2023年11月17日目標は『達成するため』に作るもの
昨日はお客様との複数のご面談を通じて、
経営のお話をかなりの時間ご一緒に
させていただきました。
面談の内容は税務は早々に、
あとは経営のお話になることがすごく多い印象。
お話を通じて私自身が学ばせていただいて
いますし、
対話の中で思わぬ経営のヒントにつながることも
少なくなく、
このヒントが起爆する瞬間が、
私はかなり好きなんですね。
税理士とは異なる分野のことではあるのですが、
これが私の経営スタイルのような気がしています。
さて、本題です。
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■以前の記事の中で、
【目標設定をして、これを経営や
日々の行動に落とし込んでいる】
というお話をさせて頂きました。
<2023年11月8日目標を明確化し、
【『今日』の意味づけをする】ことの有用性>
https://muratax.com/2023/11/08/7110/
今日もそのことに続けてお話を
していきたいと思います。
■弊所においては顧問のお客様に対し、
決算と同時に、翌期の役員報酬や
役員賞与を検討するため、
【翌期の損益の試算】
などをするようにしています。
そのような中で、今後の経営における
希望や不安要素を探り出し、
それを基に数値化していく中で、
【翌期の予算が仕上がっていく】
というところなんですね。
■この予算の設定で難しいのが、
【希望ある経営に対しては
高めの売上高を設定したい】
ところである一方、税務の面においては、
万一のリスクを想定して試算をし、
【できるだけ現状に近づけて数値化する】
ことにより、
適切な役員報酬などを設定できる
というもの。
■そういった点おいては、
【税務の面において堅実的な
数字を設定する必要がある】
のですが、上述したような希望ある
未来に向かっての目標設定においては、
やはり
【その『希望をベース』として
数値化するべきである】
と言えるでしょう。
現に私に関しても、現実面では
【現状を見据えた堅実な数字を策定し、
その税額の試算などをしていく】
のですが、
一方希望ある未来に関しては、
【到底到達しないであろう
という位の高い目標】
を持ち、それに向かって
邁進しているという状況なんですね。
■これもかなり前の記事で書かせて
いただいたことなのですが、
【時間を決めて仕事をした場合、
往々にしてその時間通りに仕事が終わる】
ということが考えられます。
<2021年5月17日【前倒しで仕事をする】
という科学的な根拠について>
https://note.com/muratax/n/ne80ac5f1152e
■これは以前の記事にも書いているように、
パーキンソンの法則にも通じるような
気がしていて、
時間を設定すれば、たとえそれが
短時間で終わるとしても、
その時間を最大限使ってしまい、
【結果としてもったいない
時間の使い方になっている】
ということが往々にして考えられます。
そのように考えると、
目標設定においても、
良い意味でも悪い意味でも、
その掲げた目標通りに進んでしまうとしたら、
【その目標はどうせなら
大きな目標にした方が良い】
のではないでしょうか。
上述した仕事が終わる時間に照らして
考えると、
手が届きそうな目標を設定すれば、
【その手が届いた状態の目標で現実が
終わってしまう】
ということなんですよね。
そう考えるとやはり
【到底到達し得ない目標を掲げる】
ということが有用ではないでしょうか。
■そして、これも私自身が
実行していることなのですが、
目標を掲げたその後は、
【その目標が叶った後の写真と目標を
言語化したものをコルクボードに
貼り出し、それを毎日眺めている】
という状況です。
また、それと同時に、毎朝毎晩、
【将来の目標を掲げたものを
声に出して唱えて、自らの思考に
擦り込んでいる】
という行動とっています。
こう言うとなんだか変なことを
しているようにも感じられる
かもしれないのですが、
現に、このように
【自らの脳裏に良い思い込みを刷り込ませる】
ことにより、知らず知らずに
そこに脳が向いていき、
【それを叶えるのが当然であるかの
ような思考と行動に入っていく】
というものです。
■そのようにすることにより、
【目標に近づいていく】
ということが考えられるのではないか
と私は考える次第です。
どうしても数値目標にしても希望ある
目標にしても、
【その目標を設定した当初は
満足感で満たされている】
のですが、ひと度日常生活に戻り、
通常モードに突入してしまうと、
【その掲げた目標のことなど
忘れ去っている】
ということが通常ではないでしょうか。
そうならないためにも、
【目標を部屋に貼り出し、毎日唱える】
などという行動を通じ、
【自分の脳裏に刷り込んでいく】
という行動もまた必要ではないか
と考えています。
■どうしても
こういった第一歩の行動をとることが
億劫になってしまいがちなものですが、
【そのちょっとした行動をしなかった
ばかりに、目標が達成できなかった】
としたらそんなに辛いことはない
のではないかと私は思う次第。
というわけで、ぜひ上述してきたような
目標を設定するとともに、それを行動に
落とし込むための思索をし、
【ぜひ希望ある目標に向かって行動する】
ことを心掛けるようにしてみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・目標設定の際は、
【税務の面においては現実に近い状況】
での目標を策定し、またそれと同時に、
【希望ある未来に向かって、
大きな目標を設定する】
ということが大切ではないだろうか。
・目標はどうしても
【掲げた目標より上に行く
ということはなかなかない】
気がするため、どうせ掲げるなら
希望ある未来を見据えた際に、
その希望ある未来を達成するべく
【大きな目標を掲げること】
を心掛けると良いであろう。
・そしてその目標を設定した後は、
部屋にその目標を貼り、
毎日唱えるなどの行動をとることにより、
【何かしらの形で自らの脳裏に
その目標達成が当然のものである】
ということを刷り込ませる
ようにしたいところ。
・どうしても
【目標設定しただけで満足して
終わってしまいがち】
なものであるが、こういった
【実際の行動をとって初めて、
その目標に現実が近づいていく】
ものであるため、
的確に目標達成のイメージを刷り込む
とともに、ぜひ実際に行動して、
目標に近づくための努力
をしてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。