2026年2月14日経営において必要な【選択と集中】を見据える
今日は2月14日ということで、バレンタインの日ですね…
ということを書きながら気づいたところです笑。
この繁忙期においては、面談はすべてZoom面談ということに加え、
勤務自体も完全にリモート勤務ですので、人と会う機会が全くない状況。
ですので、世間一般的なバレンタインの行事は皆無なんですよね。
そうなると必然的に、ホワイトデーのことも考えなくて良いというところです(!)。
なんて強がりとぼやきを入れながら(汗)、本日の本題です。
経営者のエネルギーと利益への関心
定期的な顧問のお客様とのご面談のほか、いろいろな経営者の方とお会いする中で、
同じ経営者として感じるのが、どなたも相当エネルギッシュだなということなんですね。
やはり起業にあたっては、強い理念を携えて創業をし、
その自分のしたい仕事に没頭しているわけですので、
そこから出るエネルギーは本当に大きなもの。
利益は「売上-経費」というシンプルな構造
そのような中で、どうしても経営者として悩むのが、どうやって売上や利益を上げればよいかということです。
これは、いろいろな経営者の方とお会いする中で、切実に皆さんが感じている悩みなんだなと感じています。
これは以前の記事でもたびたび述べさせていただいているのですが、
利益については、売上から経費を差し引いた残りとなります。
そうなると、売上を上げる、または経費を減らす、さらにはその両方を達成することにより、
必然的に利益は上がるということになりますよね。
<2022年4月18日利益の仕組みから見る【粉飾の手口】>
https://muratax.com/2022/04/18/5115/
新規事業には見えないコストも存在する
そういったシンプルな構造なのですが、
経営者としてはエネルギーに満ち溢れているがゆえに、
そのエネルギーの使い方には要注意という面もあります。
というのも、どんな事業であれ、まず主軸となる事業は存在することでしょう。
場合によっては、その主軸事業のみで進んでいるケースも多いかと思いますが、
エネルギーに満ち溢れる経営者の方ですので(!)、
その他の事業にも手を広げるということは、実際のところ少なくない状況です。
しかしながら、ここで注意が必要なのが、
手を広げるということは、売上が上がる可能性がある一方で、
経費も必ずかかってくるということです。
場合によっては、自分自身が動いているだけで、お金が出ていないため、
経費がかかっていないように感じるかもしれません。
しかし実際には、経営者である自分自身の時間と労力を投入しているわけですので、
目に見えない形であっても、そこに経費がかかっているという認識は持っておいた方が良いでしょう。
そうなると、スタートとしては特に、売上が立っていない段階で経費が先行することになりますので、
当然利益はマイナスになっていくという構造になります。
もちろん、その後の事業展開により売上が増えていくことも考えられますが、
ここはしっかりと定点観測をしていく必要があるわけですね。
経営資源の分散が全体の利益に与える影響
仮に、主軸となるA事業と、新たに始めたB事業があるとします。
B事業については、当初は先行投資があったものの、順調に伸びて利益が出ているとします。
しかしその一方で、A事業の方はどうでしょうか。
場合によっては、B事業にリソースを投入したことにより、
主軸であるA事業の利益が伸び悩んでいるということも考えられるかもしれません。
というのも、人・時間・お金といった経営資源を新規事業であるB事業に投入しているわけですので、
その分、A事業へのこういった経営資源の投入が減っている可能性があるためです。
さらにC事業などが加わってくると、経営資源はますます分散してしまうことになりますよね。
その結果、会社全体としてどうなっているかということを、
しっかりと把握していくことが大変重要になります。

単体の事業の結果だけでなく、会社全体を俯瞰して、
それぞれの事業が全体にどのような影響を与えているかを確認する必要があるということですね。
シャワーの水圧に見る「集中」の重要性
これは私が入浴の際にいつも感じていることなのですが、
蛇口から直接出る水圧に比べて、シャワーにすると、水は複数の穴から出るため、水圧が分散してしまいます。
強い水圧を得たいのであれば、一点集中で蛇口から出す方が効果的です。
(変な話ですが、いつもこのことを思ってしまっています笑。)
そしてこのことは、経営においても、同じことが言えるんですね。
A事業、B事業、C事業と複数の事業を展開している場合、
程度の差はあれ、経営資源は分散しているというのは事実です。
そのような状況を冷静に俯瞰する視点が大切であるわけです。
場合によっては、単体の事業は利益が出ていたとしても、
もし主軸事業だけに集中していたら、もっと利益が出ていたのではないかという視点も大切でしょう。
また、同じ時間や労力を費やしているにもかかわらず、
利益の伸びが小さい事業もあるかもしれません。
そのような場合には、一定期間を区切って撤退を判断し、
その事業に使っていた経営資源を主軸事業に戻すという決断も必要になるでしょう。
これは痛みを伴う判断ではありますが、
結果として経営が良くなるのであれば、それは経営においての英断であるはず。
経営の本質は「選択と集中」にある
経営の言葉として「選択と集中」というものがあります。
まさに今回の話は、その選択と集中の重要性を示すものなんですよね。
そのようなことから、経営者として、一つのものに注力することの重要性を認識しながら、
より良い経営を目指していきたいものです。
==================
《本日の微粒子企業の心構え》
・主要事業に加えてその他の事業を並行させる場合、経営資源が分散しているという事実をしっかりと認識しておくべし。
・新規事業を始めたことにより、主軸事業の成長が鈍化していないかという視点を持ち、会社全体を俯瞰して状況を把握することが重要である。
・選択と集中の視点を持ち、必要に応じて撤退の判断も行いながら、経営資源を最も価値の高い領域に投入していきたいものである。
---------------
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






