2024年2月6日変遷する【経営理念とお客様の層】について
今年はZoomでの面談にご協力いただいて、
ウイルスへの感染も避けながら、
かなり効率よく仕事を進めることが
できています。
この時期に体調を崩してしまえば
詰んでしまう可能性がありますので(汗)、
さらに気を引き締めて、前進していきたい
と思います!
さて、本題です。
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■以前の記事の中で、
弊所においての面談の際は、
税務の相談はもちろんのこと、後半は
【経営のお話をすることが少なくない】
ということを書かせていただきました。
経営の話と一言で言っても、
実にいろいろなものがあるというもので、
「売上が思いのほか伸びない」
といったことや、
「何を商品やサービスにすれば
いいのかわからない」
といったこと、そして、
「お客様との関係に問題が出ている」
ということなど…
本当に様々なお悩みを見聞きしている
印象です。
■かくいう私自身も、開業当初においては、
【相当辛酸を舐めさせられた】
ということがあり、思い返してみると
辛い経験もかなりあったのですが、
【それが良い勉強材料となり、人間として
成長する機会をもらえたな】
という感覚でもあるところです。
■結局のところ
【人の価値観は、これまで歩んできた
経験によって作られる】
というもので、当然その方が経験してきた
内容により、その価値観は様々である
というものでしょう。
そう考えると、
【人と人との考えの間に
相違があって当然】
なものですよね。
■そのような形で
【人生の成長過程において
経験値が変わってくる】
ということが考えられるため、
当然経験値が上がってくると、
【自分の考え方や理念が変わってくる】
というもの。
そして、それがそのまま経営理念に
反映されてくるということも
考えられるわけです。
どうしても当初作り上げた経営理念を
携えて前に進んでいたとしても、
上述したようにその後の経験によって
考えや理念が変わってくるものですので、
そのようなことから考えると、
【人生の成長ステージにおいて経営理念が
変わってきても不思議ではない】
のではないでしょうか。
そして当然ながら、経営理念が変わると
その商品やサービスを提供する
【お客様の層なども変わってくる】
というもので、
【経営のステージに応じてお客様も
変わってくるのも当然】
というところなんですよね。
■そんな中、従来の経営のスタイルにより
ご縁があったお客様と、
当初の通り経営上の付き合いをしていく
のですが、上述したように経験値が
積み上がってくるごとに、
その自分の考えや理念も変わってくる
わけですので、
【当初のお客様との考えに相違が出る】
ということも当然というものでしょう。
そのようなことに気がついた際に
【経営者としてどのような
行動をとっているか】
ということを考えると、どうでしょうか。
■往々にして、そのようなことは
『耐え忍ぶべき』ということで、
【従来の経営スタイル知らず知らずに貫いて、
商品やサービスを提供している】
ということが少なくないような感覚です。
しかしながら、その提供している商品や
サービスは従来の理念に基づくものですので、
【当然現在の理念にはそぐわないもの】
となってしまっており、
【その商品やサービスを提供する自分自身が、
大きなストレスを感じている】
ということはないでしょうか。
■上述してきたように、
経験によって考えや理念が変わり、
その理念によってターゲットとする
クライアントの層も変わってくる
というわけですので、
【ここは決して我慢をするところではない】
と私は考えます。
お相手のお客様にとっても、
そのような状況で商品やサービスを
提供されたとしても、
【決して気持ちが良いものとは言えない】
のではないでしょうか。
■商品やサービスを提供する売り手側と、
これを購入する買い手側との間で、
どうしても
【買い手の方が優位に立っている
ということを考えられがち】
なのですが、これも以前の記事でも
書かせていただいた通り、
【商品やサービスの品質と、
その頂戴する代価は均衡している】
というのが通常の姿ではないでしょうか。
そのように考えた際、
経験によって理念や考えが変わり、
ターゲットとすべきお客様の層が
変わっているとしたならば、
【これからの理念に基づく未来のお客様に
ターゲットを絞っていく】
ということが、経営にとっては大切ですし、
その従来のお客様に対しても、
決してそのような気持ちで商品や
サービスを提供すべきではない
ように感じる次第。
■どうしても、商品やサービスの
提供側(売り手側)と買い手側とでは、
【知らず知らずのうちに上下関係が
作られてしまいがち】
なものですが、上述したように決して
【売り手と買い手の間に上下関係は
作るべきではない】
と私は思っていて、
その状況に応じた売り手と買い手の存在
でなければならないのではないかと感じます。
■多くの社長のお話を聞かせていただく中で、
そのようなことを思い返した次第です。
せっかく自分の事業を持って経営を
しているわけですので、
そのような真っ直ぐな自分の理念を信じ、
その時々に応じて柔軟に対応する中で、
【自分自身の経営スタイルも
また柔軟に変化していく】
ことを前向きに考えてみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人の考えや理念は、
【これまでの半生によっての経験により
作られている】
というもの。
・そのように考えると、当然その考えや
理念は変化していくというもので、
その変化したその先の
【現在の自分の状況に応じて、ターゲット
とするお客様の層を見定めるべき】
ではないだろうか。
・どうしても売り手と買い手という
ことから考えると、
【買い手の方が優位に立っている
ような感覚になってしまう】
ものであるが、決してそんなことはなく、
【商品やサービスの品質とその頂戴する
代価は均衡しているべきである】
というもの。
・従って、その経験により上塗りされた
考えや理念をもとに、
【現在の自分としてのターゲットとする
お客様の層】
を適切に見出し、
そこに的確にフォーカスして、
経営や人生のことを前向きに考え、
実際に行動してみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。