2022年8月21日【極度の追い込まれ】から生まれる逆転の発想
お盆と決算とその他の業務が重なり、
今日は日曜ですが、久しぶりに
終日仕事。
6月決算の申告が今月末までなのですが、
この6月決算法人のお客様が
なぜかかなり多く(偶然なのですが(笑))、
かなり追い込まれてながら
仕事をしています。
さて、本題です。
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■かなり前のことですが、
アマゾンプライムの特典を駆使して(汗)、
以前より観たかった
『あしたのジョー』を
視聴していました。
1971年に作られたもので、
『ザ・昭和』の匂いが漂う
作風だなーと感じたところ。
力石徹がトレーニングのために
水を飲むこともせず、
ひたすら減量に取り組んでいる
シーンなどは、
今の時代ではありえないことのようで、
本当に時代の流れを感じます。
■その中で私の中でインパクトが
大きかったのが、
主人公の矢吹丈が、
トレーナーである丹下段平に
裏切られるというところ。
詳しくはこちらを。
<Amazonプライムビデオ・あしたのジョー>
https://www.amazon.co.jp/%E7%AC%AC1%E8%A9%B1%E3%80%8C%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%8C%E9%87%8E%E7%8D%A3%E3%81%AE%E7%9C%BC%E3%81%A0%EF%BC%81%E3%80%8D/dp/B00GM4DMVC/ref=sr_1_1?keywords=%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC&qid=1660867377&s=instant-video&sprefix=%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%2Cinstant-video%2C207&sr=1-1
こちらの16話が該当する部分です。
■実のところ、
これは裏切りなどではなく、
丹下段平のトレーナーとしての作戦
ではあったのですが、
私にとってはすごく胸の痛むような
お話でした。
どのようなお話かと言えば、
丹下段平にとって矢吹丈は
自分の希望の写し鏡のような存在で、
これから手塩にかけて育てていきたい
といったところだったわけです。
ジョーもそのことを知っていて、
当然トレーニングをお願いしたい
と思っていたところ、
なんと丹下段平はジョーではなく、
青山くんという超素人の若者に
ボクシングのトレーナーとして付く
という選択をしたんですね。
(ちなみに少年院の中でのお話。)
この段平のジョーに対する
立ち振る舞いが、
本当に冷たく、心が痛んだんです…
まるで矢吹丈がいじめられっ子
のように感じたところ。
私自身も、小学校中学校の頃は、
同じような思いをしていた
時期があったので、
すごく胸が苦しくなりました。
■そんな中、
トレーニングをしてもらっている
青山くんは、
みるみる力をつけていきます。
そしていよいよジョーとの試合の日。
案の定、力をつけている青山くんは
ジョーに上手に迫り、
ダウンを奪っていきます。
そんな中、ジョーは、
トレーナーである丹下段平と青山くんの
いわば仲睦まじい様子を見ながら、
大きなショックを受けるとともに、
そのことにより背水の陣の状態に
なったんですね。
■そのような状況で、
逆に冷静になったのでしょう、
青山くんの弱点を見抜くことに成功し、
これを突破するために
有名な『両手ぶらり戦法』を
そこで編み出します。
両手ぶらり戦法とは、
ノーガード先方とも呼ばれていて、
これを気付きを契機として、
結果として青山くんを倒すことができ、
トレーナーである丹下段平も
「ジョーに覚醒してもらうためには、
追い込むしかなかったんだ…」
ということを
涙を流しながら告白し、
ここからトレーナーとしての丹下段平と
矢吹丈の固い絆が結ばれた
というようなお話です。
(あくまでも、私の見解も含まれますので
ご勘弁を… (汗)。)
■長々とあしたのジョーついて
語ってしまいましたが(汗)、
結局のところ、人は
【追い込まれることによって力を発揮する】
ということが往々にして
言えそうです。
私自身も、やはりいろいろな
期限に追われる中で、
『火事場のクソ力』とも言われるように、
並々ならぬ集中力とパワーを発揮し、
仕事をこなすことができる
というもの。
今まさに、背水の陣の状態になれば、
この水に飲み込まれないように
するためには、
どのようにすれば良いか
ということを徹底的に思索するため、
【成功するほかない】
状況になるんですね。
■『追い込まれて、その結果やりきる』
ということを聞くと、
なんだかマイナスの状況から進むようで
気持ち悪い部分もあるかもしれませんが、
おそらくこれが、
【少なからぬ人の真理(性質)】
というものでしょう。
そのように考えると、
積極的に自らを追い込んでいく状況を
作った方が良さそうです。
そのために、
外部の人に定期的に定点観測を
してもらうことも良いかもしれませんし、
また、想像力が豊かな人は、
万一、今1億円の借金があり、
これを今年中に返済してしまわないと、
一家離散となってしまう…
などということを想定し、
焦燥感をかきたてることにより、
前進することができるかもしれません。
ただ、私はそのような想像力がないため、
やはり定期的な定点観測が必要ですが(汗)。
■最も怖いのは、
【変化しないこと】
であると言えます。
日々変わりゆくこの経済状況において、
変化しないことは
現在において最大のリスク
と言えるような気がしてなりません。
今日はあしたのジョーからの流れで
このようなお話をしてきましたが、
ぜひここに上がっている
エピソード16以降を何話か見ていただき、
この臨場感を感じていただけると
良いかと思います。
…何のお話をしているのか
分からなくなってきましたが(汗)、
的確に自らを追い込み、前進して、
経営を身のあるものに
していきたいものです。
まさに今私は、
絶賛追い込まれ中…(滝汗)。
今日の集中力は本当にハンパないです。
(いっそのこと、
『両手ぶらり』で全て投げたしたい
気もしますが…(笑))
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人は追い込まれることにより、
最大のパフォーマンスを発揮する
ように感じられる。
・追い込まれる状況を実際に作る
となると難しいことであるが、
自分の動きにとって、
『良い意味で無責任である
第三者からの衆人環視』を受ける
ことを考えてみては
いかがだろうか。
・結局のところ、
人は一人では動くことが難しく、
外部の環境により、
良いプレッシャーを感じながら
自らを高めていくことが
必要なように感じる。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。