2026年1月20日確定申告で【よくある誤りトップ3】を紹介します!
1月20日ということで、
法人や個人事業主の方で給料を支払っている方について、納期の特例を選択している場合は、
本日が源泉所得税の納期限となります。
源泉所得税の納付漏れはないでしょうか…?
もし納付をされていないという方は、お忘れなく納付をしてくださいね。
なお、私の顧問のお客様については、
納付が発生している方皆さんに納付のご案内とリマインドを差し上げておりますので、ご安心くださいませ。
(ちょっと事務連絡…笑)
さて、本日の本題です。
確定申告で多いミスを知る
今日は確定申告が近づいてきたということで、
確定申告でよく見られるミスについてお話をしていきたいと思います。
確定申告については、特に税理士が関与していない申告書において、
かなり多くのミスが見受けられるというのが正直なところです。
今日はそんな確定申告についてのミスを、
トップ3という形式でお話ししていきたいと思います。

【第3位】借入金の返済を経費にしてしまっている
まず大きなミスとして、借入金の返済を経費としているというケースがあります。
クラウド会計でデータ連携をしている場合に、
無意識に登録してしまっているケースも多いのですが、
借入金の返済については、
その金利部分のみが利子割引料として経費になる一方で、
元金の返済は単なる負債が減るという事象になりますので、経費とはなりません。
これは、借入金入金時にこれを収入としてカウントしないのと同じ理屈ですね。
借入金の返済は年間にすると数十万円、あるいは100万円を超える支出になりますので、
それを誤って経費にしているとなると、大きな問題につながりかねません。
【第2位】売上を二重計上してしまっている
また、これもクラウド会計の設定上のミスから導かれたりするものなのですが、
単なる現金の預け入れを売上計上としてしまっているケースも見受けられます。
よくある例としては、
Airレジなどのデータを通じて現金売上をその発生した都度計上しているにもかかわらず、
その現金の入金も売上高に計上してしまい、
二重で売上高が計上されてしまうというケースです。
これもご自身で記帳されているケースにおいて、かなり見受けられることなんですね。
【第1位】車を全額経費にしてしまっている
そしてよくある誤り第1位が、
【車を購入した際に、その購入額を全額経費にしてしまっている】
というケースです。
車に関しては、似たような科目として「車両費」というものがありますので、
「車を買う=車両費」だということで全額経費にしてしまっているケースが、
税理士の関与していない会計処理によく見受けられるかなというところ。
車の購入に関しては30万円以上になることが通常ですので、
そのような30万円以上となる資産については、減価償却資産として計上し、
少しずつ減価償却費という科目で経費化していくことになります。
<2022年1月10日経営を混乱させる【減価償却の在り方】について考えてみる>
https://muratax.com/2022/01/10/4793/
この車両についても、先ほどの借入返済と同じように金額が大きくなりがちですので、
不当に納税を少なくしてしまっている結果につながってしまいます。
【番外編】売掛金の計上漏れ
また案外多い、この「売掛金の計上漏れ」を番外編として、示させていただきます。
売上高について、12月分の売上で1月以降に入金されるものについても、
あくまでも商品の引き渡しやサービスの提供が完了したのが12月中であれば、
これは12月の売上高として計上すべきということになります。
どうしても入金された時点で売上高として処理をしているケースが多く見受けられますので、
最終的に 12月末時点では「12月分までの売掛金を計上する」ということも、忘れずに実施するようにしましょう。
売掛金の注意すべき発展バージョンとして、
こちらの記事もご参考ください。
<2020年9月10日【締め後の売上】には要注意!>
https://note.com/muratax/n/n967a252768e1
ミスを防ぐ意識をして正しい申告を!
その他にもいろいろな項目があるのですが、
代表的な大きなところとしては、以上のような点が挙げられます。
ぜひ確定申告をされる際は、上述したようなことに十分注意を払い、
決してミスのないような確定申告を心がけるようにしましょう。
こういったミスは、納税を多くしてしまっているものもあれば、
不当に少なく納税をしてしまっていることにも繋がります。
いずれにせよ、適切な申告とは言えない状況ですので、
今一度、会計処理や申告の内容に間違いがないかを確認して、
決して誤ることのないような確定申告と納税をすることを心がけたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・個人事業主の方の確定申告においては、借入金の返済、車の購入、売掛金の計上などについて多くのミスが見受けられるところ。
・こういったミスは、結果として納税額が大きく変わってしまうことになるため、入念に注意を払い、誤りのない申告を心がけたいものである。
・クラウド会計でデータ連携しているだけで安心というわけではないため、クラウド会計の設定を見直し、決して誤ることのないような会計処理をすることもまた、心がけたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






