2023年12月3日【上原ひろみさんのライブ】を通じて見出した経営についてのこと
12月最初の日曜日ですね。
・・と言ってもピンと来ないかと思うのですが、
税理士事務所にとっての12月は年末調整の
スタート時期でもあるため、鬼門の時期。
だからこそ、世間の動いていないこの日曜日は
かなり貴重なわけです。
今日はとにかく仕事をさばいていく日として
猪突猛進で仕事に打ち込んでいきます!
さて、気合いを入れつつ、今日の本題です。
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■先日のことですが、長女と次女を連れて
 
 上原ひろみさんのライブに行ってきました。
 
 <上原ひろみさんのHP>
 https://www.hiromiuehara.com/
 上原ひろみさんはジャズピアニストで、
 私が大学生時代からずっとライブに
 行っているアーティストさんです。
 上原ひろみさんは
 当然プロではあるのですが、
 
 その中でも演奏技法などが素晴らしく、
 そしてすさまじく、
 
 毎回ステージの素晴らしさに圧倒され、
 大きな感動をいただいているんですね。
 長女と次女も小学校5年生と
 3年生になったため、
 
 ようやくこういった音楽のイベントにも
 参加できるようになったかなというところで、
 
 これがまた嬉しいことですね。
■今回は
 【ピアノとトランペット、ベース、ドラム】
 という組み合わせだったのですが、
 その都度即興の演奏を繰り広げられたり
 とまさに圧巻のステージでした。
 
 子どもの感性の面から見ても、
 こういった芸術に触れ、
 【その道のプロとしての活動を
 目の当たりにすることができること】
 はすごく良いことのように感じますね。
 
■その中で上述したように、
 
 その場のアドリブで楽器同士の掛け合いを
 通じた演奏を楽しむことができるのが、
 
 この上原ひろみさんのライブなんです。
 もちろんそのライブの前提となるCDは
 あるわけですが、
 単にCD通りに演奏するのではなく、
 
 【それを超えたその場の即興の演奏】
 で、ピアノとベース、ドラム、トランペット
 がそれぞれの存在感を出し、
 【各自の動きに呼応をする】
 ような形で演奏を振り広げて
 いくんですね。
 素人から見ると、よくもまぁその場の即興で
 相手の動きに応じて演奏をすることが
 できるものだな
 と感心するものなのですが、
 【これこそがまさにプロの技術なんだろうな】
 と感じる次第。
■そして、注目すべきが、
 それぞれ単体での演奏となると
 どうしてもその曲の魅力が引き立たない
 
 ・・というよりも、曲自体が成立しない
 わけですが、
 この4つの楽器が組み合わさることにより、
 
 【それぞれの個性を持った存在が
 そのメンバー全員と呼応をし合い、
 その結果大きな形で昇華する】
 といった感覚です。
 
■大切なのが、
 【それぞれは全く違う個性を
 持った存在である】
 ということなんですよね。
 その違った個性が組み合わせることにより
 【ひとつの魅力的な曲として昇華する】
 ということ。
 このことについては
 【経営についても同じことが言える】
 ように思っている次第です。
 経営者はたったひとりの人であり、
 その道の専門家としての技術は
 持っているものの、
 
 経営もまさに『バンドやオーケストラ』
 のようなものであり、
 
 総務や経理、営業やマーケティング、
 契約など、
 
 【各種様々な要素が組み合わせること
 により会社が成立する】
 というものでしょう。
■その中で大切なのが、
 
 【それぞれの周りの人の個性ではないか】
 と私は思う次第。
 まさに人は十人十色というもので
 
 【人の数だけその個性はある】
 わけで、
 【その個性が際立つように配慮していく】
 ということもまた、経営者としての
 仕事ではないでしょうか。
■どうしても人には苦手な分野と
 得意な分野が存在し、私が考えるに、
 
 【苦手な分野を強化するよりも、
 得意な分野を尊重し合って、
 お互いにそれをカバーし合って、
 大きなものを作り上げていく】
 
 ことが有用ではないかなと思うところ。
 <2023年5月18日【スタッフのチーム力を
 高めるため】に私が実行していること>
 https://muratax.com/2023/05/18/6479/
 往々にして、短所に注目して
 
 【その短所を攻撃してしまうような
 行動をとってしまいがち】
 なものなのですが、自分自身を見つめ直す
 とどうでしょう。
 きっと短所と呼べる部分が多かれ
 少なかれあるのではないでしょうか。
■そういった点から考えると、
 外部の人もそのような状況である
 ということが想定されるため、
 そのような人たちに対しても、
 長所を尊重して、
 
 【その長所を活かすためには
 どのようにすれば良いか】
 ということを経営者として
 考えるべきなのかもしれません。
 そのように、 
 上原ひろみさんのライブを通じて、
 
 【経営はまさにオーケストラだな】
 ということを感じた次第です。
■どうしても、日々の仕事に追われていると
 【大枠を見据えることが
 難しくなってしまいがち】
 なものなのですが、こういった
 個々の存在にフォーカスし、
 
 【それぞれの個性が輝き合える】
 ような経営者としての采配を
 心掛けたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・上原ひろみさんのライブを通じて、
 楽器単体の魅力は存在するものの、
 
 【その魅力が、4つの楽器が重なり合う
 ことにより壮大な曲として昇華し、
 曲が完成する】
 
 ものと感じた次第。
・経営はまさに音楽でいう
 オーケストラのようなもので、
 【いろいろな個性を持った人との集合体で、
 その経営全体が成立しているもの】
 と考えられる。
・その中でも、
 【短所を強くするのではなく、長所を
 活かしたそれぞれの人の才能を見い出す】
 ことにより、その才能を全員で認め合い、
 
 【相互に補完するような形で
 経営を組み立てる】
 ことを経営者として考えることが
 大切なのではないだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。	





