2024年7月26日売るのも買うのも【より高いもの】を選ぶ理由
先日のことですが、AIのとあるツールを
導入してみました。
顧問のお客様からのご紹介で知ったツール
なのですが、
現在は試行段階で、メルマガの音声吹込み
などで利用をしてみています。
まだ未知数なところではありますが、
かなりすごいな・・という感覚は否めません。
この時代、こういった存在を知っているのと
知らないのとでは大きな差が出てきますので、
しっかりと情報を取っていきたいところですね。
さて、本題です。
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■私は購入の際の意思決定基準として、
なるべく高い方を買うということを
心掛けています。
これは一般的には、商品やサービスの品質は
価格と比例するという考え方からであり、
そのような理由からあえて高いものを
買うということを選択している
という状況なんですね。
■とはいえ、
それは客観的な評価の裏付けがあってのこと、
ということも前提としてあります。
単に高価格でとんでもない商品やサービス
というものも実際のところ世の中に
はあるというものですし(汗)、
そういったものに引っかからないようには
十分注意しているというところなんですね。
…と偉そうに言っているのですが、私自身も
過去に高額なものを買ったものの、
そこから得られるものがなかった
ということは、少なからず経験しています。
そのような経験があっての今回のお話
というところなんですね。
■そして逆に、無料であったり、
相当安いものには十分注意した方が良い
とも言えるでしょう。
そもそもの原理原則として、そのような
価格で商品やサービスを提供した際、
「その売り手側はどのようなメリットが
あるか」ということに着目すること
が大切なんですよね。
どうしてもそういった安価な商品や
サービスを提供すれば、
当然その分多くの商品やサービスを
提供しなければならないため、
その一つひとつの商品やサービスの品質は
低下する傾向にあると言えるでしょう。
■また別の視点から考えると、
あえて安いまたは無料のものを
前に押し出して、
それを餌(と言うと言い方が悪いかもですが)
にして、より高い商品やサービスに誘導して
いるということもまた、考えられます。
もちろん、その誘導された先の商品や
サービスが良いものであれば良いのですが、
少なからぬ場合、そうではないかな…
という感覚ですね。
そのような視点から考えても、
より高い商品やサービスを買うということは
念頭に置いておいた方が良いかな
というところですね。
■そしてこのことは買い手の立場ならず、
売り手の立場としても言えます。
どうしても低価格の商品やサービスを
提供してしまうと、
そこに集うお客様もまた上述した
理屈でいけば、
低価格なりの商品やサービスを求める
ような客層の人たちと言えますので、
場合によってはクレーマー気質の人が
多かったりということも少なくないような
感覚です。
■逆に、
商品やサービスの価値に見合った
高価格の金額設定をすることにより、
そこにいらっしゃるお客様に関しても、
自社にとって良いお客様と言える状況が
作られるということが、少なからず
考えられるかな、というところですね。
こういった「より高く」ということについては、
上述してきたような面において、
【売り手にも買い手にも共通していること】
なのかもしれませんね。
■どうしても目先の料金に飛びついて
しまいがちなものですが、
真に大切なのは商品やサービスによって
得られる、または提供することのできる
『価値』ではないでしょうか。
そのような点を念頭に置いて、
こういった原理原則の考えを見失わずに、
購買や商品やサービスの提供の意思決定
をしていきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・商品やサービスを購入する側にしても
提供する側にしても、
基本的に「より高いものを」という考えを
念頭に置いておいた方が良いだろう。
・当然高くなれば商品やサービスの質は
上がるというもので、
これは購入側においても売り手側においても、
双方にとっての良い関係性を築くことが
できることが想定される。
・料金を安く設定することは、
売り手としては何も考えなくて良いから
ラクである一方、
その先に待っているのはレッドオーシャン
ということが少なからず考えられるもの。
・そのようなことから考えると、
あえて商品やサービスの品質に見合う
高価格の金額設定をして、
より良い未来のお客様とのご縁を紡ぐため、
売り手としての気持ちを新たにし、
商売の在り方を考えたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。