2021年10月4日経営者としての【冷静さ】を今一度考えてみる
■経営をしていく中で、
 いろいろな人との関わりを
 持つことになります。
 得意先や取引先、スタッフや上司、
 部下などなど…
 【様々な人との関わりがあって
 経営が成り立っている】
 ということは、
 経営者としては肌感覚で
 感じるものではないでしょうか。
■そんな中で、
 持っておきたいのが、
 【どんな状況であっても
 冷静にその状況を俯瞰できる】
 という姿勢。
 どうしても、日々の動きの中では
 いろいろな出来事が起こるわけですので、   
 【感情が大きく動く】
 ということもあろうかと思います。
 しかしながら、
 その感情を上手にコントロールして、
 冷静な判断を下していかないことには、
 周りの方々の迷惑にも
 なりかねないわけですし、
 何より、嫌な感情を持って
 その感情の赴くままに何かしらの
 言動を取ってしまう状況は、
 【その負の感情をまとってしまった
 自分自身が結果として疲弊する】
 ということにもなりかねません。
■経営者自身の立ち位置としては
 
 そういったことが重要かと思うのですが、
 同じことを
 仕事上の付き合いはもちろんのこと、
 日常生活などにおいても
 考えてみてはどうでしょうか。
 もし接している相手が、感情的に
 その場の勢いなどで言動を起こしている
 としたらどうでしょう。
 ここでは仕事について的を絞って
 お話を進めていくわけですが、
 もしあなたの仕事関係の相手の人が
 仕事にそういった『感情』を持ち込み、
 その場の気分次第で
 物事を決められているようでは、
 そのような方とその後のビジネスを
 共にやっていくというのは、
 先行きが不安になってしまうというもの。
■これは
 上述した得意先や取引先、スタッフ
 などとの関係においても同じである
 と言えます。
 お相手の人が経営者でない状況だとしたら
 なおのこと難しいのかもしれませんが、
 やはり
 【目の前にいる相手もそのように
 しっかりと状況を俯瞰して
 冷静な判断を下すことができている人か
 どうかを見極める】
 ことは、
 かなり重要であるように思ってなりません。
 上述したように、
 【もし俯瞰ができておらず、
 その場の勢いで言動をとっているような
 相手であれば、
 今後その方と経営において絡んでいくことは
 場合によっては危険なこともある】
 わけですね。
 またそれと同時に、
 自分にとって不都合に感じる
 相手の発したたった一言についても、
 【もしかすると相手の人は、
 これまでの過去の経験から、
 このような言い方になってしまって
 いるかもしれない】
 といったことなど冷静に考えた上で
 こちらからの次の言動を選択する
 必要があるのではないでしょうか。
■例えば、
 「少し話したい」
 と言われた際にも、
 単に相手が時間が空いたので話したいのか、
 それとも、経営において、
 または家族や友人関係において心配があるため
 話したいと言っているのか…
 といったその時どきで、
 状況が変わってくるかもしれません。
 しかしながら、
 そのような推察をしないまま、
 その時の感情に任せて相手に接していると、
 【相手の不信感を買ってしまう】
 ということも
 往々にして考えるられるわけです。
 相手が取っている行動を一目見て、
 その場で感情的になるのではなく、
 【相手がこのように行動を取っているのは、
 どういった背景からなのだろうか】
 といったことを
 冷静に考えることができれば、
 【感情的にならず、
 冷静に相手の言うことを聞き、
 判断ができるようになる】
 というもの。
■経営コンサルタントの石原明さんは、
 
 その著書「すべてが見えてくる飛躍の法則」
 (→https://www.amazon.co.jp/gp/product/4757220936/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i5)
 
 の中で、このような視点を
 【三人称】
 という表現をされています。
 結局のところ、
 【人間関係は相手と自分がいて、
 その状況をさらに上から俯瞰している
 状況が望ましい】
 ということであり、
 【そのように俯瞰ができている
 状況であれば、
 人間関係も経営もうまくいく】
 というものではないでしょうか。
 
■というわけで今日は、
 【経営者として感情的にならずに、
 しっかりと状況を俯瞰して
 言動を取った方が良い】
 ということ。
 また、
 【接する相手が同じく
 俯瞰できていない状況だとしたら、
 その後の経営の影響も考え、
 その方との関係性そのものを
 見直した方が良いのではないか】
 ということを思い、
 そのことを記事に認めさせて
 いただいた次第でした。
 記事の中でも幾度となく
 述べさせていただいていることですが、
 【仕事も人生も、
 人と人との関係があってのもの】。
 的確に人の気持ちを察し、
 相手の立場に立って考え、
 適切な判断をしていくように
 したいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者として
 【三人称の視点を持っておく】
 ということは極めて重要であると言える。
 
・ 『三人称視点』を持っていないと、
 その場の感情で判断をしてしまい、
 結果として
 【周りの人の不信感を買ってしまう】
 ということにも繋がりかねない。
・この『三人称の視点』は、
 自分のみならず、
 【接する相手に対しても、
 相手がこういった三人称の視点を
 持ち合わせているかどうか】
 ということを冷静に判断して、
 その後の付き合い方を考える
 ということもまた重要である
 のかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。	





