2022年2月24日【値上げ】こそ経営の要
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■税理士としての税務相談のみならず
経営相談にも乗らせていただいている
わけなのですが、
その中で『売上』に関するご相談が
少なからずあります。
その中でこれも多く聞くのが、
【難儀なお客様に対する対応】
についてのことなんですね。
どうしても商売をしていると、
そのお客様も十人十色で、
場合によっては
【こちら側が想定していないような
無理難題を突き付けられる】
というケースも考えられます。
その際にまず考えるべきが、
【その商品やサービスの料金の設定が
低すぎてはいないか】
ということ。
結局のところ、値下げをすればするほど、
『料金の勝負』になってしまい、
いわゆる大企業に負けてしまう
というものですよね。
過去の記事もぜひご参考下さい。
https://everydayrunchange.hatenablog.com/entry/2021/08/11/053554
■そんな中、
その低価格で見えられた
お客様については、
言い方は悪いかもしれませんが、
【それなりの層の方がいらっしゃる】
という気がしないでしょうか。
逆に言えば、高価格にすればするほど、
その高価格をお求めいただくお客様は、
どちらかと言えば、低価格の際に
見えられるお客様と比較して、
【売り手側にとっても良いお客様】
ということが
少なからずあるわけですね。
そのように考えると、
やはり『値下げ』は
我々微粒子企業にとっての大敵で、
【むしろ値上をする】
と決めて経営をすることが
必要なのかもしれません。
https://muratax.com/2020/03/14/2369/
■当然、
その『値上げをする理由』
も必要ですよね。
そのためにはやはり
『自らの理念』を伝え続けなければ
ならないでしょうし、
現在のお客様をはじめ、
これからの潜在顧客、
未来の顧客に対しても、
【積極的にその経営理念や想いを伝え、
そこに共感してもらい
ファンになってもらうこと】
が重要であるとも考えられます。
■値下げをするのは簡単なのですが、
そうする一方で、上述したような
【難儀な客により
経営が窮地に追い込まれる】
ということも
想定しておかなければなりません。
そのようなことを考えると、
【値上げをするには
どのようにすれば良いか】
といった思考の転換をするのも
良いかもしれませんね。
■上述したのはほんの一例なのですが、
【経営に対する想いや理念を
伝え続けること】
こそが重要で、
【そのためにはどういった手段により
それを実現していくか】
といったことを考えることもまた
大切なように感じます。
■この論点を掘り下げると、
手法的な部分になってしまうので
今回は省略させていただきますが、
【まずは適正価格は最低限の条件で、
これからは値上げをしていく】
ということを
決めてみてはいかがでしょうか。
【値上げをしたからには、
このようにしなければならない】、
【値上げをするとなると、
こういった点を改善しなければならない】
…そのように考えると、経営の思考が
『値下げ』から『値上げ』
に変わることとなり、
案外さっぱりして前向きに進める
ということもまた考えられます。
【微粒子企業は値上一択】。
そのようなことを念頭において、
今一度、『自社の値決め』について
考えてみませんか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『値下げ』をしてしまうと、
大企業との戦いになり、
我々微粒子企業にとっては
【血を流す一方】
となってしまうもの。
・そのような状況にならないためにも、
【値上げすること】
を決めるべきなのかもしれない。
・そのように考えると、
【値上げをする理由を考える】
ということもまた重要であると言える。
【自社の想いや理念を伝え、
既存顧客や、見込み客に対して
どのようにそれをアピールし、
ファンになってもらうか】
ということもまた
考えるべきなのかもしれない。
・【微粒子企業は値上一択】。
そのような思考を前提において、
今一度経営の方向性を探ってみては
どうだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。