2022年11月21日【ミツバチの生き方】から学ぶ経営の極意
■経営を進めていくにあたり、
【いろいろな人との関わり】
が生まれてきます。
得意先や取引先、スタッフや
場合によっては、
そのスタッフのご家族まで。
本当にいろいろな人との関わり
があって初めて経営が成り立っていく
というもの。
そのような人との関わりの中で、
【当然必ずしも
良いことばかりではない】
というのが経営です。
■そして、
そのような
【自分にとって良くないこと】
というのは、一体どのような点に
起因しているのでしょうか。
往々にしてそれは、
【関わる人との温度感や価値観
などが自分とは違っている】
などという理由により、
【感覚のすれ違いがあったりするから】
というものではないでしょうか。
『十人十色』とも言われるように、
人の考えや価値観は
それぞれですので、
【自分に完全に合う
という方が珍しい】
というもの。
そんな中、『合う部分』
は心地良く感じるものの、
『合わない部分』について
そこに意識をフォーカスしてしまい、
【マイナスな面で物事を捉えて
しまっているようでは
何とももったいない】
ように、
私には思えてならないわけです。
■仏陀の教えとして、
ミツバチのことを説いている
場面があるようです。
どういったお話かと言えば、
【ミツバチは花を傷つけることなく
その中の蜜をとっていく】
ということ。
そして賢者もまたそれと同じように、
【相手を傷つけることなく、
相手の長所を自分のものとする】
ということなんですね。
【どんな人にも必ずと言っていいほど
良い所がある】
というもの。
賢者はそういった
【人の良いところだけを上手に吸収して、
これを自分の成長の源とする】
わけですね。
■こういった考えは、
特に『スタッフとの関わり』
において重要ではないか
と思っているところです。
スタッフも当然上述した
『十人十色』であるため、
【苦手な部分と
得意な部分がある】
というもの。
苦手な部分にフォーカスして
これを強化しようとするよりも、
【むしろ得意な部分を高めていきながら、
その得意な面を生かした仕事に
就いてもらう】
ということが得策ではないか
と、私は思っているところ。
こういった
【スタッフに対する考えを
フォーカスする先を変えるだけで、
目の前の景色がぐんと変わる】
というもの。
過去にもこのあたりのことを
書いています。
<2022.9.2【不得意なことは捨て去る】
という経営の選択>
https://muratax.com/2022/09/02/5577/
■どうしても
【相手のマイナス】
に着目してしまいがちですが、
こういった、
【長所のみに着目する】
ような視点を適切に携えて、
経営の未来を考えてみては
いかがでしょうか。
これはスタッフとの関わりのみならず、
場合によってはご家族や
その他の関係性においても
重要なことではないか
と私は思っているところです。
人生において、
【人との関わりなしには
通常生活できない】
というもの。
適切にこういった
マインドを正しくして、
その経営や人生の舵取りを
確かなものにしていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営において、
そして人生において、
【他者との関わりは避けられず、
その他者とうまく付き合っていくこと】
が重要であるものと心得ておくべし。
・そして他者は
『十人十色』であるため、
【それぞれ長所も短所も
同じく十人十色である】
と言える。
・どうしても『短所』に着目して
しまいがちなものであるが、
あえて短所は目にせず、
長所だけを的確に捉え、
【その長所を生かした相手との対話】
を進めてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。