2023年4月13日【親族間】の代表的な節税策について
ここ最近、面談が相次いでいます。
スタッフが熱烈に頑張ってくれているおかげで、
このように本来したい仕事に没頭できることは
何とも幸せなことですね。
さて、本題です。
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■税務のことを考えるにあたり、
特に親族間でどのような対応を
していくかは、
【納付する税の額に大きな
影響を及ぼす】
ということが少なくありません。
確定申告や年末調整の結果を受けて、
場合によっては
【配偶者の人を
扶養に入れることができる】
ということも。
『配偶者控除』と呼ばれるものですが、
これは配偶者の合計所得金額に応じて、
【配偶者控除や配偶者特別控除を
選択することができる】
ので、場合によっては
忘れることなく検討したい
というところ。
■また
医療費控除については、
【同一生計親族内の病院代など
の医療費であれば対象】
となるわけですので、
【親族内で所得が高い人】
において医療費控除を適用した方が、
結果として
【所得税や住民税が安くなる】
というもの。
ちなみに、医療費控除については、
少々おちゃらけていた
約7年前の記事もご参考ください(汗)。
<2016.11.30医療費控除のあるある>
医療費控除のあるある
■そして
もう一つ大きなインパクトを
及ぼすのが、『住宅ローン控除』。
住宅ローン控除については、
場合によっては夫婦で
『ペアローン』などを組むことにより、
【両方で住宅ローン控除を
受けることができる】
ということも。
■基本的に、
これも税の考えだけで見ると、
【所得の大きい人に寄せて
住宅ローンを組んでいく方が良い】
わけですが、もし夫婦で
同じ位の所得であったり、
いずれか一方では、
【満額の住宅ローン控除を
使うことができない状況】
であれば、場合によっては
共有により住宅を取得し、
ローンを組むことにより、
【それぞれで住宅ローン控除を受ける】
ということも。
■ただ注意が必要なのが、
当然のお話ではあるのですが、
上述した『配偶者控除や医療費控除』
については、
【所得の結果を受けて
自由に変更が可能】
なのですが、
『住宅ローン控除』については、
【ローン組む時点】
でこれを決めておかなければ
なりません。
こういったケースにおいて
安易になんとなくの考えで
単独の住宅ローンを組んだり、
ペアローンを組んだりすることは、
場合によっては
【大きなリスクを伴う】
ことを知っておきたい
というものです。
■特に
住宅ローン控除については
『税額控除』と呼ばれるものであり、
経費になるわけではなく、
【税額がダイレクトに減少する】
ため、大きなインパクトが
あるものと言えます。
こういった点について十分に
注意する必要がある
ということですね。
■その他にも、
【親族に対して給料を
払ったりすること】
により上手に節税できることや、
また場合によっては、
【親族の所有する土地や
建物に対して地代や家賃を払う】
などということをすることにより、
【上手に経費化ができて
節税に繋がる】
ということも考えられます。
上述したことを念頭に置いて、
【親族に関しての税対策は
十分に検討したい】
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・節税対策において、
【親族間を利用した税務的な
対策は積極的に活用したい】
というところ。
・配偶者控除や医療費控除などは、
基本的に
【事後に設定することが可能】
であるが、住宅ローン控除
については、
【導入前において
十分な検討が必要である】
ということを心得ておくべし。
・親族間を利用した節税については、
【お金を使わない節税】
であるため、積極的に活用し、
【その税負担を最小限にしたい】
ところである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。