2023年5月14日私が望む【十人十色を活かす経営】とは
今日は日曜日ということで
家族でお出かけ!
…といきたいところですが、
次女に腹痛が出ており
今日はちょっと様子見というところ。
家族で希望ある未来の夢のような話を
する日にしようかと思っています。
(間違いなく却下されると思いますが…)
さて、本題です。
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■以前の記事の中で、
人は十人十色であるものの、組織の中に
【極端に違った色】
が入ってしまうと、その色が
【他の個性あふれる色を阻害】
してしまい、結果として
【組織全体が濁ってしまう】
というお話をさせていただきました。
<2023.4.29社長は【個の色】を活かし、
【濁りの色】は厳しく排除すべし>
https://muratax.com/2023/04/29/6412/
今日もそのことに続けて
お話をしていきたいと思います。
■結局のところ
【経営は人と人との繋がり
で成り立っているもの】
と言えるでしょう。
そして、まずは経営内部が
しっかりしており、
そこから派生する形で初めて
【お客様に対する商品や
サービスを提供できる】
というもの。
したがって経営の内部である
社内の環境を整えないことには、
どうしても
【品質の高い商品やサービスを
提供することが難しくなってしまう】
と私は考えます。
■そのようなことから考えると、
社内において、社長の
経営理念を浸透させ、
【それに共感するスタッフを
仲間として迎え入れる】
ということが
何より重要ではないかと。
■逆に、
この理念を浸透させずに、
ただ単に、求人をして
【技術的に優れた人だけを雇用する】
という形態をとるようであれば、
【十人十色は思わぬところで悪き方向へ
進化することとなり、結果として
組織全体が濁った色】
となってしまう。
そのような状況下においては、
どんなに技術的に優れた仕事を
していたとしても、
【その濁ってしまった色の基に、
誤った方向に進んでしまう】
ことになるため、
これは経営においては本末転倒である
と言えるでしょう。
■ただ、
一般的な求人の方法としては、
求人誌に待遇や勤務時間を記載して
求人をしていくということ
というところではないかと
思うんですね。
しかしながら、
私が経営理念として掲げている
【幸せの輪を世界に広げていくこと】
ということから考えると、
どんなに税理士の技術面で
優れている人が入ったとしても、
それを上回ってしまうような、
濁った色であるようであれば、
結果として経営全体の色をも
濁してしまい、
【お客様に対しても同じく
濁ってしまったサービスを提供してしまう】
ということにもなりかねません。
■したがって、
私自身は、事務所内の色は
【十人十色のそれぞれの個性】
を活かしつつも、
【濁った色はその場で適切に
コントロールしていく】
ということをしているつもり。
当然コントロールすることにより、
その濁りつつあった色が、適切な
【個性が輝く色に変わっていく】
ということもあるのでしょうが、
どうしても
【人の根本は変えることができない】
ため、組織にとって濁った色が
その後変わる見込みがない
ようであれば、それは適切に
【組織から排除していく】
という動きを取らざるを得ません。
(念のため申し添えておきますが、
濁った色というのはあくまでも
その組織にとってのものであり、
『その組織にとっては』合わない色
だということに他なりません。
十人十色の中のその色に関して
その組織に合わないというだけで、
その色は他の場所で輝き得るものだと
私は考えています。)
■やはり、
【経営理念を浸透させ
これを貫き実行させていく】
ためには、そのような濁りの色は
排除すべきですし、それが結果として
【経営理念をより早く社会に
行き渡らせ、その結果より良い商品や
サービスが提供できる】
というものでしょう。
■どうしても、
『自社の従業員だから…』
ということで忖度をしてしまう
こともあろうかと思うのですが、
そのような濁った色が
組織に入ってしまうと、
それぞれの組織にとって
【調和のとれた十人十色を基とした色が
壊されてしまう】
というもの。
■せっかく組織のために
理念に共感して
頑張ってくれているスタッフが、
そのような排他的な色に
阻害されてしまうことにより、
【組織にとっての純色であるその人をも
濁してしまう結果】
となったとしたら、
『経営者としてそれはいかがなものか』
とも思う次第。
そのように考えると、
十人十色を活かしつつも、
適切に濁った色を排除し、
【経営においての調和のとれた色
を保っていく必要がある】
のではないでしょうか。
■いろいろな経営者の方と
お話をしていると、こういった
【内部的な人間関係に
さいなまれている】
ということも
少なからず見受けられますので、
今日はそのことについて
語らせていただきました。
ここに書いたことは
私の私見が多分に含まれることでは
ありますが、
何事も『ベースがあっての経営』です。
そのベースとなり得る要素は、
なんといっても
【一緒に仕事をしてくださるスタッフ】
と言えるでしょう。
■したがって、
適切に経営理念を浸透させ、
【十人十色を良い形で活かす】
ことができるよう、
【経営者として色の調和を保つような
取り組みに、決して手を抜かない
ようにしたい】
ところですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・十人十色は
それぞれの個性が輝く良いこと
ではある一方、そこに排他的な色が
入り込んでしまうと、
結果として
【組織全体が濁った色】
となってしまい、
経営においては本末転倒となるもの。
・そのようなことから考えると、
そういった排他的な色が組織に
紛れ込んだ際は、
【まずは対話をし、その色を組織にとって
良い方向に変えることはできないか】
ということを考えるべきであろうし、
対話の末それが難しいようであれば、
【適切にその色を除くべき】
であろう。
・結局のところ、
経営は人と人との繋がりにより
成り立っているものであるため、
上述してきたような
経営者としての認識持ち、
適切な十人十色の色を活かし、
【経営においての
存在すべき色を追求】
して、経営を進めてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。