2023年2月28日【お客様からのお問い合わせは宝物】というお話
以前からお話させていただいている
喉と耳の激痛がどうしても治まらないので、
今日は耳鼻科に行ってきます。
ちょっとこれは尋常じゃないですねー。
ロキソニンで痛みをごまかしながら
仕事してきましたが、
何かしら耳に問題がありそうな予感。
とりあえず、今日は万全を期すべく
耳鼻科に行ってまいります。
…ちょっと怖いので、
ここで決意表明をさせていただきました(涙)!
さて、本題です。
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■現在の
私の顧問契約をさせていただくパターン
としては、主に二通りがあります。
一つは、
【私どもの方で記帳代行をさせていただく】
というケース、そしてもう一つは、
【お客様の方で記帳をしていただき、
そのチェックをさせていただく】
という業務です。
そしてここ最近において多いのは、
後者のお客様に記帳をしていただくケース
なんですね。
■というより、
そういった契約を意図的に増やして
いっているという背景があり、
また現状の前者の代行をしている
お客様についても、
【順次自社での経理を
推進させていただいている】
という状況です。
■自社での経理はいわゆる
【自計化】
と呼ばれるものなのですが、
自計化をすると、
【会計の数値がリアルタイムで把握】
できますし、経営者である
お客様ご本人も、
【リアルの経営の数字と経営の感覚】
をその都度照らし合わせる
ことができますので、
【経営分析の材料の精度が高くなる】
ということが考えられるわけですね。
■そんな中、
こちらの方で会計ソフトの
チェックをしていくわけですが、
そんな中で、私が様々な
【会計処理上の注意すべき
ポイントや、修正すべきポイント】
を連絡させていただくということに。
そのような連絡を通じて、先日
「会計のチェックは
どのようにされているのでしょうか?」
という質問をお受けしました。
従来は、チェックしたものを
そのままフィードバックさせていただき、
その修正をして一通りの会計処理が
完了という流れだったのですが、
【どうやってチェックをするのか】
ということは、
「そう言えば聞かれたことがなかったなぁ」
という感覚です。
■しかしながら、
このご質問により、
「そうか、会計入力はしていただいている
ものの、最終的なチェックをする
方法までが浸透していないのか!」
という気付きを得ました。
全体を見渡してみると
【当然と言えば当然の疑問】
なのかもしれませんが、
どうしても自らの専門分野で
仕事をしていると、
こういった
【お客様がどういった点に
不安や疑問を持っているか】
ということが見えなくなって
しまいがちなもの。
■そんな中で、
今回のこの会計処理のチェックの
仕方のお尋ねは、
【私にとって目から鱗】
とも言えるようなものでした。
これこそが、
【自計化をしているお客様
にとっての真のニーズ
なのかもしれないな】
と感じたところ。
結局のところ、
会計の入力したはいいが、
そのチェックが十分でないため、
【適切な経営分析の数値が
把握できていない】
ということは少なくないように
感じています。
私自身、
【その都度指摘をさせて
いただいて、その都度完了】
という流れで仕事をしていたのですが、
大元の部分を考えると、こういった
【会計のチェックの仕方を伝え
させていただく】
ということは相当重要だな
と思った次第です。
■今回は税理士業務での
話だったのですが、これを
【自分の業界に置き換えて考えてみる】
といかがでしょうか。
場合によっては、
上述したような質問に対して、
「面倒だな…」
などと感じてしまうことも
あるかもしれませんが、
決してそうではなく、
【真にお客様が解決したいお悩みが、
その質問に凝縮されている】
ということが少なくない
のではないでしょうか。
■とは言え、
中にはクレームとも言えるものも
含まれはしますので、
抽出すべき質問なのかどうか
ということはその都度精査の
必要はあるでしょう。
ただ、そういった問い合わせを
すべて迷惑なものと捉えていては、
【経営の改善はない】
というもの。
こういった真のニーズを
汲み取らせていただいて、
【そこに寄り添う形】
で商品やサービスを提供すると、
【満足度もグッと上がってくる】
というものでしょう。
■そして、
我々専門家が見えていない
【真のニーズを知らせていただいている】
わけですので、
これは逆に
【歓迎すべきもの】
であると言えるでしょう。
お客様からの声は、まさに宝です。
そのようなことから、
こういったお客様からの
問い合わせがあった際には、
その問い合わせの真意を分析し、
【経営において改善すべき
ポイントがないか】
ということを柔軟に考察しながら、
経営の革新を毎日続けていきたい
ものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を進める中で、お客様から
【お問い合わせをいただく機会】
があるのではないだろうか。
・そういった問い合わせに関して、
「面倒だ…」
という気持ちが芽生えがちなもの
であるが、実はそのお客様からの声は、
【経営において大きな改善の余地】
があるヒントかもしれない
ということを、
念頭に置いておいた方が良いだろう。
・そのようなお客様からの質問こそが、
そのお客様の真のニーズであり、
【その真のニーズを汲み取り、
経営に活かす】
ことにより、経営においての
【本来の商品やサービスの提供ができる】
のではないだろうか。
・そういったお問い合わせに関しては、
『真のニーズ』の声なのか、
『単なるクレーム』なのか
ということを的確に判断しつつも、
経営においての改善点を探るべく、
【積極的にそのような声を取り入れ、
経営の改善を進めていく】
ことをお勧めしたいところである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。