2022年2月28日「忙しさを繰り返さないこと」の重要性
あっという間に夜。
今日は記事の配信をする時間もなく、
ここまで来ました(笑)。
2月も今日で終わり。
2月の有終の美を飾るべく、
華麗にハードワークをこなそうと思います(!)。
さて、本題です。
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■確定申告のヤマは今年度まで。(切なる願望)
経営をしていく中で
『業務の繁忙期』
というものがあります。
税理士事務所は『11月から5月』
が一般的な繁忙期。
…半年ですが…
11月の終わりからは
年末調整の準備、
そして年末調整と
12月決算法人の対策と申告、
そして個人事業主の確定申告の対策と
実際の確定申告、
そして3月決算法人も割と多いので、
その申告期限である5月末までが繁忙期
…というものなんですね。
■これは業種によって様々かと思いますが、
【それなりに時期的に忙しい】
ということが多少なりとも
あるのではないでしょうか。
業務の閑散期は
さほど問題はないのですが、
【こういった繁忙期に通常業務に加え
その繁忙の原因となっている業務を
どうやってさばいていくか】
ということは相当重要である
と言えます。
■そんな中大切なのが、
【その繁忙期を超える仕組み作り】
ではないかと思うわけです。
そしてその仕組み作りとともに、
場合によっては
【利益率の低い事業はしない】
ということも
一つの方法かもしれませんし、
【人に任せる】
というのも
また一つの方法かもしれません。
経営者としての仕事は、やはり
【経営の思索をすること、
経営の一手を打っていくこと】
でありますので、
【経営者でなくてもやれる仕事は、
極力人に振っていく】
ということが重要でしょう。
■そのような前提に立って考えた際に、
【業務の繁忙期に
こういった対策が打てるか】
ということを考えると、どうでしょう。
これは往々にして、
【不可能である】
と言えるのではないでしょうか。
というのも、
『繁忙期』という位ですので、
その業務に手一杯で、
【人に任せる、人に業務の内容を教える
という時間すらない】
というのが通常なんですよね。
そのように考えると、
【閑散期やそこまで忙しくない時期に、
こういった点についての準備を
いかにしておくか】
ということが大切になってくるはず。
■そして、
『人に任せたり、人に教えたり』
ということも、
当初はミスをしたりという
リスクを考えると、
【ある程度長期間で
見積もっておいた方が良いかな】
というところ。
当然そのお任せする
個人の特性は様々ですし、
【こちらが想定していた通りに進まない】
ということも少なからずある
というもの。
特に外部に『外注』として
仕事を振ったりする場合は、
なおのことですよね。
前提として
経営の方向性しての共通認識がない上、
新規の仕事ですので、
【なかなかその意思疎通が
スムーズにいかない】
ということも往々にして考えられます。
■そのようなことから考えると、
大切なのは、
【繁忙期を通じて『その繁忙の原因』
となっていた業務を今一度見直し、
まずその業務を細分化すること】。
そして、
【その業務を細分化して
経営者自らでないとやれない仕事以外は、
可能な限り外部に振ること】。
これが重要ではないか
というところなんですね。
■『外部』というのは、
【自社のスタッフと外注先】
というのが考えられるのではないか
と思います。
『自社のスタッフ』については
経営理念が浸透しているはずですので、
その仕事内容に大きなズレは
ないはずなのですが、
『外注先』に対しては、
その道に長けている人にお任せするのが
前提かとは思うものの、
どうしてもその細部の
経営理念に基づいた仕事の仕方までは
浸透していないので、
【ここは綿密に伝えて、
間違いのない仕事をしてもらう
必要がある】
というものです。
■いろいろ述べてはきましたが、
繁忙期に入ってこういった
手を打とうとしても、
それは決算期を超えて
納税対策をするようなもので、
【もう手遅れである】
ということが考えられます。
しっかりと、
【業務に詰まってない時期だからこそ
考えられ得る経営の一手を模索すること】
を考えるようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『繁忙期』はどうしても付きものであるが、
その繁忙期であろうと、
経営者としては極力
【経営者にしかできない仕事】
をしたいもの。
・繁忙期の『忙しさの原因』を追求し、
【それを細分化して
経営者でしかできない仕事以外は
スタッフや外注に振る】
という前提で経営を考えてみては
いかがだろうか。
・大切なのは、
【繁忙期を超えて、
その繁忙の原因を今一度見直し、
次の繁忙期を繁忙としないための手立てを、
閑散期にこそ考える】
ということ。
・経営者として、
【常に経営者でないとできない仕事
のみをする】
ということを『決めて』、
常にその経営の歩を進めること
を考えてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。