2024年1月21日大切にすべき根本は【否定しない環境】
今日も年末調整と償却資産を笑。
なんやかんやで、明日が実質的な年末調整の
期限で、源泉所得税の納期限となります。
何とか全ての申告を終えることができ、
安堵しています。
この後は納品作業が待っており、
少しずつ進めてはいっているものの、
あぁあー!果てしないー・・!
これは来年度の大きな課題ですね。
今の先入観を取り払い、
今までの価値観をぶった切るような
効率化を目指したいと思います!
こういった際にチームの力は
本当にありがたいものです。
<2023年12月8日【写真あり】スタッフ全員
で感じた【愛のある仕事】>
https://muratax.com/2023/12/08/7211/
さて、そんなことから今日の本題です。
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■以前の記事の中で、
弊所においては経営理念をはじめ
【いろいろな仕事の方針を
チーム全員で話し合って決めていく】
ということをお話しさせていただきました。
従来は私が経営者としてトップダウンで
決めていき、
【その決まったことに対して
みんなの意見を伺う】
という状況だったのですが、
ここ最近に関しては、
そもそものルール作りをスタッフ全員と
共有して進める中で、
【また今までにないルールを作り出す】
ということを徹底している状況です。
■その他にも、
スタッフがスムーズに進めることが
できていない仕事だったりだとか、
勤務の仕方だったりだとか…
そのようなスタッフの抱える問題点
についても、対話を通じて洗い出して
【より効率性の高い仕事ができる】
ようにしているという状況なんですね。
この対話ができる環境には、
【どのような意見を出しても
否定されることがない】
という大前提が必要なんですね。
■結局のところ、
【意見を言っても相手が
否定してくるかもしれない】
と身構えている状況では、どうしても
【本当に考えていることを
表明することなど不可能】
と言えるでしょう。
大切なのは上述したような
【決して否定されない環境】
なんですね。
否定されないということを確信していれば、
【どのような考えであっても、
遠慮なく伝えることができる】
というものでしょう。
■こういった点は、
仕事の面においてはもちろん重要
なのですが、
それ以外の社長同士であったり、
同僚同士であったり、または家族や夫婦、
友人関係であったりといった
【様々な関係でも共通して
言えることではないか】
と私は考えます。
■長年連れ添っている夫婦ほど、
相手のことをよく理解できているような
感覚(思い込み)で、
相手の言うことを聞かず、
【何かしら否定をしてしまう】
という関係性になってはいないでしょうか。
【親しき中にも礼儀あり】
と言われるように、近い関係だからこそ、
その相手の感情に寄り添い、
【考え方をひとまず受容し、
その上で、相手との対話を進める】
ということが重要ではないか
というところなんですね。
こういった点を根底に大切にして
おかないことには、
【どのような人間関係で
あっても崩壊してしまう】
というものではないでしょうか。
■とは言え、経営においては、
そのような状況ではなく、
トップダウンでトップが何もかも
決めていくという方が、
スピード感がある意思決定をする
ことが可能となり、
その会社のカラーによっては
それが功を奏するということもある
のではないかと思うところです。
しかしながら、そういった
トップダウンの経営においても、
【まずは相手に寄り添い、
決して否定するのではなく、理解すること】
こそが、どうしても根本的に重要ではないか
と思うところなんですね。
いろいろな社長のお話などを聞いていて、
最近そのようなことを再考した次第です。
■どうしても
自分の考えが正義と思いがちですが、
【その自分の考えと違う相手の
その考えも相手にとっての正義】
言えるでしょう。
結局のところ、喧嘩やトラブルは
そのような正義と正義ぶつかり合い
ではないかと言えるわけですので、
まずは相手のことを受容し、
【その上で対話していくという姿勢】
を重視した経営や人生を
心掛けてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・物事を決めていく際は
【相手や他の人との考えの擦り合わせ】
をすることが大切であるというもの。
・その考えの擦り合わせをする中で、
【相手の考えなどをひとまず受容し、
その上で新たな案をまとめる】
という視点もまた大切なもの。
・そのような対話をする際に大切なのは、
【決して否定をしない】
ということ。
ブレインストーミングなどにおいても、
【まずは否定しないという前提】
が大切な要素である。
・そのように、
【否定されないことが確約されること
により、安心できる環境が作られ、
その結果『真の対話』ができる】
というもので、
このような対話の延長線上に
【まだ見ぬ高い効率性や生産性を
求めることができ得る経営や人生が
待っているもの】
と考え、経営者として
前を向いて進んでいきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。