2023年6月20日【経営の転換点を見据えた】社長の行動とは
今日はお客様とのご面談で
午後から神戸へ!
初神戸だったのですが、
仕事が立て込んでいることもあり、
とんぼ返りで、今博多への新幹線の中で
記事をしたためているところです。
どうしてもリアルで会いたかったので、
忙しさはあるものの、
すごく嬉しく楽しい時間でした(^^)。
さて、本題です。
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■一般的に創業当初は、
【社長自らが営業マンとして、
そして現場のプレイヤーとして
第一線で取り組んでいく】
というところでしょう。
しかしながら、そのプレイヤーとして
動いている状況では、
当然プレイヤーとしての可動域に
限界が出てくるというもので、
【その限界値を迎えてしまうと、
経営が停滞してしまう】
ということにもなりかねません。
■そのようなことから考えると、
当初はプレイヤーとして活躍
していた社長が、
【段階を経てマネージャーになっていく】
というステージも見据える必要が
ありそうです。
■当然、現役のプレイヤーとして
【第一線で動いている社長】
が動かなくなると、
【売上は少なくなる】
ことが想定されますが、それでもなお、
経営を存続させていくためには、
【プレイヤーからマネージャーへの
転換が必要となるタイミングがくる】
というもの。
■そんな中、
当初からやっていたプレイヤーとしての
位置付けの仕事を他の人に
任せなければなりませんので、
【雇用をして人を自社に招き入れることや、
外注をして、外注先に業務を委ねる】
という選択肢が見えてくることでしょう。
■そして、そのような雇用や外注
については、
【どうしても先行投資になってしまう】
というもので、
【資金繰りを考えると苦しい状況になる】
ということも想定されます。
そのようなことから考えると、
場合によっては金融機関の融資を頼り、
【融資を元手に雇用や外注を促進し、
経営の安定を図っていく】
という取り組みが
必要になるかもしれません。
■どうしても、
【金融機関からの借入】
となると、『借金』という
イメージが先行し、
なんだか気持ちが
乗らないものなのですが、
【自分ではない第三者のお金を自由に
使える環境はそうそうない】
もので、そういった点において、
【借金を経営に利用できる】
ということは、
冷静に考えるとかなり大きなこと
ではないでしょうか。
■そして、金融機関からの
借入をする際には、当然
【信用力が必要】
というもの。そのためには
【決算書を見栄えよく整備しておく
必要がある】
ものですし、
【利益を出して適切に納税をしている】
という事実も必要でしょう。
これこそが、
【節税と融資は表裏一体の関係にある】
という所以なんですね。
■そして
銀行からの借入については、
当初は想定していなかったものの、
経営において転換期を迎えることにより、
【急に融資が必要になる】
ということも想定されます。
そのような際に、急な対策をして
決算書を改善しようとしても、
【貸借対照表は、創業してこれまでの
会社の状況を如実に反映しているもの】
ですので、コントロール不能な
ものとなってしまいます。
■したがって、
もしかすると将来的に
【金融機関の融資が
必要かもしれない】
ということを念頭に置きながら、
当然に節税を考えるとともに、
【金融機関の信頼面】
ということからの動きもまた
考えたいものです。
■というわけで今日は、
経営においての転換期において、
金融機関の融資を考えるべく、
【必要となる取り組み】
について考えてまいりました。
しっかりと、節税とともに
このような経営全体を俯瞰する中で
見えることを念頭に置いて、
経営の思索をしていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においては、
【社長がプレイヤーからマネージャーに
転じるタイミングがくる】
ということを心得ておくべし。
・経営者がマネージャーに転じる際、
場合によっては
【雇用や外注をして人の力を借りる】
ということも必要となるであろう。
・そのような際に、
場合によっては自己資金のみでは足りず、
【先行投資をするため
金融機関などからの借入】
が必要となる場面があるかもしれない。
・そのようなことから考えると、
将来的かもしれないが
金融機関からの融資を見据え、
節税とともに、経営全体を捉える中で、
適切に利益を出し、納税をし、
【信頼を増すことを念頭に置きながら
経営の思索を進めること】
もまた重要であるものと
心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。