2023年6月6日【チーム力強化】の新たな試みについて
昨日は面談尽くしの日で、
かなり疲労がたまり気味です笑。
しっかりと睡眠時間だけは確保し、
体に無理が出ないように心掛けたいものです。
睡眠負債という言葉もあるくらいですので、
本当に気を付けないと・・・
さて、本題です。
------------------
■先日の1400号の記事の中で
書かせていただいた
【今年度は人材(人財)についての
資金投下していく】
ということについて、
今日もそのことに続けての内容を
お話をしていきたいと思います。
<2023.6.4【問いを立てるからこそ】
経営は前進する>
https://muratax.com/2023/06/04/6540/
■通常の税理士事務所の求人の
流れを考えると、
求人誌やハローワークなどに
【給与体系や勤務条件、
年間の休日や税理士試験前の
休日の有無】
など、そういった点をPRして
求人をしていくというものです。
しかしながら、私自身も開業当初より
その方法により求人をしていたところ、
【どうも事務所の色と
マッチしない方がいらっしゃるな…】
といったことがかなりあったんですね。
■とは言え、
当然面談の際は、
双方にとって良い印象を持ちながら、
実際の勤務に進んでいるわけですが、
勤務を継続していく中で、
【面談の際に見えなかった部分が表出】
し、その結果
【事務所の方針や色と合致しなかった】
ということになるわけです。
これはこちらからの視点のみならず、
スタッフ側の視点からも言えることでしょう。
■こういった点について、
従来よりいろいろ悩んでいたわけですが、
長年にわたり交流させていただいている
経営者の方から、
【求人対しての思いがけないヒント】
をいただくことができた
ということがありました。
少し具体的に申し上げると、
求人の際に給与を前面に押し出すのではなく、
経営理念や社長の考え、
チーム内にいるスタッフの考えや価値観、
事務所全体の方向性などを情報発信し、
【そういった情報に共感してくださる方が
ヒットするよう求人をしていく】
という方法なんですね。
■今回の求人媒体としては
『Wantedly』という媒体を
使用する予定にしています。
<WantedlyのHP>
https://www.wantedly.com/
Wantedlyに関しては、給与を一切公開せず、
上述したような
【経営理念や会社としての
方針などを前面にPRし、
そこに共感してくださる方が応募をしてくる】
という仕組みがとられているようです。
そのような方法で進めていくと、
給料を重視した求人ではないため、
【少なくともその部分でのミスマッチは
なるのではないか】
と私は考えているところ。
■これまでの求人を通じて感じるのが、
結局のところ、
【どんなに経験者であっても事務所や私、
そしてスタッフの考えや価値観と合っていない人
については、そのうち離脱してしまう】
ということ。
■逆に、
全く経験がない状況であっても、
【理念や考え、経営の価値観に共感】
した中で入社したスタッフは、
長年勤務してくれている状況ですし、
【確固たる理念を基に仕事をしている】
ため、単なる作業ではなく、
【経営の一歩先を見越した
仕事をしてくれる】
というような印象です。
■そのようなことから考えると、
経験者の能力はもちろん望みたい
ところではあるのですが、
それよりも何よりも、やはり
【経営としての方向性や考え、
価値観に共感してくださる方】
に、チームの一員として
加わってもらうということが
大前提なのかなと思っている
というところなのです。
■上述したように、
当初失敗してきたのは、
税理士事務所の経験者
ということを大前提にし、
そこから給与、理念などを
つらつらと書いていたことが
原因だったように思います。
今回はそうではなく、
【理念を前面に押し出して、
そこをスタートとしてその次に経験や給料】
という形ですので、また違った形で
【弊所の理想とするターゲットにフォーカス】
できるのでは、とすごくワクワクしている
というところなんですね。
方向性としては
【現在の私や、事務所の
スタッフの考えと合致している】
方法のように感じていますので、
これからの動きがすごく楽しみなところ。
■長々と書いてきましたが、
経営においては、どんなスキルを
持っているかというより、
【どんな人と仕事をするのか】
ということが何よりも大切ではないか
と私は感じています。
■当然、分野によっては
【そうも言っていられない】
ということもあろうかと思うのですが、
それでも、
【人と人との関係を
ないがしろにした経営】
になってしまうと、やはり
【早晩その関係性は崩壊する】
でしょうし、その崩壊後は
【また新たな人を探すため、一苦労】
ということにもなりかねないでしょう。
■というわけで今日は、
私のこれからの求人やチーム力の
構築を見据えて、
【これから動いていく予定の方策】
についてのお話をしてまいりました。
何はともあれ、
【経営は人と人との繋がりにおいて
成立しているものである】
と私は考えます。
こういった動きがどう出るかは
見えないところではありますが、
適宜を記事を通じて発信させていただく中で、
読者である皆様の何かしらの
お役に立てると嬉しく思う次第です。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・結局のところ、経営は
【人と人との繋がりにより
成り立っているもの】
ではないだろうか。
・そのように考えると、
雇用において大切なのも
経験というよりはむしろ、
【その人がどんな人なのか】
ということのように思えてならない。
・そのような前提に立った際、
【求人そのものの方法に
見直しをかけた方が良い】
のではないだろうか。
・適切な求人の方法により、
【的確に望んでいるターゲット層】
に経営理念や仕事の価値観などを
リーチさせ、
その結果チームの力を強くし、
【経営力を高めていく】
ということを心がけていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。