端に執着をしないことにより、
本来もらえるお金をもらい損ねている方。
税金に関しても、
節税可能であるにもかかわらず、
その手を打っていないため、
(言い方は悪いかもしれませんが)
損をしてしまっている方。
お金のことはもちろんのこと、
その他のことに関しても、
【知っているのと知らないのとでは
雲泥の差が出る】
ということも少なからずあるもの
ですよね。
■よくある例としては、
【交通事故にあった場合の補償】。
交通事故に関しては、
【素人と相手の保険会社が話したとしても、
往々にして埒が明かない】
というもの。
また場合によっては、
【過度な補償にあたる部分を
負担してしまっている】
ということもあり得ます。
そんな中、専門家である
弁護士が間に入るとすれば、
【その弁護士報酬を上回る
補償を受けることができる】
ことがあるわけです。
■税理士に関しても同じことが言え、
税務相談などについて
税理士報酬を支払ったとしても、
それで多くの『税務的なメリット』
を知ることができるとすれば
万々歳でしょうし、
顧問契約により毎月の顧問料を
支払ったとしても、
それによりその都度打っておくべき
『経営の手立て』や『節税の手立て』
を知ることができたとしたら、
トータルすると得になっていたり
するもの。
■また、
雇用関係においては
『社会保険労務士』、
法人の設立や登記の変更などについては
『司法書士』、
契約書や申請書については
『行政書士』など、
いろいろなその道の専門家がいる状況。
そのような
【大きなお金をもらえるかどうか、
またはお金が浮いてくるかどうか】
が左右される場面において、
その専門家の知恵を借りずに
自分の手でその決断を下していると、
場合によっては、
損をしてしまうケースが
少なからず見受けられる
というものです。
そればかりではなく、
素人がいろいろと調べていくところから
スタートするため、
【経営者としての時間が奪われてしまい、
その認知と労力も浪費してしまう】
とも言えます。
逆に、専門家の知恵などを
借りることにより、
そういった『認知』や『労力』、
そして『時間』の相当なショートカットが
できるのではないでしょうか。
■どうしても経営者となると、
万一を想定し経費の支出を
抑えていくものでありますが、
【時にそれは大きなリスクを伴っている】
ということにも、
重々注意をしておく必要が
あるのかもしれませんね。
そして、『専門家』と言えども、
その数はごまんといるわけで、
【自分に合う(相性の良い)専門家を選び、
その人からの力を拝借する】
ということが重要であると言えます。
私自身、
その道の専門家のネットワークを
それなりに持つことができている
状況ですので、
顧問のお客様をはじめ、
税務相談にお見えになる
多くの方々について、
そういった専門家を紹介することにより
経営が円滑に進むことに
協力させていただいている
という状況。
『他力本願』とも言われますが、
経営において人を頼ることは
かなり大切な気がしますね。
■というわけで今日は、
【自らの専門外のことについては、
専門家を頼ること】
の有用性について
お話をさせさせていただきました。
どうしても目先の報酬(経費)
に目がいってしまうものですが、
適切に
【トータルの収支のバランス】
を考えて、的確な経営判断を
したいものですね(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を取り巻く環境においては、
【多くのお金に関する情報】
が埋もれているものである。
・そういったいわば
『埋もれたお金』を採掘するためには、
【専門家の知恵】
が必要というもの。
・これを専門家ではなく
自らの手で探り当てようとするならば、
それは時間や認知、労力の
相当な浪費であるとも言え、
【トータルすると損になることがある】
ものと心得ておくべし。
・大切なのは、【自分に合う】、
つまり【いい人である専門家】。
そのような専門家との縁を
紡ぐことも大切にし、
今後の経営において
圧倒的なアドバンテージを
付けていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。