2024年8月7日スタートを切る前に【ビジネスモデルを理解する】ことの大切さ
今日は夜まで面談が立て続きます。
面談は楽しい時間ではあるのですが、
夜まで続くとかなりぐったりしてしまうので、
しっかり踏ん張っていかないとな、と
思っているところです笑。
体力つけないとなーと思いますね…
さて、本題です。
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■私が多くの社長とお話しする際に、
儲かっている企業とそうではない企業が
見受けられます。
その後者の方の企業に関しては、将来的に
利益が上がってくる見込みがあるのか、
それともそうではないのかという
判断をすることはかなり重要である
ものと私は考えます。
■というのも、
将来性のない(ここでは利益が上がる
見込みがないということを指しています)
ビジネスについては、どうしても資金が
枯渇してしまうというもので、
そのような未来が見えている状況において、
その事業を継続することはどうなのかな…
と冷静に考えることが必要でしょう。
ただし、将来的に何かしらの施策で利益が
上がっていく見込みがあるとしたら、
それは具体的に何年後なのかということを
視野に置いて、
予算組みをすることは大切でしょう。
■そして前者の、『利益が今後も上がる見込み
がない事業』については、
早々に手を引くべきか、それとも他の
ビジネスで補完するかということを
考えなければならないでしょう。
通常の場合は、当然儲からないビジネス
ですので手を引くべきではあるのでしょうが、
何かしらのその社長の大きな理念のもとに、
または、社会的意義があってのこと
という背景をベースにその事業を継続する
必要があるとしたら、
場合によっては、たとえ利益が
上がらなかったとしても、
他の事業などでその儲けの出ていない
ビジネスを補い、継続していく
という選択肢もあろうかと思います。
■大切なのは上述したように、
【儲かるかどうかということを把握しておく】
ことなんですね。
往々にして、この将来的に儲かるかどうか
の判断がつかないまま、
なんとなくの自転車操業で進んでしまって
いるというケースも見受けられますので、
こういった点には十分注意が必要である
と言えるでしょう。
■そしてこの儲かるかどうかということは、
そのビジネスモデルそのものが、
利益が出る体質かどうかを判断すべきかな
という感覚。
例えばですが、一般的な企業の税務顧問
をする税理士業務に関しては、
毎月の顧問契約が売上となるものの、
その顧問先が増えれば当然人手も必要になる
というもので、
顧問先の増加とともに、人件費が
増大していくということを念頭に置いて
おかなければなりません。
■したがって、
売上とともに人件費も上がっていく
というビジネスモデルが、この税理士業
(税務顧問を中心とした税理士業)なんですね。
その反面、例えばですが、コードを
書いたり、プログラミングを組むこと
により売上を作っていくビジネスに関しては、
場合によってはそのプログラミングや
コードが社会的に大きな役割やインパクトを
有するものであれば、
もしかすると爆発的に売上が上がってくる
かもしれません。
■そしてこういったイノベーション的な
コードやプログラミングというものは、
場合によっては自分一人の力でそれを
達成することができるということも
考えられます。
そのように考えると、まずは当然コードや
プログラミングのアイデアは必要である
ものの、
利益の出やすいビジネスモデルである
と言えそうです。
こういった事業においては、人件費や
地代家賃がいらないこともあることもまた、
大きなポイントなのかなという感覚ですね。
■上述してきたように、
まずは自分自身のいるビジネスにおいての
ビジネスモデルを知り、
それが儲かる体質かどうかということを
適切に判断し、
そしてその後にそれを継続すべきかどうか
ということを冷静に数字をもって判断できる
体制が必要かなという感覚です。
どうしても見切り発車で、また自転車操業的
に経営を進めてしまいがちなものですが、
こういった点を念頭に置いて、経営者として
冷静に数値を用いた判断をすることを心掛け、
真の経営の行く先を考えたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・そのビジネスが成功するかどうかは、
そのビジネスモデルが儲かる体質かどうか
ということに集約されるのではないだろうか。
・できることならば、
儲かる体質のビジネスモデルは存続させ、
そうではない体質のビジネスモデル
については
早々にそのビジネスから
撤退するべきであると言える。
・ただし、その儲からない体質のビジネスに
社会的な意義があり、
その経営者の理念が強く備わっているなど
という状況があれば、他のビジネスで
それを補完して考えるということもまた
有用であると言える。
・大切なのは、
上述してきたようにそのビジネスモデルが
儲かる体質かどうかということを
明確に数値で把握し、
その根底部分を知った上で経営判断をする
ことであるため、
まずは感情を排し、冷静に数値での判断が
できるように、
経営者としての心構えを持ち、
動いていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。