2025年2月4日個人事業主の【実質的な手残り】を見据えて人生設計を考える
今日もあっという間に一日が過ぎ去って
いく感覚です。
ただ、今年は着々と個人事業主のお客様の
確定申告が進んでいますので、
なんとなく気持ちが良いですね笑。
さて、そんな確定申告のことから、
本日の本題です。
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■ここ最近は、お客様の確定申告の
最終的なご説明や打ち合わせが、
かなり立て続けに行われています。
確定申告は、1年間の総決算とも
言えるもので、
この1年間の損益が明確になり、
それに伴う納税額も明らかになります。
■個人事業主の方の場合、
事業で得たお金から納税額を
差し引いた残額が、
実際の手取り額となります。
そのため、生活費の支出が経費にならない
ことを意識することが重要です。
法人であれば、役員報酬として
自分に給与を支給し、
その給与が生活費として見なされますが、
個人事業主の場合はそれが難しい
わけですね。
■また、法人では役員報酬が経費として
計上されるため、損益が明確になり、
感覚と実際の数値のズレが
少なくなるというところ。
その一方で個人事業主の場合は
こうした仕組みがないため、
実際に使えるお金を把握しにくい
という点が課題となります。
■そのため、事業で儲けたお金から
納税額を差し引いた残額を、
実際に使えるお金として意識する必要が
あります。
最終的には、その手残りのお金を
資産運用などに回し、
将来的にお金を増やしていくことが
大切であるわけですね。
■例えば、老後資金やお子様の教育資金、
その他余暇のための資金が必要な場合、
それらの総額を算出し、経営目標に
紐づける形で資金計画を立てることが
有効です。
目先の売上や利益の目標を立てることも
もちろん重要ですが、
将来の生活に備えるために、
計画的な資金計画を行うこともまた、
大切であると言えるでしょう。
■確定申告を機に1年間の総決算が終わり、
事業上の利益や納税額が算出されます。
この機会に、将来の資金計画を立て、
経営目標を改めて見直してみるのも
良いかもしれませんね。
■また納税額には、税金だけでなく、
国民健康保険料など、所得の変動に伴って
増減するものも含むようにして、
手残りの計算をすることもまた
意識したいところです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・個人事業主は、生活費の支出が経費に
ならないため、実際の手取り額に注意して
その手残り額を計算するべきである。
・事業で得たお金から納税額を差し引いた
残額を意識し、それを資産運用に
回していくことも心掛けたいもの。
・経営目標を設定する際には、将来の
人生計画から来る資金計画も視野に入れて、
抜かりなく目標を立てたいものである。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。