2022年4月25日【目標設定のスタート地点】に立つ前に
■以前より、
『目標設定』に関する
記事を書かせていただいています。
<2022.4.19新年度と言えばやはりコレ>
https://muratax.com/2022/04/19/5119/
経営においても定期的にこういった
『目標設定』をすることにより、
【未来に杭を打ち、
その現実を未来の杭に近づけるため
どういった取り組みをすれば良いか】
ということを明確にすることが
できるわけです。
これこそが、
この目標設定の意義ではないかと
私は思うところ。
■そして、
目標設定においては
経営的な目標ももちろんなのですが、
それと同時に
【自らの人生においての
目標も設定すること】
が大切であると言えます。
『人生の目標』というと壮大なのですが、
ここでは具体的な
【お金の話】
について述べていきたいと思います。
■まず、
経営面でのお金の話としては、
売上から経費を引いた残りが
利益となり、
基本的にその利益が
増えるお金となります。
とは言え当然『売掛金』や
『融資』などの関係により、
【利益=お金】
とはならないのですが、
大枠を捉えるとそのような形。
■それと同時に考えなければならないのが、
その法人から自らに対し
『役員報酬』を支給するわけですが、
【その役員報酬をもらった後の
生活について】
のこと。
結局のところ、
法人の経営者である一方、
『一人の人間』ですので、
【その家庭の中での支出】
もしっかりと考えておく必要があります。
当然、その家庭の中の収入は
法人からの役員報酬となるのですが、
その一方で、『支出』の方をしっかりと
把握しているでしょうか。
大きなものから考えると、
『住宅ローンの支払い』や、
『生命保険料の支払い』、
場合によっては『子どもの教育費』
もあるかもしれませんし、
『習いごと』や『洋服代』『病院代』、
その他『水道光熱費』や『食事代』、
『レジャー』や『積立に回す金額』
など…
いろいろな項目が上がってくるのでは
ないでしょうか。
■大切なのは、
【これら支出をしっかりと
把握しているかどうか】
ということなんですね。
これを把握していないことには、
【どうしても人生の目標設定をすること
自体が難しくなってしまう】
ということが考えられます。
その目標を達成するにあたっては、
やはり
【お金が必要】
というもの。
■では具体的に、
その目標を達成するために、
将来的にはどの程度のお金が
必要なのでしょう。
そしてその目標とする
お金に到達するには、
現状からどのように進んでいくことが
必要なのでしょうか。
ここで出てきた
【現状】
という言葉こそが大切で、
【その支出の状況を
把握しておかないことには、
現状が見えていない】
ということになってしまいますので、
【当然目標自体があやふやなもの
となってしまうこと】
が考えられるわけです。
したがって、
【現在の正確な支出を把握することは、
まず目標設定の第一歩でもある】
と言えます。
■その支出の管理の仕方は
十人十色なのかもしれませんが、
私に関して言えば、
経営の会計の延長として、
プライベートの支出においても
【マネーフォワード】
により会計の入力をすることにより
支出の管理をしています。
<マネーフォワード確定申告のサイト>
https://biz.moneyforward.com/tax_return/price/
そうする中で、
『昨年の同月と比べて増えている支出』や、
『今年に入って大きく動いている支出』
など、具体的な内容を見て取ることができ、
【それがそのまま生活の改善に繋がる】
ということも少なくない状況。
■そして、
私にとって何より大切なのが、
【その手元の現金を投資に回す、
または、経営に回す…
この配分の適正点を見出すこと】
なんですね。
結局のところ、
手元に現金をおいていても、
その現金は何も動いてくれない
わけですので、
【投資に回して利回りを獲得するのか、
それとも自らの経営に回し、
その利回りを超えるような
経営の利回りを獲得するために
自らの経営の投資をするのか…】
といったことを注視しているところ。
経営においての経理は整っているものの、
【自らの家計においての管理は
案外ないがしろになっている】
ということは、
多くの人と接してきて
少なからず見受けられることなんですね。
■というわけで、
【目標設定と同時に、しっかりと
自らの家計の支出の管理もできているか】
ということを
今一度把握するようにして、
まずはお金の面から、
スタート地点をクリアにしていきましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営における目標設定と同時に、
【人生においての目標設定】
も見直すべきであると言える。
・その人生の目標設定において
【現在地を把握すること】
は何より重要。
その『現在地』とは、
【現状において
どのくらいの資産を持っており、
どのくらいの定期的な支出があるか】
ということ。
・経営においての経理は
適正に処理はされているものの、
【自らの家計となると
案外ないがしろになっていること】
が少なからず見受けられるので、
そのような
【トータルの面での収入と支出】
を把握するようにし、
その目標設定をより具体的なものに
したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。