2023年1月27日【お客様の立場に立つ】という経営の本質とは
体調不良は続いておりますが、
日中はかなりアドレナリンが出ていて、
これがまた、アナドレナイ・・
ついつい無理してしまいがちですが、
身体と対話をしつつ、
無理なく無理しながら(!)、
頑張ってまいります。
しかし、このようななかなか動けない時の
スタッフの存在は本当に心強いですね。
さて、本題です。
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■税務の相談を
受けさせていただくにあたり、
税務と別に
【経営の相談】
に乗らせていただくということも
少なからずあります。
その相談の中で多いのが、
【どうやったら売上が上がるか】
ということなんですね。
売上に関して言えば、まずは
【既存のお客様】
がいらっしゃって、さらに
【新規のお客様もいらっしゃる】
というもの。
■そんな中、
「新規のお客様の獲得を目指そう!」
と進もうとすることが一般に多いような
印象なのですが、逆に
【既存のお客様にフォーカス】
してみるとどうでしょうか。
往々にして、新規よりも
既存のお客様の方が、
【既に自社のことや、自社の商品やサービスの
ファンになってくれている】
ということが通常ですので、
【追加の売上を見込みやすい】
のではないでしょうか。
■売上が成り立つ仕組みとして
一般的なものを考えると、
【単価×数量×リピート数】
というものがあります。
基本公式なようなものですね。
こういった3つの要因により
売上は成り立っている
という考えなのですが、
既存のお客様に対するさらなる
商品やサービスの提供は、
【3番目のリピート率に繋がる】
のではないかというところ。
■例を挙げると、
美容室にいらっしゃる方が、
その美容室にいらっしゃる
【真の目的】
はどのようなことなのでしょうか。
当然、
【顕在化している目的】
としては、
【髪を切ってもらうこと】
ですよね。
これは当然の話。
■しかしながら、
その裏側にあるその人の
背景を考えると、これは
【十人十色】
ではないでしょうか。
場合によっては、デートの前に
【身だしなみをきれいにしておきたい】
ということもあるかもしれませんし、
場合によっては、
髪を切ってもらうことにより、
【顔をスリムに見せたい】
などということもあったり、
また場合によっては、メンタル面で、
【髪を整えることにより
気持ちを入れ替えたい】
などということも
考えられるかもしれません。
■上述した『デート前』
ということであれば、髪の他にも、
ファッションであったり
ネイルであったり、マツエクであったり…
【外見を整えるような装飾などとセット】
で提案することが
できるかもしれません。
また
【スリムに見せたい】
というニーズに対しては、
【効果的なダイエットの方法】
を提案することにより、
また提案できるサービスが生まれる
かもしれませんし、
そういったダイエットのための
運動法などを提示することも
有効なのかもしれません。
■飲食店であれば、
その飲食店で飲食をして、
その帰りにお土産として
【何かしらを買っていただく】
ということもあるかも
しれないのですが、
そもそもそういったお土産品を
置いてないようであれば、
【そのような機会自体が失われてしまう】
というものでしょう。
■そのように、
一度見えられたお客様に対して、
【ただ単に通常の商品やサービスを
提供して終わり…】
というのではなく、
【その人それぞれの生活の背景を推察】
して、
【その人に合ったさらなる
商品やサービスはないか】
ということを考えると、
【違った角度での経営の突破口】
が見出せる可能性も。
■そういった視点は、
売上アップのためというよりは、
【お客様の立場に立って考える】
という経営の本質にもつながりますので、
商品やサービスを提供する際には、
【目の前のお客様が『潜在的に』
どのようなことを望んでいるのか】
ということを考えるようにすると
良いかもしれませんね。
■今日は、
経営相談の中でよく話題に上る
【売上アップのためには
どのようにすれば良いか】
ということについて、
私なりの考えを書いてきました。
何はともあれ、新規のお客様の
獲得も大切なのですが、
現在のお客様を大切にして、
【お客様がさらに満足するような
商品やサービスを提供すること】
を心がけたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・売上のアップを考えた際、
【新規よりまずは既存の
お客様満足度を高める】
ということを考えてみては
いかがだろうか。
・商品やサービスを提供する際、
通常の場合、
【単一のものを提供して終わり】
というところであるものの、
【お客様の真のニーズは他の部分にある】
ということがむしろ通常。
・経営の本質は、そのような
【お客様の立場に立って考えて、
その真のニーズを探る】
ことであるように感じる。
・そのように考えると、
単一の商品やサービスを提供した
その先に、
【お客様の真のニーズを
適切に捉えて、その真のニーズに
フォーカスできる次なる一手】
を考えるべきではないだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。