2025年4月6日「春の税務調査がやってくる!」ヤァ!ヤァ!ヤァ!
4月に入り、明日から新年度のスタート
という方も少なくないのでは
ないでしょうか。
実際のところ、入学式や新学期、
そして会社の新年度のスタートということも
あろうかと思います。
さて、そんなことから本日の本題です。
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■春の税務調査と対応
冒頭に書かせていただいた通り、
4月に入り、いよいよ新年度がスタート
となりました。
これから新しい環境に向けて、
目標設定を行う方も多いでしょう。
さて、そんな新年度のタイミングで、
税務上で気をつけなければならないのが
「春の税務調査」です。
春の税務調査は、基本的に
4月から6月の間に実施されます。
税務調査は基本的には
春と秋の2回ありますが、
秋の税務調査が本気の調査
であるのに対し、
春の税務調査はどちらかというと
消化試合といったイメージ。
そのため、税務署から連絡があっても、
秋の調査に比べてプレッシャーは少ない
ことが一般的です。
■春の税務調査の背景
春の税務調査が比較的軽く進む理由は、
税務署の人事異動の時期が
近づいているから、ということ。
7月の人事異動を前に、
税務署はなるべく早く調査を終わらせて
新しい役割に移行する必要があり、
そのため調査がスムーズに進みやすい
という背景があります。
■税務署との交渉のポイント
春の税務調査においても、
税務署は必ず指摘をしてきます。
(仕事ですので当然ですが笑。)
この指摘に対して、
どのように対応するかが重要です。
どうしても税務調査というと、
戦う姿勢を見せがちですが、
そのような態度により、逆に税務署を
本気にさせてしまうことも。
税務署との関係のベースは、
あくまでも「人と人との対話」です。
ですので、冷静に話し合いをする
姿勢が大切です。
■反論の仕方と対応
税務署から不当な指摘を受けた場合、
もちろん反論は必要ですが、
その反論も「人対人」の関係を
第一に、意識して行いましょう。
その際に感情的にならず、
冷静に対応することでより良い結果が
得られる可能性が高まります。
■柔軟な対応が求められる春の税務調査
春の税務調査は、秋に比べると
調査自体が比較的柔軟に進むことが
多いです。
そのため、税務署との交渉もしやすく、
適切に進められることが多い
と言えます。
重要なのは、税務署からアクション
があった場合、柔軟で上手な対応をし、
最終的に双方が納得できる
結果を得ることですので、
そのようなことを念頭に置き、
税務調査を軽やかに超えて
いきましょう。
3年前にも春と秋の税務調査のことを
書いていますので、
こちらも併せてご参考ください。
<2022年1月24日税務調査において
絶対に注意すべき2つのこと>
https://muratax.com/2022/01/24/4841/
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《本日の微粒子企業の心構え》
・春の税務調査は比較的軽いが、
税務署との交渉は重要である。
・税務署との交渉では、
冷静に話し合いを重ねることが大切。
・春の軽めの税務調査においても、
人と人との対話を通じて進めるべし。
・税務署との対話を通じて、
上手に落とし所を見つけ、
納得のいく結果を導こう。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。