2019年10月16日コンサルティング(する方)から得られる学び
【本日の活動】
・午前中は顧問先の決算業務
・昼から夜まではコンサルの準備&コンサル
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■ 今日は税理士の顧問のお客様への
コンサルティングの日。
この日時だけは、あえて
【税務以外の経営に関するお話】
をさせていただきます。
現在の状況としては、
数件税務顧問業務以外のコンサルティング
をさせていただいて、
別途料金をいただいているのですが、
そのうちこれも
体系化していきたいところ。
今日も大変ありがたいことに、
多くのパラダイムシフトを
起こさせていただくことができたようで、
コンサルティングをする側としても
すごく嬉しいことですね。
■ やはり、
(これは私にも言えることなのですが)
どうしても自分の業界のいわゆる
【常識】
にとらわれてしまいがち。
これが、第三者からの視点により、
ある意味【強制的に】
俯瞰することができ、
もっと広い視野を持って
経営を見渡すことにより、
今の状況が打破できる可能性も。
■ 今日の話の中で出てきたのは、
【LTV(Life Time Value)】
のこと。
【生涯生産価値】
と訳されるものですね。
つまり、一人のお客様が
一生涯にどのくらい
自分の商品やサービスを
買ってくれるかということに
もっと着目してみましょう、
というお話をさせていただきました。
一つの商品やサービスを売って終わり
というのではなく、
その後どのように
購入してくれたお客様に対して
アプローチしていくかということが
極めて重要と言えます。
以前の記事の繰り返しにはなりますが、
新規のお客様を追うということは
結構大変である一方、
一度お客様になってくださった方
に対して再販売をしていく
ということは、
比較的容易であるものです。
■ かなり実力のある方なので、
うまく情報発信することにより、
よりブランド力を高めることができ、
さらに【高単価の勝負】に
出ることができそうです。
おそらく、私の予想でいくと、
今回のコンサルティングの先にある
経営の改善により、
【数百から数千万円単位の売上】
につながるのではないかと思っています。
実際、お客様自身も
同じように感じられていた様子。
こういった前向きなお話というものは、
お互いすごく楽しいものですね。
■ お話の中でもう一つ話題に上ったのが、
【QOL (Quality Of Life)】
とのこと。
いわゆる【人生の質】。
つまり、
【一見お金が儲かりそうなビジネス形態】
であっても、
それが収入のみに焦点を当てた
【本当に自分のやりたいこと】
ではなく、
その先に【人間関係が欠損する可能性】
のあるような仕組みであるとしたならば、
その収入とその人間関係の欠損という
可能性を天秤にかけ、
自らの人生の質的な面で考えると、
それが本当に成功と言えるかどうか
ということを考えることが
すごく重要であるわけです。
そしてこのことは、
多くの場合自分では気がつかないもの。
そのため【第三者の視点】こそが
極めて重要なのです。
■ またこれも繰り返しになりますが、
経営者の仕事は
【思索をする】
こと。
今回のお客様が考えている
ビジネス形態として、
知らず知らずに自らが動かざるを
得ないような形態になっていたもの
がありました。
これは、このお客様自身は
【動いていかない仕組み】
であるつもりであったそうなのですが、
私が第三者的な姿勢で聞くと、
経営者自らが動くことにより
初めて売上が上がる形態だな…
と感じたわけです。
そうなってしまうと、
必然的に経営者の本来の仕事である
【思索をする】という時間が
どんどん奪われてしまうことに。
■ このように、やはり
自分の視点は自分の視点に過ぎず、
自分の常識は他人にとっての非常識
であるということが、
今回のコンサルティングでいろいろと
明らかになってきました。
そのことに気づいていただいた
瞬間のお客様の表情というのは、
なんとも嬉しいもの。
こういう反応をいただくことによって、
私自身のQOLもかなり高まっていきます。
さらにより多くのお客様へ
価値を提供できるべく、
私自身これからもっと
精進していきたいものです。