2022年6月25日【儲けを増やす方法】を今一度!
■先日の記事の中で、
【年間20万円以下の所得の場合は
確定申告が不要である】
といったことを書かせていただきました。
<2022.6.23副業でも
【消費税の課税事業者】に?>
https://muratax.com/2022/06/23/5339/
そこで今日は、改めて
『所得とは何か』
について見ていくことにいたします。
Podcastでもこの内容を配信しているので、
よかったらお聴きください(^^)。
https://open.spotify.com/episode/6QylVBh2p6X0WCuyDwYukD
(たどたどしい…まだまだたった2回目。
成長せねばです(汗)。)
■『所得』とは、
平たく言えば
【儲け】
なんですね。
では『儲け』とは何でしょう。
これは
【入ってきたお金から
出て行ったお金を引いて残ったもの】
と言えます。
結局のところ、
【手元に残った現金が
多ければ多いほど儲けが多かったよね】
ということになるわけです。
■少し専門的なお話で言えば、
【売上から経費を引いた結果が利益】。
この利益が『儲け』
と考えられるわけで、
【この儲けがそのまま所得になる】
と考えてもらえば大丈夫です。
ここで言う
【『売上』が入ってきたお金で、
『経費』が出て行ったお金】
というわけですね。
■しかしながら、
『経費』に関しては、
【その事業に必要なもの】
に限定されます。
一般的な家計簿などで言えば、
給料などの収入から
純粋に出て行ったお金…
つまり、どのような支出であっても
家計簿的には『経費』として
考えるのですが、
事業を考える上での儲けは、
【事業に必要なものに関する支出のみ】
しか認められないわけで、
これを『経費』と呼んでいる
ということになります。
つまり、
【売上-経費=利益=所得】
ということですね。
■そのようなことから考えると、
儲けを大きくしようとするためには、
【入ってきたお金から出て行ったお金を
最大化する必要がある】
ということが分かるでしょう。
ということは、
【入ってくるお金を増やすのか、
それとも出て行ったお金を減らすのか】。
そして、
【入ってくるお金を増やし、
出て行くお金を減らす
という両方を実現させるのか】
ということが考えられる手段かな
と言えますよね。
■しかしながらここで考えたいのが、
【入ってくるお金を得ようと
するためには、
出ていくお金も同時に
考えないといけない】
ということ。
端的な例で言えば、
商品を売ろうとするためには
その商品の仕入が必要。
つまり『商品の仕入』という
出ていくお金があって初めて
入ってくるお金がある…
つまり売上が上がる
ということなんですね。
そのように考えると、通常の場合
【入ってくるお金を
得ようとするためには、
出ていくお金も出てくる】
ということになるわけなので、
【まずは入ってくるお金よりも
出ていくお金を減らす方が
効率的である】
ということが分かるというもの。
■『入ってくるお金』に関して言えば、
基本的に『売上』しかない
と言えますが、
『出ていくお金』に関しては
【交通費や電話代、食事代や家賃、
自動車関係の経費、
従業員に対する給料、社会保険料…】
いろいろな項目が
考えられるかと思います。
案外こういった出ていくお金を並べて
検討すれば、
【思いのほかこの出ていくお金を
減らすことができる】
というもの。
これが俗に言う
【経費削減】
なんですね。
この経費削減をすることにより、
【入ってくるお金…
つまり売上を増やすより、
出ていくお金…
つまり経費を減らす方が、
ダイレクトに儲けに繋がる】
ということになるわけです。
■どうしても、
経営をしようとすると
「売上を上げよう」
ということで考えが進むものですが、
こういった
【経費を減らす】
という考えで経営を思索する
ことは大変有用である
と言えます。
決算書の中に
【販売費及び一般管理費】
という項目が、
個人事業主の場合は
【必要経費】
という項目があるのですが、
その中に上がっている項目で
削減できそうなものはないでしょうか。
そのような視点で
【儲けを出すために
削ることができる経費はないだろうか】
ということを第一に考え、その次に
【売上を上げるには
どのようにすれば良いだろうか】
という順序立てで考える
習慣を持つことは大切である
と言えます。
極力スマートにこういった
【儲けを上手に増やす方法】
を考えたいものですね(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『所得』とは平たく言えば
【儲け】
のことであると言える。
・『儲け』とは
【入ってくるお金から
出て行ったお金を差し引いた結果】
であると言える。
算式にすると
【売上-経費=利益(所得)】
となる。
・しかしながら、目を付けるべきは
【売上よりもむしろ経費】
である。
売上を得るためには
経費がかかってくるものであるため、
まずは
【経費の削減を目指して
儲けを極大化すること】
を考えてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。