2024年3月17日今こそ考えたい【個人事業の経理と決断】
15日の確定申告の終わりから、
今度は1月決算法人の決算に向けて
スタートを切っています!
ずっと個人モードだったので、
法人の業務に入ると、
また違ったスイッチが入りますね。
まさに職業病なのかもしれません笑。
さて、そんなことから今日の本題です。
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■確定申告が一段落したところで、
少し以前の記事にも書かせて
いただいたのですが、
【今年度の予算や売上や利益の
目標を立てたい】
というところ。
ちょうどこの時期は節目とも言える
タイミングですので、
予算や目標設定には最適な
タイミングであるように感じています。
そんな中、この売上や利益の目標を
立てる際は、前提として
【会計帳簿が適切に作られている】
ということが必要というところです。
■個人事業主の場合は、良くも悪くも
売上で入ってきたお金が
自由に使えますので、
そういった点において
【どうしても管理がずさんに
なってしまいがち】
なものです。
そのようなことから、適切に自分の中で
【事業で儲けたお金とプライベートの
お金は区分けする必要がある】
というところ。
この区分けをしないことには、
結局事業でどれだけの利益が上がって、
キャッシュがどれだけ増えたのか、
そしてそのようなキャッシュの中で
【プライベートに使えるお金や貯蓄に
回せるお金は、どの程度なのか】
ということすら見えなくなってしまう
というものです。
■そういった際に大切なのが、
【すべてのことにおいて
事業とプライベートを分離すること】
であると言えます。
具体的には、
【銀行通帳やクレジットカードを
事業用とプライベート用に分離】
するのはもちろんのこと、
現金を使う場合は
【現金の財布もまた、
事業用とプライベート用に分ける】
ということなんですね。
■しかしながら、
そもそもの大前提として、
【現金は極力使わない】
ということを徹底した方が良い
と言えるでしょう。
どうしても現金が必要なことはあるかも
しれませんが、多くの場合、
クレジットカードなどの
【キャッシュレスによる支払いが可能】
であるということもあるはず。
現金を使わないということになれば、
銀行通帳からの直接引き落としや
振り込みがされるのか、
またはクレジットカードを使用する
ことにより、
そのクレジットカード使用分が事業用の
通帳から引き落とされることに
なりますので、そのことにより
【事業とプライベートの区分けが
可能になる】
というもの。
■どうしても
【プライベートと事業が混在したような
通帳やクレジットカードを使ってしまいがち】
なものなのですが、大切なのはその
事業とプライベートの区分けをする
ことを『決める』ということなんですね。
その『決める』というルール付けさえ
してしまえば、
その後はそのルール付けに沿って
行動するだけです。
そのルール付けが曖昧であれば、
当然その行動も曖昧になってしまう
というもので、
結果として事業とプライベートが
混在してしまい、
【どれが事業で儲かったお金】
なのか、そしてその中から
【どの程度プライベートとして
使って良いのか】
ということが見えなくなってしまう
かなというところ。
したがって、そのように
【事業とプライベートを明確に
区分けすることを『決めて』、
実際の行動に進む】
ことが何より重要であると言えるでしょう。
■売上や利益を伸ばしていこうとする場合、
また、経営の目標を立てようとする場合は、
上述したような事業とプライベートで
区分けするという大前提のもと、
事業でどれだけ儲かっているのか
ということを適切に把握必要がある
というものです。
これをしておかないことには
【実際に経営目標を達成したのかどうか】
ということすら見えなくなってしまうもの
ですので、
まずは上述したような区分けをする
ということを『決める』こと、
そして、その決めたことを実行するには
どのようにすれば良いかということを
【明確にルール付けをし、
そのルールに従って動いていく】
ということ。
■こういった行動をとることにより、
【適切な経営の未来を考え、
実際に行動することができる】
というものでしょう。
確定申告が終わったこのタイミング
だからこそ、
そのような点を今一度認識して、
【希望ある未来に向かっての
経営についての思索】
をしてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・個人事業主の方については、
まず大前提として、
【事業とプライベートの区分けを明確にする】
ことを考えるべきではないだろうか。
・経営の目標や売上、利益の予算を
立てようとする際、
そのような明確な区分けのもと、
的確な会計帳簿を作成しないことには、
どうしても
【机上の空論になってしまう】
ものであろう。
・大切なのは、
【事業とプライベートの
区分けするということを『決める』】
ということ。
そしてその決めたことに従って、
【明確なルール付けをし、そのルールに従って
行動すること】
が大変重要であるというところ。
・確定申告が終わった
このタイミングだからこそ、
再度経営についての目標を設定し、
そのようにルール付けを明確にし、
適正な会計帳簿を作成し、
【その先の希望ある経営の未来に
向かって進む】
ことを、経営者として考えてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。