2023年10月17日【リッツカールトンの香り】から想起した過去と、現在の姿
昨日はお客様との面談で、
久しぶりに1時間程自転車に乗っていたのですが、
ここ最近は極度の運動不足で、
かなりの疲労と筋肉痛が笑。
本当に健康第一で動かないと取り返しのつかない
ことになりまねませんので、
程よく運動もしながら、健康を保ちつつ、
経営と人生に取り組みたいものです。
さて、本題です。
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■先日の冒頭にも
書かせていただきましたが、
先週金曜日と土曜日で大阪出張
に行っていました。
今回の目的としては、
大阪のお客様にお会いすること、そして、
同じ想いを持つ方々との会合に
参加するため、というところだったのですが、
【大阪については開業当初の思い出の地】
ということもあり、
今回はその思い出の地にも
行ってみることにしました。
■その思い出の地とは、
【ザ・リッツ・カールトン大阪】
なんですね。
いわゆるリッツカールトンホテルです。
ザ・リッツ・カールトン大阪のHP
というのも、開業する前より、
コンサルティングを受けさせて
いただいており、
【そのコンサルティングの場所が
このザ・リッツ・カールトン大阪】
だったということが多かった状況。
開業するタイミングでは
本当にゼロからのスタートで、
このコンサルティングの場を通じて、
いろいろな知恵をいただいて、
実際に行動しては失敗し、
行動しては失敗し…
ということを繰り返し、
まさに試行錯誤の末、
ようやく事業を軌道に乗せることができた
というところ。
(とは言え、もちろん今もなお、
試行錯誤は繰り返しています。)
■思い起こせば、開業当初は
確定申告の依頼をいただいて、
遠方まで訪問し、
それなりの交通費を使ったものの、
確定申告を終えて連絡を取ろうとした
その時から、その方と連絡が取れなくなり、
【最初の仕事で15万円ほどの損害を被った】
という経緯があったんですね。
その当時に関しては、
相当な損害ではあったのですが、
【今となっては逆に良い経験だった】
という気持ちで、その経験があったからこそ、
【値決めに関することや、万が一に
備えるということの大切さを痛感】
しましたし、逆にこれが、
開業当初…というより、
当時は開業する前の勤務税理士
であった時代のことだったため、
【早期の段階でこういった経験を
することができた】
ということは相当大きかったな
という感覚です。
■そして、コンサルティングを通じて
最初に学ばされたのが、
税理士として動き出すこと自体が
まだ始まってもおらず、
【まずは自分の常識を壊すことから
スタートした方が良い】
ということだったんですね。
当時の私からするとまさに目から鱗
な状態で、どうにかその常識を壊すため、
【当時はかなり多くの人に
毎日・毎晩会い続けていた】
ように記憶しています。
(ちなみに、そのような動きをしていたため、
この頃は家庭も崩壊しそうな
状況でした・・・これも猛省。)
■幸いにも、
【開業当初に650万円の借入を
受けることができた】
ため、どうにか開業資金には
苦労せずに進めたわけですが、
その後そのような多くの方に
会うための食事代などで、
【総額で200万円ほどは使ったかな】
という感覚です。
それのみならず、開業当初に契約した
5年リースの会計ソフトが
どうしても使いにくく、
当初半年ほどで見切りをつけた
ということで、その総額が130万円。
そして、開業当初はたった一件の
顧問先からの顧問料として、
【毎月9,800円の月収】
それに対して
【事務所家賃が9万円】
という、今から思い返すと、
【経営者としては、本当に失格だな】
と思う次第です。
実際のところ、開業1年半で
資金ショートを起こしました(滝汗)。
■しかしながら、その200万円を投じて
作ってきた人間関係が、
これも大変面白いことなのですが、
【3年経った頃に成就する】
ということを複数経験し、
開業から2年ほど経った頃から、
次第に紹介が増えだし、
【事業が軌道に乗ってきた】
という経緯だったんですね。
2年程前にも同じことを書いていました。
<2021年10月14日迷惑行為の
ブロックも経営の一貫>
https://muratax.com/2021/10/14/4482/
(この頃は営業に対して大きなストレスを
感じていたようです笑。)
そのような状況でしたので、
大阪の地は、開業前後の思い出の地
ということで、
そのザ・リッツ・カールトン大阪に
久しぶりに入ると、
【リッツカールトンのロビーの香り】
から当時のことを想定し、
何とも感慨深い状況でした。
■現在は大変ありがたいことに、
それなりに事業が拡大し、
良いご縁にも恵まれた結果
となっているのですが、
当時は本当にどん底で、
【藁にもすがるような想いで、
日々努力と研鑽を重ねてきたな】
という感覚。
そんなことを想起し、今回の大阪の地を
踏んだというところでした。
今回のザ・リッツ・カールトン大阪の訪問は、
このように当初を思い出し、
【初心に立ち返るとともに、現在地の
再確認をすることができた】
時間で、本当に有意義な時間だったな
と思う次第です。
■長くなりましたが、このように
【定期的に現在地を俯瞰すること】
は極めて重要であると言えます。
定期的に経営の進度に応じて
以前の状況と現在地を定点観測し、
その後の希望ある未来の経営に想いを馳せ、
【経営の進むべき道を思索】
してみてはいかがでしょうか。
■今回のザ・リッツ・カールトン大阪に訪問し、
その初心を思い出すべく、
そのロビーと同じ香りのする
ルームフレグランスを購入してみました。
弊所にお越しの際は、
【リッツカールトンと
同じ香りを楽しむことができる】
かと思いますので、
ぜひリッツカールトンの香りを
楽しんでいただければというところです。
(…事務所の雰囲気とはいささか
不釣り合いですが、そこはご容赦を笑。)
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《本日の微粒子企業の心構え》
・今回の大阪出張を通じ、
【開業当初のどん底の時代を
想起することができた】
という感覚。
・その当初の状況と現在地の進度を
観測することができ、
【初心に立ち返ることの大切さ、
そしてこれから未来に進むための道】
が見えたように感じる。
・経営が進んでくると、
その多忙な日々に追われ、
こういった経営や人生を俯瞰することを
忘れてしまいがちであるが、
適切にその時に応じた定点観測をし、
経営と人生の希望ある未来に思いを馳せ、
これから歩むべき道を考えてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。