2022年10月7日良い意味で【機械化した経営】のメリットを考えてみる
■経営が拡大してくると、
【そのお客様の層も
いろいろな方が見えられる】
というもの。
当然『層』が変わりますので、
その対応についても
様々ではないでしょうか。
とは言え、この
【層を変えるかどうか】
も経営の一手である
と言えます。
とある特定の層を
ターゲットにすることにより、
そこに一点集中型の経営が可能となり、
【同業他社と比較しても
その部分で強みが出る】
ということは
往々にして考えられそうです。
今日は、
【お客様が多角化してくる中で、
いろいろなお客様からの
ニーズが出てくる】
ということを前提に
お話を進めていきたい
と思います。
■お客様が増えてくると、
大変になってくるのが、
【問い合わせに対する対応】
ですよね。
お客様が少ないうちは
一人一人丁寧な対応ができるものの、
ひとたびお客様が増え始めると、
経営者一人では立ち行かなくなり、
場合によっては、
【スタッフや外注の方に
その対応をしてもらう】
ということも少なくないのでは
ないでしょうか。
■そんな中注目していただきたいのが、
【同じタイプのお問い合わせに対し、
同じように非効率な状態で
回答していないか】
ということなんですね。
お問い合わせのパターンが
複数あるとは言え、
逆に考えれば
【その複数のパターンに
限定されたお問い合わせ】
という捉え方をしてみては
いかがでしょう。
このように、
【お問い合わせのタイプを定型化し、
その定型化されたものに対して
同じく定型化した回答を準備する】
というのが経営の効率化に繋がる
ように思うわけです。
■AからCまでのタイプの
問い合わせがあった際、
Aに対しては、
【定型文で対応する】。
Bに関しては、
【過去に書いた
ブログの記事などをご案内する】。
Cについては、
【直接のお話が必要なので、
直接お話をする】
など…
そのお問い合わせのタイプにより
回答や対応する方法を画一化し、
【良い意味で機械的に対応をしていく】
ということが経営の効率化に繋がる
こともありそうです。
■よくあるのが、
【回答のスピードは相当速い一方で、
同じような動きをし続けているため、
その累積の時間は相当なものとなり、
トータルするとかなり時間を
費やしていた】
ということ。
したがって、2回目に
過去に遭遇したタイプの
お問い合わせなどがあった際は、
【すぐさまその対応を定型化し、
今後のお問い合わせに対しては
その定型化されたものを
当てはめていく】
ということが
経営にとっては有用でしょう。
■どうしても、
モグラたたきのように、
向かってきたものを
払いのけるような対応を
忙しい状況だと
繰り返してしまいがちなものですが、
今一度
【お問い合わせに対する効率的な方法】
を模索して、
【良い意味で経営を定型化】
してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営が拡大してくると、
【お客様の層も広くなってくること】
が考えられる。
・層が広くなってくると、
【そのお問い合わせの内容も
多種多様になること】
が想定される。
・その多種多様なお問い合わせに、
【突発的に対応する】
という動きを繰り返しては
いないだろうか。
・その場では突発的な行動により
早期解決ができるものであるが、
【その対応の仕方を定型化し、
お問い合わせに対して
その定型化したものを入れ込む】
という方法が経営にとっては
有効なのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。