2022年7月12日開業当初の【お金の使い方】について
■経営をしていくにあたり、
自らの労働力で
売上を上げている状況であれば、
【当然その限界は見えてくる】
というもの。
そこで考えるのが
【外注先に仕事を振ることや、
スタッフを雇用して社内で仕事を進める】
ということ。
当然そうなると『外注費』の場合は
【売上が上がるにつれ増えていくもの】
ですし、
『スタッフの給料』については、
【毎月の固定費となり、
資金繰りに影響してくるもの】
と言えるでしょう。
今日はそんなことから
お話を続けていくことにいたします。
■これは、
経営を考えるにあたって
大変重要なことなのですが、
上述したように、
【経営者自らがプレイヤーとして
動いていると限界点はそのうち訪れる】
ということは明白です。
そこで先行投資として
【業務を任せる】
という選択をするものなのですが、
【その選択を早期の段階ですることは
ちょっと待った方が良いかな】
というのが正直なところ。
もちろん銀行融資を
取り付けることができ、
人のお金を使える状況であれば
そのような選択もできるのかも
しれませんが、
【選択できるからやって良い】
というものではないんですね。
■経営をスタートした当初は、
当然『売上高が不安定なもの』
ではないでしょうか。
その
【不安定な売上という状況下において、
外注や人の雇用を積極的にしていくこと】
は私としては
少々難色を示してしまうかな
というところ。
かく言う私自身も、
その経営の初期段階から
相当な経費を費やしてきて、
同じく事務所の賃料をはじめ
固定費もふんだんに使ってきてしまったな
というところ。
■経営には『ステージ』があり、
【まずは新規顧客の獲得からスタートし、
その後経営のステージが上昇し、
売上高が安定してくる】
というもの。
したがって、
【顧客がいない状況で
売上高もままならないまま
そういった固定費を先行投資していくこと】
は少し危険かな
という思いがあるわけです。
とは言え、
【受注して外注に振る】
というように、
【売上高が立って初めて
そういった経費が出る】
という状況であればまだ良いのですが、
特に、
【初期の段階から
人の力を借りるためスタッフを雇用する】
ということは極力避けた方が良いのかな
というところなんですね。
当然、その先経営の見通しが
どう見ても明るいものであれば
良いわけですが、
往々にしてそうとも言い切れないのが
昨今の経済状況ではないでしょうか。
■そんな中、
【経営の初期段階での固定費の増大】
にはくれぐれも注意したい
というところ。
どうしても成功している経営者の
お話を聞いていると、
【極力、経営者自らの手を空け、
経営者が動かない状態で
売上を作る仕組み作りをする】
などということが聞かれるのですが、
我々微粒子起業家のスタートの段階に
それを当てはめるのは、
「それは少し早計かな」
というのが正直なところです。
■上述したように、
【経営のステージに応じて
対応していくべき経営の手段が
あるのではないか】
と思うんですね。
【経営の初期段階の基本は、
固定費は極力使わない】
ということ。
くれぐれもそのことを前提として
念頭において、
経営の初期段階のステージを
クリアしていくようにしましょう。
…と、過去の私に
伝えたいものです(滝汗)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者自らがプレイヤーとなって
動いている状況下においては、
【そのうちに経営の限界点が見えてくる】
というもの。
・しかしながら、
【初期の段階から
『人』に投資していく】
ということは、
【急激な固定費の増加】
に見舞われるため、
くれぐれも注意が必要である。
・経営にはステージがあり、
特に『経営初期』の段階では、
【経営者自らがガンガン動くことにより
売上を上げていくこと】
が先決であるように感じる。
・そういった
【経営のステージに応じて
売上を通じて得られたお金で
そういったものに投資をする】
という順序の判断を誤らないように
したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。