2024年3月4日【クレジットカード経費の二重計上】には要注意!
ここ最近、やたらと目がかゆいです‥
あと、鼻もムズムズと…
花粉症が出てくるこの時期になると、
「確定申告だなぁ」という感覚ですね笑。
そんな少しの不快さも楽しみながら、
今日の本題です。
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■年明けあたりから確定申告を
 バリバリ進めているところですが、
 【会計処理については
 ずいぶん楽になったな】
 
 という感覚です。
 と言うのも、
 従来の手打ちのスタイルに比べ、
 マネーフォワードを利用しての
 クレジットカードやインターネット
 バンキング、
 楽天やAmazonなどの通販サイトを通じた
 【電子データを元に
 会計処理ができているから】
 ということなんですね。
■こういったデータを利用することにより
 会計データを作るとなると、
 入力するというよりもむしろ、
 【ルール付けをしてデータ確定をしていく】
 ということになりますので、 
 
 【相当な事務負担が減ってくる】
 結果となります。
 (逆に入力をしないようにすることを
 意識するのがかなり大切。)
■そのような中で注意が必要なのが、
 
 【クレジットカードで支払っている経費】
 に関して、当然クレジットカードの
 連携されてくるデータにて会計処理
 をするわけですが、
 カードの利用明細と領収書を
 別々に取っておいて、
 【その領収書の分をも現金払いの領収書 
 として入力してしまう可能性がある】
 ということなんですね。
 こうなってしまうと、
 
 【同じ経費が2回上がっている】
 という状態になってしまい、
 二重計上の状態になってしまいます。
 
■そうなると当然、
 経費の金額が倍になりますので、
 【経費を計上しすぎてしまい、
 誤った申告をしてしまう】
 ということになるわけですね。
 ご自身で入力する際はそういったこと
 には気がつくものなのでしょうが、
 第三者である税理士に任せていたり、
 経理の代行をしてもらったり、
 
 従業員の方に入力をしてもらう場合は、
 こういった点に要注意です。
 【基本的にカードの利用明細は
 領収書とはならない】
 ことになりますので、
 
 カードの利用明細は保存しておくにしても、
 会計資料としてはいったん除外しておき、
 
 逆にクレジットカードを利用した経費分の
 領収書別途取っておき、
 【その領収書をカードと照合しながら
 データ確定をしていく】
 ということが大切です。
■しかしながらそうは言っても、
 もう既に入力をしてしまっている
 ということもあるかもしれません。
 そういった際は、
 【重複しているものを適切に消す】
 ようにしましょう。
 マネーフォワードについては
 そのような機能がついており、
 具体的には会計帳簿の中の仕訳帳から
 その仕訳帳を開いた先に
 
 『重複チェック』というボタンが
 ありますので、その重複チェックを
 押すことにより、
 同一日で同一の金額であるものを
 ピックアップしてくれて、
 【その画面から一括して重複分を
 消すことができる】
 ことになります。
■そのようなデータが備わっているほど、
 【クレジットカードの経費と領収書が
 重複してしまうということが多い】
 のでしょうね。
 こういった点においては、
 どうしても帳簿のチェックをする中で
 多く見られる状況ですので、
 この経費の重複には十分注意して
 申告をするようにしましょう。
■というわけで今日は、
 簡単にではありましたが、
 確定申告にあたり誤りがちな
 【経費の重複について】
 のお話をしてまいりました。
 確定申告も残すところ少しの日数
 となってきましたので、
 そのような経費の重複には十分注意して 
 確定申告をするようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・クラウド会計の台頭により、
 
 【オンラインのデータを用いてデータ確定
 をすることにより会計処理が進む】
 ことのありがたさを感じるところ。
・しかしながら、リアルの領収書と
 この電子データを確定することによる
 
 【会計帳簿のデータが重複する】
 ということが少なからず見受けられるもの。
 
・マネーフォワードにおいてはこういった
 【重複状態をチェックする機能が
 備わっている】
 ため、そのような機能を最大限
 活用しながら、
 【経費の重複は避ける】
 ように心掛けたいところ。
・クラウド会計は大変便利であるものの、
 こういったミスが起こりがちなもの
 であるため、
 適切にクラウド会計の仕組みを理解し、
 また会計の仕組みをも理解し、
 
 【誤りのない確定申告をする】
 
 ことを心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。	





