2019年10月11日時間の価値を最大限に高める方法
■ 「今日も一日が終わった。」
というより、
「今日も一日が終わってしまった…」
なんていう気持ちに
なってしまうこと・・・
ありませんか?
こんにちは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■ 日々仕事をしていると、
時間が経つのは本当に早いもので、
あっという間に一日が、
そして一ヶ月が終わってしまうもの。
今日は金曜日ということで週末。
この一週間、
充実した時間を過ごせたでしょうか。
■ どうしても日々の業務に
追われていると、
作業は進むものの、
本来の経営者がするべき【仕事】の
部分がなかなか進まないもの。
・・・というような状況になっていては
本末転倒ですよね。
経営者の仕事は、
【しっかりと思索をして、
それに基づいて行動すること】
と言えるでしょう。
いわば、
【経営者にしかできないこと】
に注力すべきということですね。
いわゆる【作業】に没入してしまうと、
経営者の本来の仕事に割く時間が
その分少なくなってしまうわけで、
そういった作業は
自分ではない他の人に
任せてしまうべきもの。
とは言え、
いろいろな事情でなかなか
そうもいかないですよね。
■ ただ、経営者としてそういった
【思索をして行動をとる時間】
というものは極めて重要であるため、
今日は私のやっている
タイムマネジメント(時間管理)
の仕組みを少しだけ
書かせていただきたいと思います。
■ 経営者として、
お客様を大切にするがあまりに、
お客様のことが第一優先となり、
結果として
【自分自身の時間を
一切設けられていない】
というケースが少なからずあります。
これを解決する手段として、
【あらかじめ自分の時間を
天引きしておくこと】
が考えられます。
時間を天引きと言うと
なかなか難しく感じるのですが、
つまり
【自分に対するアポ】
を入れておくということ。
そしてこのアポは、
【自らのお客様と同レベル】
で考えておくべきです。
つまり、余程の理由がない限り、
自分に対するアポはズラさないこと。
この時間を設けること自体が
なかなか厳しいのであれば、
【15分】でも良いのです。
とにかく、経営者としての
【仕事】をする時間を
15分だけでも決めておく。
この15分が過ごせるだけで、
かなり気持ち的にも
充実することになります。
■ もう一つ、
タイムマネジメントにおいて
重要なことは、
【単位時間あたりの生産性】
をできるだけ高めていくこと。
つまり
同じ1時間を過ごすにしても、
より濃密で充実度に満ちた時間
とするべきである
ということです。
どうしても
流れで仕事をしてしまうと、
ダラダラと集中力のない時間が
過ぎてしまい、
この単位時間あたりの生産性が
ガクン!と低下してしまうことに。
■ これを避けるため、
【締切効果】という手法
を使います。
例えば、あなたが朝出かける際、
電車やバスに乗る時間が
決まっているとするならば、
その時間に合わせて
家事や身支度を済ませる
ことでしょう。
このように、
時間が決まっていれば否応なく、
それに合わせて行動する
ことになるわけです。
このことから考えると、
自らの行動にこういった時間の制限を
設けることによって、
集中力が高まり、
結果として単位時間あたりの生産性が
グン!と上がることになります。
■ 例えば、これから2時間半の仕事
をするとしましょう。
通常であれば
この2時間半ぶっ通しで仕事をして、
その後15分の休憩を・・・
などということになるかと思います。
ただ、ここに締切効果を考えて
時間を設定すると、
・『30分仕事をして3分休憩』
というサイクルを5回転する。
・『50分仕事をして5分休憩』
というサイクルを3回転する。
理論的には、
上記3パターンいずれも
2時間半仕事をして
15分の休憩を取る
ということでは同じこと。
ただ、この締切効果を意識すると、
インターバルに短時間の休憩を
入れていくということにより、
単位時間あたりの生産性が
上がってくる
というわけなのです。
■ 単純なわかりきったような
話を書いていますが、
意外と自分のことを自分で管理する
ということは、
なかなか難しいもの。
少しでもピンときたら、
ぜひ試しに取り入れてみて下さいね。