2025年6月22日「たった1分」が明暗を分けた過去のお話
今日は娘たちが通うスクールにて、
「環境美化」があります。
環境美化とは、つまり清掃活動
なのですが、
スクールは山の上にあるため、
草刈りやさまざまなものの移動など、
相当な重労働になるというところ。
今日はそんな環境美化の前ということで、
時間に追われ、早めにメルマガの
執筆をしているところです。
さて、そんなことから本日の本題です。
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■もうすぐ6月が終わるのですが、
こういった時期に思い出すのが
「税理士試験」なんですね。
税理士試験はお盆前後に実施され、
私が受験していた頃も、
ちょうどこの6月の時期は
最終的な追い込みのタイミング
でした。
■税理士試験は年に一度しかなく、
相当な緊張感のある試験です(滝汗)。
試験前の勉強を通じての準備は
もちろんのこと、
本番当日の時間の使い方が、
最終的な結果を大きく左右するのが、
この税理士試験。
試験は120分ですが、往々にして
この時間内には終わらないような
ボリューム感なんですね。
■そのような状況ですので、
最後の最後まで粘り強く、
全員が解ける問題をきちんと解いていく
ことが肝要となります。
逆に言えば、
どんなに難しい問題を解いたとしても、
いわゆる「傾斜配点」という
採点方法が取られていますので、
みんなが解けている問題を
落としてしまうと、
結果として不合格になるということが。
■そして、これはあくまでも
私の体感なのですが、
試験終了前の「1分」や「30秒」の
時間が、合否の明暗を分けると
言っても過言ではありません。
この1分や30秒の間には、
相当な集中力が研ぎ澄まされ、
解けていない問題を瞬時に見渡して、
即座に解けそうな問題を拾いに
いくんですね。
その結果、プラス1点、2点が加わり、
それが合格に結びついたという
経験もありました。
逆に言えば、この時間に匙を投げて
しまうと、すべてが崩壊します。
これは決して容易に語れる感情では
ないんですね(号汗)…
(思い出すだけでも吐きそう…)
■このように、
時間が限られている状況では、
その締切直前の時間に
最大の集中力が発動されることに。
それこそが「締め切り効果」であり、
これは以前の記事で紹介した
「ポモドーロ・テクニック」にも
共通する考え方です。
<2025年2月3日【ポモドーロ・
テクニック】で仕事効率が
爆上がりしている話>
https://muratax.com/2025/02/03/8628/
■私自身、ここ最近はかなりの
業務に追われており、
この6月は特にそれが顕著です。
こういった再には、
ポモドーロ・テクニックのように、
時間をあえて区切り、集中のきっかけを
作るのはもちろんですが、
同時に「仕事の順番」をどうするか
悩んでしまい、
その悩みがストレスになり、
結果として仕事が進まないということも。
■そんなときに有効なのが
「マインドマップ」であり、
頭の中でごちゃごちゃしている悩みを
紙に書き出し、可視化し、細分化する。
それにより、悩みの正体が見えてきて、
脳がスッキリとリフレッシュされ、
不安が消えていくのもまた、
不思議なものです。
■そして、不安が薄れたら、
次にするのは「今日の予定」を
見える化すること。
マインドマップ上にやるべき
タスクを書き出し、
それを印刷して、黄色のマーカーで
今日着手するタスクを塗ります。
さらに、「何時何分から何時何分まで」
というように、赤いペンで時間を
そこに書き込んでいきます。
その後は、その予定表に従って、
ただただ、黙々とタスクをこなしていく。
そうすることで、締め切り効果が発動し、
仕事が効率よく進むような感覚が
あるんですね。
■とはいえ、もちろんその日の
コンディションによっては
うまくいかないこともあります。
そういった場合は、思い切って
すべての仕事を一旦止めて、
休むということも重要でしょう。
■何はともあれ、この時期は本当に忙しく、
いろいろなことに追い込まれている
感が否めません。
そのような状況だからこそ、
締め切り効果を上手に活用して、
効率よく、生産性高く、
仕事を進めていきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・税理士試験の終了直前の「1分」
や「30秒」の時間は、
猛烈な集中力を発揮する、
神がかったかのような時間となる。
・そのようなことからも、
ポモドーロ・テクニックを活用して
時間を設定し、
短時間で集中するというのは、
大変重要なことに感じるところ。
・締め切り効果を意識しながら、
常に単位時間あたりの「生産性」と
「効率性」を最大化し、
その1分1秒を有意義に使うために、
日々、試行錯誤を重ねていきたい
ものである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。