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トップページ ブログ > 税務について > お金は会社の血液です。

2018年4月18日お金は会社の血液です。

「資金繰りは死活問題ですね。」

 

営業がうまくいき、一定の将来性が見えたとしても、

実際のところお金が入ってこないと何も生み出せません。

 

こんばんは。

福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、

税理士の村田佑樹です。

(旧ブログはこちら

 

1.お金は会社の血液

 

税務の世界では、

物の引き渡しやサービスの提供が完了して、相手に請求をした時点で売上を計上

することとなります。

 

また、物を仕入れたり何らかのサービスに対する対価を支払ったりする際も同様で、

たとえ支払いが終わってなくても、

仕入れであれば売上に対応していること、

サービスであればそのサービスの提供を受けて支払い額が確定した時点で、

仕入れや費用として経費となるものを認識・計上していきます。

 

つまり、たとえ売上や経費が計算上で上がっていたとしても、

それがそのままお金の状況を表しているとは言えない

わけです。

 

2.お金が入ってナンボ


税務や会計上の損益というものは、

会社の経営状況を把握するためにはどうしても必要なもの。

ただ、実際のお金の動きと損益異なっているため、

実際のお金についてはまた別個把握していく必要があります。

そのためにキャッシュフロー経営などという考えがあるわけですが、

それほどに実際のお金の動きというものは重視すべきであるということなのです。

3.売掛金の回収、大丈夫ですか?

 

こちら側がサービスの提供を完了しているのに、それに対する対価つまり売掛金を回収できていない

という事は往々にしてあるもの。

では、このような債権について、何らかの対策を講じているでしょうか?

正直、終わったものはどうしようもないのですが、

そもそも契約書を交わしていますか?

契約書という書面があれば、契約自体は成立しているので、

何らかの方法で取り立てる事は可能かもしれません。

一方、これから物の引き渡しやサービスの提供しようとする場合、どうにか取りっぱぐれない手段を構築する必要があります。

例えば、

仕事に着手する前に半金をいただく

とか、

作業の進み具合に応じてその都度入金してもらう

などという対策も考えられます。

 

我々税理士の業界でも、どうしてもそういった心ない相手に出くわす事はあるもので、

契約書や半金の入金など、同じような対策を講じたりします。

 

ただ、「もう、もらえないんだよね」と軽く考えるのではなく、

そういった事態が起こってしまっているのなら何らかの回収措置を、

まだ起こっておらずそういった可能性が出るかもしれないとなると、その事前の対応策をしっかりと考えておくべき、

と言えるでしょう。

 


4月は出会いの季節。

我が子の通う保育園でも、父母会の役員改選の時期であるようです。

 

私たちは、初めての事なので正直どういった内容がよくわからないのですが、

役員をすることで他の父母の方や先生と接する機会が増えるのではないかと思いワクワクする気持ち。

 

その一方で、本来の業務に支障が出るのではないかと怯えてしまう仔犬のような側面もあり、

夫婦共々迷っているところなのです(悩)

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