2020年3月22日「動いてくれないから結果が出ない」というコンサルタントの言葉の裏にある真実とは
【本日の活動】
・終日、友人の家にてホームパーティー
おはようございます。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■今日は昨日の記事でも
書かせていただいたように、
友人の家にお邪魔して、
ホームパーティーのようなものに
参加させていただくことになりました。
本来はバーベキューの
予定だったのですが、
あいにくの雨予報なので、
方針を変え、
ホームパーティーに変更した
というわけです。
気のおけない友人たちとの
貴重な時間。
しっかりと、
みんなで楽しい時間を過ごし、
リフレッシュしていきたいものです。
親がこういった幸せな気持ちでいると、
子どもたちもそういったことを感じてか、
すごく幸せそうなんですよね。
子どもの幸せは、
親が幸せな状態であるからこそのこと。
そう、物事には
【原因があってこそ、結果がある】
というもの。
今日はそんなことから、
お話を続けていくことにいたします。
■福岡では…というより、
全国的になのでしょうが、
『コンサルタント』として、
独立開業されている方が
すごく増えているようです。
資格もいらず、
特に実績も求められることなく、
副業という形で開始される方や、
なんとなく個人事業を始めたい
ということから、
コンサルタントという肩書きを
表に出して、
事業を進めている方が多いわけです。
(言い方は冷たいしれませんが、
特に他意はありません)
もちろん、コンサルタントとして
お客様の幸せに大きく貢献されて、
素晴らしい方も本当に多いのですが、
ごく一般的な話として、
書かせていただいています。
■こういった(誤解を恐れずに言うならば)
【成功していないコンサルタント】
の方がおっしゃることとして、
「相手がこちらの言う通りに
動いてくれないから、
成果が出ないんですよ」
ということがあります。
おっしゃっているのは
ごもっともなことで、
確かにお客様が行動しない限りは
結果は変わることはないでしょう。
まぁ、当然のことですよね。
ただ、上述した因果関係…
つまり原因があっての結果、
という視点から考えると、
お客様が行動しないという【結果】は、
何か【原因】があるはずなのです。
上記の成功していないコンサルタント
(他意は決してありません)の言葉は、
【完全にこの【原因】というものに
フォーカスしていない言葉】
ではないでしょうか。
つまり、
「どうしてお客様が行動してくれないのか」
という問いを立てきれていないわけです。
お客様が成功(行動)していない…
もっと言えば、
【お客様の成功に寄与していない】
という結果を、
お客様自身のせいにしてしまっている、
ということですね。
■こういった言葉から考えられることは、
【お客様が動いてくれない原因は、
お客様にある】
という(ある意味誤った)思考に
コンサルタントが陥ってしまっている
ということでしょう。
因果関係という面からも、
良くないことがわかるのですが、
もう一つ良くない点として、
こういった考え自体が、
そもそも
【他責思考】
であると言えるのです。
逆は
【自責思考】
ですね。
つまり、端的に言えば、
『こうなっているのは人のせい。』
という思考になっているという状態。
■こうやって文章に起こしてみると、
決してこのような状況は良いことでない
ということが明白でしょう。
しかしながら、
当の本人はそういった意識自体を
持つことができず、
軽い気持ちで上述したような
言葉を口走ってしまっている
ということが、
現実として少なからずあるわけです。
お客様の幸せに貢献するため、
商品やサービスを販売している以上、
お客様が幸せになっていないとしたら、
それはどういったことに原因があるのか、
ということをしっかりと
追求しなければならないと思うのです。
そして、大切なのは
【他責思考ではなく自責思考】。
【悪いのは、全て自分である】。
こういった考えを、
しっかりと根底に着いておかないと、
ビジネス自体が
しっかりと良い方向に改善できない結果
になってしまうのです。
■どういったことが原因で、
お客様が動いてくれないのか
ということを探ることが、
まず大事であると言えます。
ダイエットをしようとする際に、
目標とする体重をまずは決めることでしょう。
そして、
その目標とする体重に近づくために、
具体的な行動を検討していき、
それを実行に移していきますよね。
その際に、例えば
『糖分を取らない』という目標を
立てたとしましょう。
そういった目標を立てたにもかかわらず、
結果として糖分をとってしまった際に、
糖分を取った自分が悪い、
という結果だけにフォーカスする
のではなく、
【糖分を取った原因】
を追求しなければ
根本的な解決策には到達しないわけです。
もしかすると、
家に糖分の原因となるような食材
(お菓子など)
があるのかもしれないし、
場合によっては、
友人や得意先と糖分を取るような
外食する、といった外的要因(誘惑?)
があるのかもしれません。
■これこそが
【真の原因】
というもの。
この真の原因を追求していかないと、
根本的な問題解決にはつながらない
というわけなのです。
理論的には正しくても、
結果にきちんと着目して、
その結果を導いている原因をしっかりと
追求していかなければ、
決して問題解決には繋がりません。
■今回は少々辛辣な内容に
なってしまいましたが、
冒頭に書かせていただいた、
『お客様が動いてくれないから結果が出ない』
などという言葉は、
【経営者として大変の無責任な言葉】
であるように思えてならないのです。
結果には必ず原因があるはず。
経営者として、
お客様の幸せにしっかりと貢献するために、
問題となった【結果】を導いている
その【原因】をしっかりと探って、
最短距離でお客様の幸せに
寄与していく方法を
抜かりなく模索していきたいものです。
世間的には、
今日は3連休の最後。
3連休の最後には、
少々暑苦しい内容になってしまいましたが、
しっかりと充実した、
楽しい休日をお過ごし下さいませ。