2025年3月1日【源泉所得税】で損をしていませんか?
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★あなたの税務・経営の伴走者★ 
税理士 村田 佑樹 
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2025年3月1日 
微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス【2036号】
こんばんは。
【あなたの税務・経営の伴走者】
税理士の村田佑樹です。
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今日も無事に3月を迎えることが
できました。
この1日の日も、高宮八幡宮に
朔日詣りに行くことができ、
毎月この日を無事に迎える度に、
感謝の気持ちでいっぱいになります。

https://www.instagram.com/p/DGqHvdeSIX-/
さて、本日の本題です。
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■冒頭にも書かせていただきましたが、
 早いもので、今日から3月。 
 
 3月といえば、確定申告のラスト 
 スパートです(ひぃぃ…)。
 税理士事務所にとってこの時期は
 年に一番の重要な時期ですが、
 今日は確定申告に際して、
 所得税に関する重要な論点を 
 お話ししたいと思います。
■今日のテーマは「源泉所得税」です。
 源泉所得税と言えば、 
 給与から天引きされる税金が 
 まず思い浮かぶかと思います。
 しかし、個人事業主の方は、 
 基本的に給与所得がないので 
 源泉所得税の概念が少し異なります。
■給与所得がない個人事業主の場合、
 報酬(売上)から源泉徴収されるのは、 
 弁護士、社会保険労務士、デザイナー、 
 原稿作家など、特定の職業の方が 
 該当します。 
 
 源泉徴収とは、支払い側が報酬から 
 所得税を天引きし、税務署に納付する 
 仕組みです。
■つまり、自分の所得税は、 
 天引きされた源泉所得税として 
 前払いされていることになります。 
 そのため、この前払いされた税金を 
 申告することが非常に重要です。
 申告しなければ、損をする可能性が 
 あることを覚えておきましょう。
■源泉徴収の対象となっている
 少なからぬ個人事業主の方が、
 源泉所得税を引かれた後の金額を 
 売上として計上していますが、 
  
 この源泉所得税を知らず知らずに
 申告しないことで、
 源泉所得税分が取り戻せず、
 余分に所得税を支払うことに
 なりかねません。
■源泉所得税は通常10.21%で徴収され、
 
 課税所得がこの税率の範囲内で
 あれば、申告時に還付される 
 可能性もあるため、
 申告しないことで損をすることに。
 しっかりと源泉所得税額を 
 申告書に記入し、無駄な支払いを 
 避けるようにしましょう。 
■令和6年分の申告書では、 
 50の欄に「源泉徴収税額」を記載する 
 項目があります。
 <国税庁HP-確定申告書様式>
 この項目を正確に記載し、 
 決して損をすることなく、
 確定申告を進めていきましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・源泉所得税を申告し忘れず、 
 過剰に税金を払わないように 
 心がけるべし。
・確定申告で損をしないよう、 
 源泉徴収税額の記載を確実に 
 行うべし。
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今日も最後までお読みいただき、 
ありがとうございました。






