2019年9月29日自らの意思を貫くことによる思わぬ損害とは?
突然ですが、仮にあなたがゴルフを始めよう!と思い立ち、
せっかくなので本格的に上達したい!という気持ちを持った際、どのような行動を起こすでしょうか。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.自らの意思でのみ動くことのハイリスク
雑誌やテレビ、インターネット、旬のところで行くとYouTubeで動画などを見ることでしょうか。
そのような方法で、ゴルフの仕方を学んでいくということが考えられます。
ただここで致命的なことと言えば、全て目で見て、耳で聞くことができるものの、
実際に自分自身が体を動かして習得できるものではないということ。
もちろん、この後自分自身で体を動かすわけなのですが、
それはあくまでも自分の目を通してみた間接的な媒体を基にしての動き。
間接的な媒体。
つまりその相手は、雑誌やテレビ、インターネット、YouTubeであり、
これらのものは決してあなたの目線に立って動いてくれているものではない、ということです。
とするならば、自分の目で見たそれらの媒体から、自分なりの解釈を持って体を動かしていくことになるわけです。
何が言いたいかと言えば、これからゴルフを始めようとしている素人である自分自身の視点は、
あくまでも素人の視点に過ぎないということ。
素人の視点は、その道の経験がないため、往々にして誤っているということが多いものです。
(というより、ほぼ間違っていると思います。)
つまり、このような間接的な媒体では、多少の上達はするかもしれないというごく少ない希望的な可能性はあるかもしれませんが、
場合によっては逆に誤ったフォームのままそれが癖付いてしまい、
逆に矯正することが難しくなる、といった負のスパイラルに陥っていくことも少なからずあるわけです。
2.知見は成功者から買うべし!
ここまで書くと、とるべき行動は見えてきます。
つまり、(金銭面の負担は一旦除いて考えますが)ゴルフのプロに教えを請うことこそが、
一番のショートカットであると言えるでしょう。
私自身の話で言えば、税理士は税金関係のプロではあるものの、
社会保険に関して言えば、専門の職種である社会保険労務士の方に比べて知識はやはり劣ります。
とは言え、お客様…つまり経営者の立場に立って考えて、税理士の存在価値を見い出そうとするならば、
税理士と関わっていただくことの価値は、節税ではなく、あくまでも
【手元により多くのお金を残すためのアドバイスをもらえる】こととであり、
これまで私自身が200人以上の経営者の方と関わってきて、このことはほぼ確実なことと言えます。
そのような状況であるため、私自身も社会保険の情報は、その道のプロである社会保険労務士の方に教えを請うています。
節税だけでは効果は限られるのですが、この社会保険という分野まで突っ込んで対策をしていくと、
近々ご面談のお客様で、年間ベースで130万円程、手元に残るお金が増える見込み。
当然のことながら、私が社会保険のプロに教えてもらう費用は130万円などとは程遠い廉価
(といっても、それなりの金額ではありますが(汗))。
そういったプロから知見を直接買って、それがお客様に対して130万円というお金を手元に残すことができたとしたならば、
お客様にとっては控え目に見ても、それなりに価値のあることでしょう。
経営者として、お客様の立場に立って考えたときに、
お客様に対してより多くの価値を提供することができるように動いていくこと
は、極めて重要なことです。
その場しのぎの自分の財布事情ではなく、思い切って投資をすることで、将来的に多くのリターンを得られることができます。
経営者として物事を動かしていく際、最も自分にとっての価値を享受できるであろう最高の環境について思索をしてみるということで、
結果として、圧倒的にお客様に対しても同じく価値のある貢献ができるものです。
かく言う私自身も、こういった思い切った行動にはなかなか踏み切れないということが往々にしてあります。
こうやって記事を認めることによって、自らを律することができているということは、
なんともありがたいことのように感じますね。