2019年9月19日航海をしてみて、見えてきた経営の行く先の話
今日は税理士の顧問のお客様からのお声掛けで、そのお客様のご自宅がある西戸崎へ。
福岡から西戸崎は車でも行けるのですが、車は妻が子どもたちの送迎で使っているため、
博多埠頭より船に乗って西戸崎へ行くことに。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.船酔いと目先の経営は酷似している
移動中も、LINEやMessenger、メール等の連絡が絶えないため、スマホは手放せません。
ただ、スマホの画面を見つめていると、
船の揺れによって、少し気持ち悪くなってしまいますね…
そこで目を移して、大海原を見ていると、不思議とその気持ち悪さもなくなり、船との一体感が生まれてきます(少々大げさですが…)。
これって、すごく経営と似ていると思いませんか?
目の前の【作業】に追われて、その作業に時間を使う日々。
作業に追われているばかりに、本来経営者としてやるべきである【仕事】がないがしろになってしまう
などという状況は、何となくでもわかるのではないでしょうか。
2.【考える】ことこそ、経営者の【仕事】
経営において、最も重要なのは【思索をする】ということ。
ただ、この思索をする・・・すなわち、【考える】という行動は、思いの外面倒なもの。
潜在意識の中でこの面倒だという気持ちが回ってしまい、目の前の【作業】に没頭する。
作業をしていると考える必要はないため、脳へのストレスを考えると、きっと楽なんですよね。
私ももちろん同じですので、作業に行ってしまう気持ちは痛いほどよくわかります。
ただ、本当にそれで良いかと言えば、決してそうではないはず。
経営者の時間給は誰よりも高いわけで、経営者であるあなたが動かないことには、経営において利益も生まれない。
そうなのです。
いわば誰でもやれる【作業】というものは、経営者の手から一刻も早く手離さなければならない、と言えます。
この思索をするという時間を、毎日少しでも天引きできているかどうかということは、極めて重要。
経営においても、大海原を見渡すような形で、まずはあるべき経営のゴールや目標を定め、
そこに航海中に大海原を見渡しながらスマホを見るが如く、そのゴールや目標から逆算しての今の【仕事】に取り組んでいくということが、あるべき経営の姿なのです。
1日30分… いや、10分でもいいので、経営の行く先について考えてみませんか?
目の前の作業に追われてしまうと、本当に酔ってしまいますので…